フラワーアレンジメントのオアシスセットの順番と、セロハン・ラッピング紙の使い方

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こんにちは。

横浜 東京 神奈川の大きなドラマチックフラワーアレンジメント教室

ブーケット パフュームの相沢 知美です。

本日は

「フラワーアレンジメントのオアシスセットの順番とセロハン・ラッピング紙の使い方」

についてお話をします。

 

セロハンが必要な器とは

ギフト用のフラワーアレンジメントをアレンジする時はオアシスをセットする前に、セロハン、ラッピング紙を使います。これは、使う時と、使わないでも大丈夫な時があります。

では、実際どんな時に使うのでしょうか

セロハンが必要な器

まず、セロハンを使う目的は水漏れ防止です。従って水漏れをしない器には使う必要が無い・・という事になります。

《水漏れする器》~セロハン必須テラコッタ、籠、ブリキ、木製、(プラスチック製)

 

(注意①)プラスチック製でできるものは、器にシールなどで「水漏れの恐れがあります」と注意書きがある場合です。

シールが剥がれといるいる場合もありますので、使う前にこれは大丈夫か・・と水を入れてしばらくく置いてみるなど試してみるのもおすすめです。

 

(注意②)また、ブリキも大丈夫かと思われがちですが、防水加工されていない限り水漏れの危険があります。

《水漏れしない器》~セロハン不要陶器、ガラス、プラスチック・プラスチックは上記の(注意①)をお読みください。

 

全てが水漏れしないわけではありませんので、ご使用前に必ずご確認ください。

ラッピング紙は必要?どんな時に必要?

ラッピング紙をする一番の目的は華やかさを出すことです。

従って箱に包装をかけるのと同じように、花にも色紙を使い飾り立てるという感覚です。

 

しかし、器によつてはラッピング紙が無い方が良い場合があります。

例えば、器を見せたい時。こだわりの器、絵柄が素敵な器。

 

そのような時はラッピング紙が器にかぶってしまい折角の器が台無しになってしまうのでなくても良いと思います。

どんな色を選ぶと良いか

ラッピング紙の色は花の色から1色とるとつながりが出来、花とラッピング紙と一体感が出ます。

 

この時、花より少し薄い色を選ぶとラッピング紙が控え目になり、花が引き立ちます。

お誕生日祝い、退職祝などでしたらご要望に合わせてラッピング紙も選ぶと良いです。

 

開店祝、お店で行われる誕生日パーティーなどすこし華やかさを求められたときはラッピング紙も華やかに花と同じくらい目立たせると良いです。

 

フラワーアレンジメントはその場の雰囲気や目的に合わせ、癒やし系のお店ならラッピング紙も淡く、スポーツジムや、英会話など楽しい印象の時は華やかに・・と使い分けると良いですね。

 

また、仏様用の場合でしたら、白、淡いグリン、淡い水色などがお勧めです。

 

どんな種類のラッピング紙が良いか

ラッピング紙にも様々な種類があります。

例えば、薄く透けるような軽く柔らかい物。

メーカーによって沢山の種類が出ており、種類によって硬さが違います。

 

張りがあり硬いもの、絵柄がついているの、和紙のような紙の物。
一番使いやすいのは柔らかすぎず、硬すぎない・・丁度中間位のラッピング紙になりますがしかしそれぞれ少しずつ変わります。

 

同じピンクでも薄かったり、濃かったりすり為、好みの色と丁度良い硬さで選ぶと良いです。

また、柔らかいラッピング紙はフンワリした花に合います。

 

そして大輪の花を使ったり、モダンな雰囲気の花には張りのあるラッピング紙や和紙などがお勧めです。

ラッピング紙の使い方

ラッピング紙は1枚で使ったり、2枚重ねて色が見えるようにずらして使ったりと様々です。

特に決まりはありませんが、あまり小さな花器でハリのあるラッピング紙を2枚使うとオアシスの重さよりラッピング紙が戻ろうする力の方が強くなりオアシスが浮いてきてしまう事があります。

それ以外は特に気すことなくお使いいただければと思います。

また、ラッピング紙の角をそのままでも良いですし、丸めてホチキスでとめたり角を器の中に入れたりするのもおすすめです。

ラッピング紙とセロハンの順番

では、実際にフラワーアレンジメントを作る前の準備としてラッピング紙とセロハンの手順をお話しします。

 

①ラッピング紙とセロハンを切ります。特にセロハンはラッピング紙より大きく切ります。

 

②オアシスを器に合わせてカットします。丸い器は角を落としておく、下が狭い器は器の形に添ってそぎ落としておく。

 

③ラッピング、セロハンと重ね、真ん中にオアシス置き、そのまま器の中に入れます。

セロハン、ラッピング紙が器から出ているか確認します。

特にセロハンがずれてしまい器の淵より下にある場合は、おミスがこぼれてしまうのでもう一度やり直しましょう。

 

④セロハンを器より一回り大きいくらいでカットします。

あまり小さくなると水を足したときに水がこぼれる事があるので小さく切らないように気を付けて下さい。

(注意③)セロハンは普通のギフトフラワーの場合は1枚でも大丈夫ですが、大きなアレンジメントで、枝物を使う時は枝でセロハンを破ってしまったりする場合を考え、念のため2枚重ねると良いです。

まとめ

これでフラワーアレンジメントのオアシスセット準備は完了です。
一番気をつけたいのは、水漏れです。
器が水漏れしないか。
セロハンの高さは大丈夫か。

そんな事に気を付けて下さればとても簡単にセットが出来ます。

 

これから入学式や母の日のシーズンになります。

そんな時、素敵なフラワーアレンジメントが贈れるようにオアシスのセットの方法を主にラッピング紙とセロハンの事についてお話をしました。

 

ご自分で花を買い、器やラッピング紙を用意して花を活けてみるのも楽しいと思います。

または、この春からフローリストとして働きはじめる方にちょっと予習の学びになれば幸いです。

 

それでは、最後までお付き合い下さりありがとうございます。

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1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
元フローリストとして花に携わり25年以上。
ロビーに生けた大きい花の感動を忘れる事が出来ず、横浜市泉区の自宅リビングで花教室を開講。
基本を学び、大きい花を自由に生ける事が出来るようになるレッスンをしています。
教室以外にも、音楽に合わせ即興で花を生けたり、企業様向けの花講師をしたり、大きい生け込み装花をするなど様々な形で花の感動、魅力をお伝えしています。

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