いつまでも綺麗なミモザのリースを楽しむ為のレッスンレポート

こんにちは。
ブーケット パフュームの相沢です。
3/8はミモザの日です。
イタリアではミモザの日に男性が女性にミモザの花束をあげる習慣があるそうです。
日本にはまだなじみの薄いイベントですか、この日に花屋さんが大忙しになる日も来るかもしれませんね。
フワフワの綿帽子のような小さな丸い黄色い花が枝にびっしり付き、可愛らしさの中にも華やかさがあるお花が人気ですね。
ブーケット パフュームでは季節のレッスンとして皆さまにご案内をさせていただきましたが、
「ミモザでリース、作ってみたかったんです!」と言って ご案内してすぐにお申し込みをくださいました。
やはりお花が好きな人でしたらミモザのリースを玄関に飾るのは憧れですよね。
最近人気のスワッグなどもミモザで作ったスタイルが人気ですが、こちらはまたの機会にご紹介させていただきますね。
さて、ミモザのリースを作る時の注意点を一つお話させていただきたいと思います。
ミモザは乾燥するとそのままドライフラワーになり、フレッシュの時とはまた違った風合を楽しむ事が出来ます。

しかし、ドライフラワーになるとお花が縮れて花が一回り小さくなってしまいます。
その為、 ドライになり花が縮んだときに隙間が出来てリースの土台が見えてスカスカのリースにならないように考えて作ると良いでしょう。
●例えば、ミモザ以外に他にグリーン(葉)を混ぜて作る。
●ミモザをびっしり詰めるくらい入れる。
是非、ひと手間を惜しまず作ってください。
材料がそれほど沢山用意できないときもあると思います。
その時は、
●リースの土台を一回り小さくする。
●他のお花や葉を混ぜる。
●リボンを何カ所が付けてみても可愛いですね。
何かボリュームを出す工夫をしてみてください。
そして、私のレッスンでは、ミモザとユーカリをご用意しました。
ユーカリもまたドライになる葉で、シルバーブルーの色がミモザの黄色と組み合わせた時に大人っぽいリースに仕上がります。
また、ユーカリにもいろいろな種類があり、その種類によっては葉が大きくミモザが隠れてしまうものや、ボリュームが出にくいユーカリもあります。
ミモザのフワフワ柔らかい雰囲気の邪魔にならないような小さい葉のユーカリを選んであげると良いですね。
他にもレッスンでは
●ミモザの小さい花と、細く揺れる枝を引き立たせるための手順。
●曲線的なミモザの枝を形よくナチュラルなリースに作るための方法。
●何処から見ても美しく仕上げるための注意点などをお話しさせていただきました。
そして、もう一つ大切なのはバランスです。
特にナチュラルな作品の時は枝ぶりで枝(花)が一カ所だけが飛び出してしまったり、
花や葉が足り無いところがないか全体のバランスを見ながら丸く作ります。
私のレッスンでは、テーブルの上に平置きにせず、ひっくり返した箱に寄りかからせ、リースを斜めに持ち上げながら作っていただきます。
更に、
●リースを顔の位置まで持ちあげて 目線を変えて、 見てもらったり。
●私がリースを持って離れた所に立ち、リース全体が視界に入るように見てもらい全体のバランスを確認しながらリース作りをしてもらいます。
さて、リースが出来上がったら、次はリボン選びです。
この日も、レッスンが始まる前に「ミモザに合いそうなリボンをこちらにご用意しておきました~」と言うと、
「これが楽しみなんですよね~」と言われました。
実は、私も皆さんがどんなリボンを選ぶか楽しみなんです。
準備をしながら「○○さんはこれかな~。」
「これも好きそうだな」なんて考えたりします。
同じ材料の作品でもリボンの色や結び方で個性が出てきますね。
だから他の方の作品を見るのも楽しく、また、自分とは違う感性が新鮮に感られとても勉強になります。
そして、これはとても大切なことだと私は思っています。
何故なら、沢山の刺激を受け、色んな引き出しが出来たらそれは自分の財産になります。
例えはお友達手作りの作品をプレゼントしたいとき、
お友達からアレンジを頼まれたときなど
自分が好きなテイストも良いでしょうが
「○○さん好きそうだな」
「○○さんのお部屋に合いそうだな」
などその方を思って作った作品は気持ちが伝わるでしょう。
「この場所にはこんなのが合いそうだな」など柔軟に作品が作れるようにもなるでしょう。
今回もまったく違うテイストのリースが出来上がりました。
一つはラブリーな雰囲気のリース。

そしてこちらは、麻のリボンをざっくり輪にしたリース。

ちらは黄色とブルーが爽やかなリース。

そして、こちらは私が作ったリース。

皆さん、素敵なリースを作ってくださりありがとうごさいました。
今年は私の事情と、暖冬によりミモザが2月後半に入荷できる不安だったため、限られた日程しかレッスンを作ることが出来ませんでした。
ご都合が合わず参加できなかった方申し訳ございませんでした。
来年はこのミモザのフワフワ モコモコの可愛いお花より沢山の方に触れていただけたらと思います。
それでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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