こんにちは。
横浜市泉区。
1mを越す大きいアレンジを基礎から学べるフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢 知美です。
葉先の使い方でフラワーアレンジメントが上達
フラワーアレンジメントは花材の使い方で印象がとても変わります。
それは、花だけではなく、葉の使い方も同じで
ほんのちょっとした事でアレンジメントを変えてしまいます。
また、フラワーアレンジメントではオアシスを隠したり
空間を埋める為に葉は欠かせない存在でもありますね。
そこで本日は
【フラワーアレンジメント 葉】使い方で印象が変わる葉。フラワーアレンジメントが上達する方法
と言うタイトルで
ブーケットパフュームの1mを越す大きいフラワーレッスンで生徒さんの作品をご紹介しながら
フラワーアレンジメントが上達する葉の使い方を解説をしてみたいと思います。
葉先を生かしアレンジメントを生けてみましょう
花材の葉の紹介
こちらの大きいフラワーアレンジメントは11月のXmasをテーマにした作品です。
使用した葉は
・アカシア/シルバー色の葉
・孔雀ヒバ/黄緑色の葉
・ヒムロ杉/青緑の葉
・ドラセナ
このように色の違う葉を使う事で、それぞれの葉が引き立つ緑豊かなクリスマスツリーをイメージしたフラワーアレンジセメントを作る事が出来ます。
そして、この4種類の葉はどれも葉先に動きがある葉です。
特にその中でもアカシアは繊細な動きがあり、アクセントになる葉でもあります。
葉の動きを生かしてアレンジする方法
このアレンジメントのポイントは花材の葉先の動きに着目し、葉先を外側に向けアレンジしています。
このような葉先の使い方をすることで
アレンジメントに自然な空間が出来、ゆったりとした印象のアレンジメントを作る事が出来ます。
葉先に動きが無い時の使い方
植物には個体差があり、動きのある葉ばかりではありません。
もし、アレンジメントのイメージと、葉の動きが違う時(動きが無い時)には枝を矯める事で、解決することが出来ます。
矯め方の方法は
葉を手のひらで軽く握るようにしながら下から上に曲げていきます。
ユーカリなどのように茎が丈夫でしなりが強い枝は、指先を使って矯めても折れる事はありませんが
折れやすい枝の場合は、指で矯めると折れやすいので気を付けてください。
形がくっきり出たフォーマルなアレンジメント
本日ご紹介したフラワーアレンジメントはトライアングル(三角形)というフラワーアレンジメントの基本の形を葉先を生かし、形を緩やかな印象に仕上げたアレンジメントです。
逆に、トライアングルの形をくっきり協調させるととてもフォーマルな印象になります。
このようなフラワーアレンジメントは、格調高いクラシックな装いの部屋(会場)などに合うスタイルのフラワーアレンジメントになります。
従って、先ほどご紹介しました11月の生徒さんのアレンジメントも葉先を生かす生け方ではなく
トライアングルの形の中に納まるように葉の動きを表現せずアレンジするだけでフォーマルな印象のフラワーアレンジメントになります。
おわりに。表現力豊かなフラワーアレンジメントを
冒頭でもお話をしましたが、葉先の使い方。
たったそれだけの事でフラワーアレンジメントは印象をガラッと変えることが出来ます。
また、この2つのフラワーアレンジメントの違いを知っているか、知らないかで皆さんがフラワーアレンジメント選択肢の幅も変わりますね。
葉の使い方による効果を知ればその時々で使い分ける事が出来
アレンジメントの表現力も豊かになります。
今日はそんなフラワーアレンジメントの豊かさを皆様にお伝えしたいと思い、葉の使い方を解説いたしました。
どうぞ、皆様のフラワーアレンジメント作りにお役立てください。
それでは、最後までお付き合い下さりありがとうございます。