こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフューム 相沢 知美です。
ヒモケイトウは垂れ下がった姿が素敵な花ですが生け方が難しいそうと敬遠される方も多いいと思います。
しかし、花の個性を知ればアレンジが難しい点を克服でき
花の魅力を知ればそれを生かす事が出来ます。
そこで本日は
【ケイトウ 生け方】ヒモケイトウをフラワーアレンジメントに使う時の上手な生け方
と言うタイトルで
夏から初秋にかけておすすめの花。ヒモケイトウの生け方を
ヒモケイトウを使った1mを越す大きいフラワーレッスンの作品と共にご紹介したいと思います。
ヒモケイトウとはどんな花
ケイトウと聞くと秋の花の印象がありますが、6月の後半から徐々に出回り始めます。
その中でも紐の様に長く伸びた事から名づけられた「ヒモケイトウ」という花があります。
長く垂れ下がりヒモケイトウをアレンジメントに使うと表情が豊かになり、ドラマチックなアレンジメントを作る事が出来き、私もお気に入りの花です。
アレンジメントの大きさでヒモケイトウを選ぶ
ヒモケイトウは、茎から長く下に向かって垂れさがった状態の花です。
色は赤、グリンの2種類があり
太さも細い花から、とっても太い花迄あります。
という事は、太いヒモケイトウは長さもあり、茎も太くなるという事です。
アレンジメントのサイズに合わせてヒモケイトウの長さ、太さサイズも選びましょう。
重たいヒモケイトウ。上手な使い方
ヒモケイトウはどんな大きさ、太さであってもそのボリュームから重たい花になります。
花が重いと、オアシスに挿した時、花が自分の重さでお辞儀をしてしまい、思った所に花を生ける事が出来ません。
そんな時は、ヒモケイトウをオアシスに生ける時は
・少しお越し気味に花に角度をつけて生ける。
すると、花がお辞儀をしてもそれほど前に倒れずアレンジできます。
・オアシスに深く挿す。
オアシスは花を支えてくれます。挿し方が浅いとその分前に倒れてしまいます。
しっかり茎を固定させるような気持ちで深く挿してあげましょう。
ヒモケイトウを魅力的に生ける方法
ヒモケイトウの魅力は、何といっても長く垂れ下がった花です。
花に覆いかぶさるようにアレンジすると表情豊かなアレンジメントを作り出します。
しかし、他の花材の魅力を消してしまっては良くありませんし、
アレンジメントのアクセントになる色や葉と被ってしまっても良くありません。
出来るだけ空間を埋めるように配置する。
また、影響のない花に被せるように配慮しながら配置すると良いでしょう。
それには、アレンジメントの最後にヒモケイトウを挿す事がコツです。
花、葉。全てがアレンジし終わってから、最後のフィニッシュにアレンジメントを飾り立ててあげる間隔でアレンジしてあげて下さい。
まとめ。ヒモケイトウの上手な使い方
ヒモケイトウはこの花1つでアレンジメントがグッと素敵になる魔法の様な花です。
しかし、一番の難点は花の重さです。
そんな花でも、花を生ける時の角度。
花を挿す深さを正しくすれば上手に生ける事が出来ます。
更に、花を生けるタイミングを一番最後にアクセントとして使う事で上手に使いこなす事が出来ます。
きっと、見た瞬間「素敵な花」と思ったと同時に
「どんな風に使ったらよいの?」
「アレンジが難しそう」と思われる方も多いいと思います。
どんな花でも諦めずに使いこなす事が出来れば様々な種類の花で、様々なフラワーアレンジメントを作る事が出来もっともっと楽しくなるはずです。
ブーケットパフュームのレッスンでは、普段手にしないような花に触れ、花それぞれに個性があり、生け方に違いがある花々に慣れて頂く事でフラワーアレンジメントが上達するようレッスンをしています。
こちらのブログても、皆様にアレンジメントのヒントになるよう、旬な花の生け方などをご紹介していきますのでご参考になさって下さい。
それでは、今が旬のおすすめの花。ヒモケイトウで素敵なフラワーアレンジメントを楽しんで下さいね。