バラをふんだんに使い、ピンク色に染めたアイビー、羽根を入れたブーケがウエディング雑誌に掲載されました。
とてもとても光栄な事であり、素敵な機会を頂き本当に嬉しい限りです。
そこで本日は
【ウエディングブーケ 雑誌掲載】25ansウエディング2023年冬号。ブーケ特集にキャスケードブーケが掲載
と言うタイトルでお届けします。
こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
もう、何年も前ですがウエディング会社様からブーケの出張レッスンの講師を依頼され、記事にしたことがきっかで今回25ans2月号の別冊付録25ansウエディング冬号にウエディングブーケを掲載させていたただきました。
25ansウエディングは私がホテルの生花店に勤めていたころとても憧れであった1冊。
ラグジュアリーで、洗礼されたウエディングドレス、結婚式場、結婚指輪などが紹介されているウエディング専門誌です。
当時、数多くあったウエディングブーケを取り扱っていた雑誌もSNSやWebマガジンの波に押されてしまい今は数が減ってしまいましたが、この25ansウエディングは今だ花嫁様にとって強い味方である雑誌です。
ブーケの花材とデザイン
ブーケは白ドレスに合わせ白を基調とし、淡いピーチ色、淡いベージュ色のバラと
スプレーバラを。
とても甘い香りがするバラは幸せな気分にしてくれる花です。
幸福感を一杯感じ、新しい人生をスタートして頂ける花。
また香りは記憶に残ります。
バラの香りは幸せな時を思いだす事が出来る花。
ウエディングブーケの花として花嫁様に是非お勧めしたい花の1つです。
更に、バラは品種によって咲き方に違いがあり、ブーケの印象が変わります。
今回掲載していただいたブーケのバラはカップ咲きのバラで丸みがあり、花が開いた時に花びらの豊かさを感じられるバラを選びました。
そして、ブーケにレースをかぶせたような繊細さを感じる小花と
ピンク色に染めたアイビーと、白い羽根で遊び心を加えてみました。
ブーケの花材
・白バラ/ホワイトマスターピアジェ
・ピーチ色バラ/シフォンベール
・ベージュバラ/リテラチュール
・スプレーバラ/コットンカップ
・レースフラワー(白小花)
・アイビー
・利休草
・白い羽根
ブーケのデザイン
デザインはキャスケードブーケを元に、花があふれ出る良いなシャワースタイルにしました。
私が好きなデザイんで、どんなデザインのドレスでも合わせやすいデザインです。
キャスケードブーケを選んだ理由
沢山あるウエディングブーケのデザイン。
最近は特に花束の様に束ねたブーケスタイルが人気ですが
その方らしいブーケ、ドレスに合うブーケ、会場に合うブーケを手にして素敵な結婚式を挙げて頂きたい
そんな思いから花やグリンを沢山使った華やかなキャスケードブーケをご提案させて頂きました。
キャスケードブーケとは涙の形の様に下に長く垂れ下がったデザインのブーケです。
本来とてもフォーマルなデザインなのですが、そこに花を長く伸ばし作るシャワースタイルの要素を加え、花が揺れ動くスタイルにしてみました。
花が揺れ動くブーケに
花の色や、形など特に決まりはなく自由に作って良いとの事でどんなブーケにしようか考えましたが
アレンジメントでも、ブーケでもその場(人)が美しく華やかに見える花(ブーケ)を作る事を常に意識してご提案させて頂いてます。
勿論、どんなブーケでも綺麗ですよ。
でも、イヤリングでも、スカートでも、揺れ動くものを身に付けるとより女性らしさ、優しさ、優雅さを感じる事が出来きますよね。
ブーケも同じ様に軽やかに揺れ動く事で一層花嫁様を美しく見せる事が出来ます。
今回お作りしたブーケは「花嫁様の動きを優雅に美しく見せるブーケ」をコンセプトにご提案させて頂きました。
25ansウエディングの発売日
今回掲載された25ansウエディング冬号は25ans2月号の別冊付録となります。
発売日は2022年12月26日
◆表紙
25ansウエディング 冬号 P169にて掲載
書店にてお買い求め頂けます。
◆別冊付録 表紙
またWeb版も配信されました。
おわりに。
最期までお付き合い下さりありがとうございました。
今回の雑誌の掲載は私にとって花の仕事を始めた25年前から目標でもありました。
そしてブーケを作りながら当時の花嫁様のお顔、シチュエーションが蘇り熱い思いが込み上げ丁寧に丁寧に作らせて頂きました。
ブーケを2周りも大きい箱に入れて電車を乗り継ぎ代官山の撮影会場に着くまで本当にヒヤヒヤでした。
なんせ、白いバラは傷がつくと茶色くなってしまいます。
私の不注意で人にぶつかっても、ぶつかってこられても駄目です。
そして、撮影では花を綺麗に設置する為カメラマンの方が色んな小道具を取り出し、試行錯誤して下さいました。
実は私も設置方法は考えていたのですが、現場で上手く出来ず(カメラのアングルが悪く)カメラマンさんが助けて下さいました。
更に花のバランス、空間などアドバイスを頂き、葉っぱをちょっと上に、花を抜いたり足したり、レンズ越しに見える花を確認しながら最高の1枚を撮影していただきました。
カメラマンさんの美的センスは素晴らしい。とても勉強になりました。
そして、何より、素晴らしいロケーションを選んで下さったのも感激でした。
代官山の会場は何処を切り取っても絵になるような素晴らしいパーティー会場でした。
その中から水色のダマスク柄の壁紙のあるお部屋と言う私好みで、ブーケのイメージにピッタリの場所。
日差しの入り方も明るすぎず程よい。そんなロケーションを選んで下さり感激しました。
そして、今回担当して下さった広告代理店の方からもとても良いお話を聞かせて頂き充実したお仕事をさせていただき感謝の言葉しかありません。
今回のウエディングブーケのお仕事を通し感じたのは
日々の生活や業務と沢山の事がある毎日ですが、少しでも丁寧にそしてコツコツとお仕事をしていく大切さを感じました。
最期は私の日記の様になってしまいましたが、ここまでお付き合い下さり有難うございました。
明日はまたお花かアレンジメントの事についてお届けしたいと思いますのでまだ是非遊びにいらしてください。
お待ちしております。