こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
本日はフラワーアレンジメントが上達する花の生け方を、大きいフラワーアレンジメントレッスンの受講生様の作品と共にご紹介したいと思います。
さて、皆様はフラワーアレンジメントが上達する為にどのような事をされていますか?
例えば、フラワーアレンジメントのレッスンを受講したり
「素敵だな」と思ったアレンジメントを真似をしてみたり
どれもとても効果的な方法ではありますが、本日お話をしたいのは視点や、体の位置など体の使い方になります。
これは大きいフラワーアレンジメントレッスンの受講生様にもよくお話をする事で
きっと多くの方がこの事を意識されていないと思いましたので、お伝えさせていただきます。
①花を生ける時はアレンジメントの正面に向かいましょう。
アレンジメントの中央はとても大切なポイントです。アレンジメントを体の横に置いて生けると中央を正しく捉える事ができなくなります。
②花を生ける時はオアシスではなく、花のトップ(頭)を見ましょう。
花の向きを配置を確認しながら花を生けると、思った所に花を挿す事が出来ます。
その為、視線はオアシスではなく、花の先端を見ながら生けましょう。
③アレンジメントから離れて花を生けましょう。
花を生けているとつい視野が狭くなります。しかし、アレンジメントは全体のバランスが重要です。そのため、視野を広くするため時々アレンジメントから離れ花を見てみましょう。
そして、花が短くなり高さが足りない所、花が多くかたまっている所などバランスの悪い所を補いながら生けていましょう。
④花を生ける前に、アレンジメントに花を当て、配置、長さを確認してみましょう。
アレンジメントに花を当てる際は
・色んな所に花を当ててみて、もっとも良い配置を見つけてみましょう。
・色んな長さで花を当ててみてもっとも良い長さを見つけてみましょう。
そして、「ここだ」と思う配置、長さが見つけてから花を切りましょう。
また、ここでも重要なのは離れて見る事です。手を伸ばしアレンジメント全体を見ながら花を当ててみましょう。
以上のように4つの事を意識するだけで、皆様のアレンジメントは必ず変わるはずです。
是非、ご紹介した4つの事を取り入れてみて下さい。
今回ご紹介させていただいたアレンジメントは、チューリップをはじめ、春の花を沢山集めたアレンジメントです。
18回のカリキュラムを終え、生けたいデザインを自由に考えてお作りいただくフリーコースに進まれた方の作品です。
花を生ける楽しさの一つは、思い思い花を生ける事にあります。
その日のレッスン花材からインスピレーションを受け自由に花を生ける事が出来るとより納得のいくアレンジメントを生ける事が出来ると思います。
そして、こちらのアレンジメントは中心から花が左右に広がっており、青もじの枝の流れ、チューリップの動きを上手に生かし生けて下さいました。
とても素敵に生けて下さりありがとございました。