こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
これから本館的な花の季節になります。
春の暖かい日差しの中、花を見ると晴れやかな気持ちになります。
また、春の花びらには透明感があり、日差しに当たると輝きを増します。
皆様にも、是非。春の花を楽しんで欲しいと思いますが
「花は長持ちしない」
「花を長持ちさせる方法がわからない」と、思っていませんか?
しかし、花を上手に選び、正しい管理の仕方をする事で花を長持ちさせることができます。
現に、私の1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室では、受講生様から「先月のお花がまだ元気です」という声を沢山頂いています。
そこで、本日は花が一番美しい今とこれからの季節に向け、花を長持ちさせる方法をご紹介したいと思います。
花の原産地が花持ちを良くするヒントになる
花には適した気温があります。
例えばダリアは暑さに弱い特徴があり、初夏から夏の終わりの暑い季節は大の苦手な花です。
しかし、気温が下がる11月から3月くらいまでは花持ちが良く、長く花を楽しむ事が出来ます。
これは原産地を知ると納得する事ができ
ダリアはメキシコや、グアテマラの高原地帯や、コロンビアの熱帯高地が原産地になります。
秋になるとダリアが沢山出回るので、私も大きいアレンジメントレッスンや、花瓶の花レッスンの花材に使いたくなりますが、10月までは暑い日本の気温を考え11月以降に使うようにしています。
そうすることで驚くほど花が長持ちし、花の美しさを楽しむことが出来ます。
花を飾る場所
日差しに注意する
花鉢を買うと、花鉢の札に「置き場所は日当たりの良い所に」と大抵書いてあります。(中には半日影もあります)
花が健康的にいるには日差しは必要不可欠なもので、もし日差しが全く当たらない(気温も低い)場合は蕾が開きにくくなる事もあります。
しかし、陽が当たりすぎると花が開き、花の終わりを早めてしまうほか
人間で言う「のぼせ」「体力消耗」と同じ状態になってしまいます。
乾燥を避ける
人間も乾燥した部屋に長くいると口や鼻が渇き、肌も突っ張るように、花も乾燥のダメージを受けます。
特に、ミモザ、スモークツリー、ユーカリ他
乾燥が苦手な花や葉もあります。
花を長持ちさせるためには、暖房の効いた部屋や、扇風機などの風が当たらない場所に飾るようにしましょう。
最適な置き場所とは
以上の様な点から花を長持ちさせる方法には
・明るい場所
・直射日光が当たらない場所
・エアコン、扇風機の風が当たらない場所
この3つの条件が合う場所に飾る必要があります。
清潔に保つ
花瓶に花を飾る時、フラワーアレンジメントにして花を飾る時。
どちらの場合でも、花を長持ちさせるためには清潔な環境は必須になります。
花瓶に花を飾る時の注意
花や花瓶には様々な雑菌が付着しており、気温が上がると水温が上昇し雑菌の繁殖も活発になってしまいます。
雑菌が繁殖していると
・水に浸かっている茎が傷んでしまう
・茎の中にある水を吸い上げる管に不純物が詰まる
といった現象が起き、花が長持ちする事ができなくなります。
清潔に保つ為の方法
では、花瓶の水に雑菌を繁殖させないようにする方法をご紹介します。
・炭を入れる
・延命剤を入れる
・10円玉を入れる
などの様々な方法があります。
しかし、私が一番効果的だと感じているのが「キッチンハイターを入れる」事です。
使用方法は
①花瓶の内側、花の茎を水で洗い清潔にする
③花の切り口を数mm上を切り、水の吸い上げを良くする
③水に数滴、キッチンハイターを入れる
たったこれだけです。
また、私は5月~10月上旬まではキッチンハイターを入れています。
フラワーアレンジメントでの注意
フラワーアレンジメントにした場合、花やオアシス(吸収性スポンジ)にカビが生えたり
花びらが茶色くなり腐ってしまうことがあります。
これは空気の循環が悪く花が蒸れてしまった証拠です。
特にフラワーアレンジメントで起こる状態です。
そのため
・カビをテッシュペーパーでとる
・茶色くなった花びらをとる
などの対策をしましょう。
まとめ。花を長持ちさせる方法
以上の事から、花は長持ちしないのではなく、花を長持ちさせる方法を知らないと言えます。
ただし、花の種類によっては確かに長持ちしない花もありますし、逆に花持ちが良い花もあります。
近々こちらの内容についてもブログで紹介していきますので、また是非遊びに来てください。
それでは最後までありがとうございました。