こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
横浜の某お寺でお祝い事があり、玄関と和室の装花をご依頼いただきました。
2カ所とも花瓶に花を生けてご用意させていただきましたので、ご紹介させていただきます。
まず、玄関は桜を使い、淡いピンク色で春らしくお作りしました。
玄関は来賓者を最初にお迎えする場所です。
皆様に春の花でおもてなしをしたいとご依頼主様からもご希望があり、香りの良いストックと、可愛らしいダリアの花と共にご用意いたしました。
またご依頼の打ち合わせで
逞しさ、決意、厳しさ、潔さ
など今回のお祝いにちなんだイメージをご希望されました。
そこで、桜とマグノリア(木蓮)のゴツゴツした枝と、大きく広がった枝ぶりがピッタリと思い、こちらを主役に生けました。
桜はこれから咲く5分咲きです。
お祝い当日には8分咲きになっていると良いです。
そして、和室はサンシュユという黄色い花が咲く枝ものと
コデマリという白い花が咲く枝もの
そして、ダリダ、ストレチアといった大輪の花々でダイナミックに生けました。
玄関の生け込みとは違い、和室の生け込みはカラフルで大胆な色使いにすることで逞しさを表現しています。
また赤と白の紅白のお色合い
そして、交じること無いパキッと色分けがされた潔さ。
ダリアはご依頼様の想いを表現出来る花はこれしか無いと思い、選ばせて頂きました。
今回、花を生けながら花に想いを託し、 それを届ける(伝える)のにとても良い方法だと思いました。
おもてなしとして飾るお花、贈り物として贈る花
それぞれ花を見た方にどんな気持ちになっていただきたいか
どんな想いを伝えたいか
言葉や文字だけではなく、花も立派にその役割をはたすことが出来ると感じました。
そして、私もそんな想いを伝える表現力を鍛えていきたいと思います。
この度はご依頼を下さりありがとうございました。