こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
アリウム「丹頂」の生け方を解説します
本来は5月から6月に開花するアリウムですが、3月頃から切花で多く出回ってきます。
アリウムはとても動きがあり、生けると独自生性ができとても楽しい花でもあります。
しかし、1本1本動きに個性があり、どの様に使ったら良いかわからない方も多いいかと思います。
そこで本日はアリウムの中でも「丹頂」という花を使った大きいアレンジメントレッスンの作品をご紹介しながら生け方をお話ししてみたいと思います。
動きを生かして生ける
動きは花の個性でもあります。
折角の魅力を生かさない手はなく、これがアレンジメントは魅力的になります。
では、丹頂の魅力を生かすにはどのようにいけたら良いでしょうか。
動きを強調させる
動きを感じさせる生け方をするには茎が曲がっているいる所が他の花より出ている事が大切です。
それには、曲がっていない所から見えるように生ける事でしっかり花の動きが出てきます。
少し長に花を切り、長く生ける事を意識してみましょう。
茎を交差させて生ける
フラワーアレンジメントは基本的には茎と茎が交差する事は良くありません。
何故ならフラワーアレンジメントは放射状に広がるように生けることで花を深く挿す事が出来
アレンジメントの見た目も美しくなります。
しかし、茎が交差する様子をあえて見せ、交差するラインを楽しさとして表現するデザインもあります。
このデザインと丹頂の予測不可能な動きは相性が良く、より動きが複雑に見え楽しく感じる事が出来ます。
横、上に伸ばして生ける
花の動きに合わせて、横や上に伸ばしてみましょう。
どの向きに伸ばすと良いか花をアレンジメントに当てながら色んな配置、高さ、向きを試してみましょう。
きっと花が輝く場所が見つかるはずです。
またその際、他の丹頂もどの配置、向き、高さが良いか一緒に考えアリウム全体で考えるようにしましょう。
丹頂を生ける時の注意
丹頂の花は小さく、茎も細いことから存在感が弱く感じます。
そのため、花を左右、真中とアレンジメントの中に散らすように生けると楽しい茎の曲がりも、花の可愛さも他の花の印象に負けてしまい感じられなくなってしまいます。
従って丹頂の花を生ける時は、右に、左にと花をまとめて(かためて)使うようにしましょう。
そうする事で印象が強くなり丹頂に自然と惹きつけられるようなアレンジメントが完成します。
まとめ
丹頂の様な花を花材に使うとそれだけで上級者のような個性的なアレンジメントが完成します。
花持ちも良く、花も可愛い為とてもおすすめです。
そして本日ご紹介した丹頂の他にもも動きのあるウンリュウヤナギ、石化柳のような花材を使う時も同じような生け方がおすすめです。
皆様にもこの楽しさを伝えたいと思い本日はご紹介させていただきました。
最後までありがとうございました。