こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
オーバルとはどんなデザイン
フラワーアレンジメントのデザインの中でとてもラグジュアリー感と、花の優美を感じるデザインで
ブーケットパフュームの大きいフラワーアレンジメントレッスンでは春と秋の花の豊かさを感じる季節とデザインの世界観がとてもマッチする為、春と秋のカリキュラムにしているデザインがあります。
それは、「オーバル」というデザインのアレンジメントです。
本日はオーバルを作る時の花材の選び方と、作り方をご紹介したいと思います。
オーバルとはどんな形か
オーバルとは「長細い丸」の形をしたものを言います。
宝石でも「オーバルカット」というものがありますね。
雫の形をした「ティアドロップ」の様な尖った所はなく、全て丸みがありながらも縦と横が同じ長さの円の形ではなく、縦に長い形をしたデザインを言います。
オーバルの花材の選び方
オーバルは、トライアングルやファンスタイルよりも花を沢山使うため花の華やかさを感じる事が出来るフラワーアレンジメントです。
そのためこのオーバルのアレンジメントを作る時は、
①スプレー咲きのボリュームのある花
オーバルはリンカンの中の空間がとても広い為トルコキキョウ、スプレーマムのように1本に沢山花が咲いている花で、スプレー咲きのボリュームのある花がおすすめです。
②輪郭をしっかり描く事が出来る花。
例えばスプレーカーネーション、スターチスなどの様に切り分けて使えるスプレー咲の小さな小花が必要になります。
③メインになるような花。
オーバルは沢山の花を使う為、他の花より大きいガーベラ、ユリ、ダリア、八重咲のトルコキキョウなどを使う事でメリハリのあるアレンジメンになります。
オーバルアレンジメントの作り方
オーバルを生ける時は以下の様な手順で素晴らしいアレンジメントを誰でも生けれるようになります。
①花器の縁に葉を生ける
②オーバルの形の輪郭を生ける
③メインの花を生ける
④空間を埋める
この順番で生ける事で形の綺麗なオーバルが出来
空間が均等に埋り完成度の高いフラワーアレンジメントを作る事が出来ます。
空間を埋める時のポイントは
空間を埋める時は
大きい花、目立たせたい花→小さい花。の順番に生ける事でバランスよく空間を埋める事が出来ます。
花材のご紹介
・メイン
ラナンキュラス(シャルロット)/オレンジ
・輪郭の花
スターチス(淡いオレンジ色)
スプレーデルフィニウム(紫色)
・空間の埋め(大きい花、目立たせたい花)
レースフラワー、スカビオサ
・空間の埋め(小さい花)
スターチス、スプレーデルフィニウム、ブプレニューム(グリーン)
・アクセント
フリージア
おわりに
オーバルは沢山の花を使う為とても生け応えのあるフラワーアレンジメントで、生け終わった時に満足感を感じていただけると思います。
しかし、受講生様の感想では少々綺麗な形に生けるのが難しい。と言われています。
もしも、皆様も難しく感じましたら、勇気を出してもう一度同じ花材で1から生け直しをしてみて下さい。
オーバルはそのくらい難しいアレンジメンです。
そしてそんな花との向き合い方をする事で、きっと綺麗なオーバルを生けれるようになります。
是非、今日のブログが少しでも参考になりましたら嬉しいです。