こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
はじめに
ダリアと枝物を使い春らしいクレッセントスタイルのアレンジメントを生けました。
本日は動画をご紹介しながら、クレッセントスタイルの生け方をご紹介したいと思います。
クレッセントとは
クレッセントとはフラワーアレンジメントの基本的なデザインの1つで、
ブーケット パフュームの大きいフラワーレッスンでもとても人気のあるデザインです。
フラワーアレンジメントのデザインだけではなく、ウェディングブーケにも使われるデザインです。
そして、形は三日月の形をしていますが、下向きだったり、上向きだったり
ウェディングブーケでは横向きの三日月があります。
クレッセントの作り方
輪郭を生ける
形のあるフラワーデザインを生ける時は、花を配置しながら形を作ることが大切です。
そのため、最初に小花で輪郭を作ります。
これをアウトラインと言います。
枝物の使い方
今回はクレッセントの輪郭にアカシアとアオモジの2種類の枝物を使いました。
アカシアは葉っぱを生かし、花器の縁に
アオモジはラインを生かし長く左右に生けました。
どちらもクレッセントの形に当てはまるよう向きや左右などの配置を考えて使っています。
空間を埋める
輪郭が生け終わったらメインの花を生けます。
今回はダリアの花を生けました。
今回はとっても素敵なダリアの花を見つけ生けることが出来ました。
春らしい淡いオレンジ色と、ぷっくら丸いフォルムが可愛いダリアです。
ダリアの生け方
ダリアは大輪でインパクトのある花です。
この様な花を全て正面に生けてしまうと花の印象が強くなり、他の花々の美しさ、繊細さが感じられなくってしまいます。
そのため、花の向きを左右、上に向けて生けてみましょう。
花の様々な角度で見せる表情も情緒があり素敵です。
◆ダリアと秋の花のクレッセント

◆バラのクレッセント



小花で空間を埋める
最後に、最初に生けた輪郭の中を小花で埋めていきます。
花と花でつなぐように
そして正面からだけではなく横から見た時に程よい膨らみが出るように生ける事で奥行のあるフラワーアレンジメントを生ける事が出来ます。
花の向きを見ていける
花には裏と表。右向き、左向きがあります。
一番分かりやすいです見極め方は、花をまわし一番花が美しく感じる所を探します。
そして、その向きに合わせて花を配置していきます。
クレッセントの生け方のポイント
①バランスよく生ける
横に広すぎても、縦に長過ぎてもバランスが悪いため、輪郭を生けるときにバランスが良いか確認しましょう
②中心を短く生ける
クレッセントは左右が長く、中心を低くすることで形が出来ます。
思ったより中心を短くすることで、メリハリが出来き、形が良くなります。
(上のアレンジメントは下向きのクレッセントです)
終わりに
クレッセントは受講生様だけではなく、私もとても好きなデザインです。
その理由は花の表情を自分で物語を考えながら生けることが出来るからです。
春でしたら花の芽吹きを感じるように
秋でしたら哀愁を感じるように
自分で花からのインスピレーションを感じ、それを表現できるのが生けていてとても楽しいのです。
ぜひ、皆様にもこの楽しさが伝わればと今回は動画とブログでご紹介させていただきました。
皆様も機会があれば生けてみて欲しいアレンジメントレンジメン
それでは、最後までありがとうございました。