こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
4月におすすめの枝物をご紹介します。
それは、ピンク色のユキヤナギです。
切花では1月から出回っている春の枝物ですが、地植えの物では今が旬。
お庭や公園などで満開に咲いたユキヤナぎを見る事が出来ます。
一般的なのは白い花のユキヤナギですが、3月~4月になるとピンク色の雪柳が出回りますが、その色はごくごく淡いピンク色。
淡く儚い色合いがとても可愛く、春らしい柔らかい印象のアレンジメントを作る事が出来ます。
ただし、白いユキヤナギは1月から4月上旬と長い間出回っているのに対して、ピンク色のユキヤナギは3月から4月と短い期間しかありません。
雪柳の生け方
枝を長く生ける
今回このピンク色のユキヤナギを使って大きいフラワーアレンジメントのレッスンをしました。
ユキヤナギの枝は真っ直ぐ伸びた枝が固く強い印象ですが、枝先は細く繊細な動きをしています。
今回は長く使う事で枝の強さが伸びやかに感じ、枝の繊細さと両方を感じる事ができました。
更に空間がピンク色に染まり、春の景色を切り取ったようなアレンジメントになりました。
是非、思いっきり長く生けユキヤナギの魅力を感じてみて下さい。
◆そのほかのユキヤナギのアレンジメント




枝を剪定する
ユキヤナギは枝先に細かく枝が分かれており、花が咲くととてもボリュームが出ます。
それによって枝のボリュームが重く感じる場合があります。
その場合は、枝を剪定してボリュームを調整し、アレンジメント全体のバランスを見ながら整えます。
また、剪定して落とした枝もアレンジメンとの中に生けると華やかさが増します。
もし、短すぎてしまう場合は小さな花瓶に生けるとまた違った楽しみ方が出来ます。
◆雪柳の使い方、剪定、選び方



雪柳の切り方
ユキヤナギは水が下がりやすい枝物です。
水が下がると花が縮れ、下を向いてしまいます。
そのためユキヤナギを生ける時は、枝を折って使いましょう。
少し硬い為、手で折れない時はハサミで切り込みを入れて折ると良いでしょう。
(まだ蕾の白いユキヤナギ)
おわりに
今回ご紹介したユキヤナギは以前から使いたいと思っていた枝物でしたが、出回っている時期が短い為なかなか使うタイミングが有りませんでした。
そのため今回仕入れる事が出来、レッスンでどんな作品が出来上がるか楽しみにしていました。
他にも、週末のスタンド花の花材にも使う予定ですので完成したスタンド花もご紹介したいと思います。
花粉症で苦しい方もいらっしゃるかと思いますが、春は花の季節。
外を歩きながらユキヤナギを探してみて下ざい。
皆様の所にも素敵な春が来ますように。
ありがとうございました。