大きなアレンジメントと小さなアレンジメント。どんな違いの感動をする?/フラワーアレンジメント教室 横浜未分類 2021.04.18 2019.09.14こんにちは。1000㎜²のドラマチックフラワーアレンジメント教室ブーケット パフューム 相沢 知美です。 さて、秋から始まる新コースレッスン「ドラマチックフラワー」ですがこの花の魅力を1つずつ刻々とお話してみたいと思います。本日は【大きなアレンジメントと小さなアレンジメント。どんな違いの感動をする?】というテーマでお届けします。私が、この大きなアレンジメントに出会ったのは今から数十年前・・・ 当時、まだ独身だった私は様々な技術を身に付けたく横浜の某ホテルでフローリストとして働いていました。そのホテルの建物はそれほど大きい訳ではありませんでしたが、観光地であるその場所には国内外のお客様が数多く利用するホテルでした。 そして、特徴的だったのが、ロビーにとても大きな机があり、そこに机一杯の花を活ける。それは、わざわざ東京から花を見に来る人かいるくらい立派な花で当時、このサイズの花を活けているホテルはそう無いのではと思うくらいでした。 最初は見習いとして、活ける先輩に花を手渡ししたり、床に落ちた花を履いたり荷物を作業場からロビーまで運んだりと・・・見ながら覚えそして、先輩が「この花を活けてみる?」と差し出されて小花を少しずつ活け1種類が2種類・・・3種類そして、最後は「裏に花を活けて」と裏のオアシスを隠す花を活けさせてもらえるようになりました。 そんな日が長く続き、1年半・・・くらいたった時。「一人で活けてみなよ」と、先輩に言われて先輩が掃除をしてくれて、花を渡してくれてとずっと憧れていた立場に立った時、とても嬉しかったのを覚えています。 しかし、もっと私の心に深く残っているのは「感動」という「衝撃」です。あの時、胸を硬い物でたたかれ、何かが弾けるように砕けたそんな衝撃が私の心に走りました。 それは、今まで活けていた小さな花と違い花や植物の大きな動きをそのまま活かして活ける躍動感。「限られた大きさの中で活ける」のではなく枠を飛び出すように活けるダイナミックさ。 丸くラウンド型にしましょう・・・三角形に活けましょう・・・などではなくもっと植物の特徴と自分が感じだインスピレーションを大切に自由に活けることが出来るのがこの「大きいアレンジ」の素晴らしい所です。実は、この感覚は私だけなのかな・・・と最初は思っていました。だから、「いつか生花のレッスンをしたい」という気持ちはありましたが「大きいアレンジメント」とは思ってもいませんでした。 しかし、職場の先輩とあった時。「大きいアレンジの方が楽しい」という声をきいて、私は「きっと多くの人がこのアレンジを楽しんでくださるはず!!」と、このレッスンのスタートを決意しました。 実際、私の教室に来て下さっている元生花店勤務の方は「大きいアレンジは楽しそうで、皆やりたい仕事だった」と話してくれました。 もし、あなたがフラワー講師だったとしたら・・大きいアレンジが作れる更なる技術アップとしてサービスを展開出来るでしょう。 そして、他の教室と差別化だって出来るでしょう(この大きさをレッスンしている所は早々ありせん)新たな花や植物との出会いに、花の魅力を深く理解で、それをレッスンで生徒さんにお伝えする事が出来るでしょう。 もし、あなたがフラワー経験者だったら・・・今までにないスタイルの花にきっと驚きと、そして自由に活ける喜びを感じる事でいょう。先日、このような感想も頂きました。 ◆15年ほど前に3年位フラワーアレンジメントを習ったけど、大きいアレンジを組むのは爽快感がありました。 ◆経験者向きとうたっていたけど、この講座なら初心者の方でホテルのロビーに飾るような豪華なお花に良いと思いました。 ◆この大きなアレンジを家に飾れるとしたら・・・このまま(大きく)持ちかえりたい衝動に駆られました。〈途中省略〉 ◆オアシスをシダで隠すような細かいフラワーアレンジメントしか知らない私には未知の経験でしたが、まさにダイナミックなアレンジでした。 など。皆さん、この「大きさ」にとても感動してくださいました。普段、私たちは「常識」「ルール」というものの中でくらしています。それは、人間関係や物事を良くするための優しさだったり、マナーだったりするのでとても大切な事でもあります。 しかし、時にはそうではなく、おもいっきり枠からはみ出してみるそんに非日常的な大きさが、きっと私達に「爽快感」や「開放感」といった言葉で感じる事が出来るのではないでしょうか。