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こんにちは。
横浜市泉区 大きな花に特化した造形フラワーアレンジメント教室。
ブーケット パフュームの相沢 知美です。
本日は
【フラワーアレンジメント 色合わせ】秋の季節の花材を組み合わお洒落なフラワーアレンジメントを作るおすすめの色合わせ/フラワーアレンジメント教室 横浜
をご紹介していきたいとます。
秋のお花でフラワーアレンジメントの色をイメージ
9月、10月のレッスンの準備は夏の暑い中、市場で秋らしい花を調達してアレンジ制作しましたが、流石に11月の花はまだなく、先日ようやく11月のレッスンの準備をしました。
皆さまも昨年の秋のレッスンを思い出しながら秋のレッスンを考えている頃だと思います。
ブーケット パフュームの秋のフラワーアレンジメントは、「ピンクと茶色」です。
テーマに「秋の終わり」と、「ドラマックな色合い」がありましたので
①多色使いにしない
②暗くならないようにする
を意識してこの色合いのデザインになりました。
では、皆さんは秋と聞いて、何色を連想しますか?
きっと、赤、オレンジ、黄色などではないでしょうか。
それは、紅葉の赤、銀杏の黄色、柿のオレンジに栗の茶色など
目にするものからの影響も強いように思われます。
しかし、もっと理論的に秋の色を知ると、秋のアレンジメントを作る時にデザインに幅やオリジナルティーを作ることが出来ます。
今日は秋の色を理論的にご説明していきたいと思います。
季節の色、秋の色からお花を選ぶ
皆さまはご自分のカラー診断をしたことがあるでしょうか?
肌の色でその人に合う色を見つけるもので
「スプリング」「サマー」「オータム」「ウィンター」と4つの春夏秋冬に分けられています。
ちなみに私は「オータム」です。
中でもオレンジ、黄色、グリン、ゴールドなどの落ち着いたオータム色が合うそうです。
(10年前と変わってなければ・・・)
こちらがその秋の色を表したパーソナルカラーです。
こちらのパーソナルカラー表を見ていただきお気づきの様に温かみのある色や、
グリンでも若葉の様な青々としたフレッシュなグリーンではなく、
オリーブ色、カーキー色の様に黄色味かかったグリーンなど枯葉の様な色です。
もっとわかりやすいのは、色には「寒色」と「暖色」があり、「暖色」のように黄色、オレンジ、赤など炎の様に温かみのある色の方が秋らしい色になります。
更に色は明度と彩度で表すことが出来ます。
渋みのある「グレイシュトーン」と、重く厚みのある「ダークトーン」、「ダルトーン」「ディープトーン」が秋の色になります。
例えば、赤ならサクランボウのような明るく鮮やかな赤より、エンジのようなトーンの落ち着いた赤。
黄色はレモンの様な爽やかな黄色ではなく、マスタードのような黄色。
オレンジは柿やかぼちゃの様な深さ、渋みのあるオレンジとなります。
フラワーアレンジメントをお洒落にする秋の花とは
しかし、皆さまの様にフラワー講師の方や、今まで沢山の秋の花をアレンジしてきた花経験者の方でしたら
・今年らしいオシャレな秋色にしたい。
・去年と違う秋色にしたい時。
・生徒さんにこんな秋色も素敵と喜んでもらいたい。
・個性を出して、他のフラワーアレンジメントとは違う秋アレンジにしたい。
・今までの秋色はマンネリしてしまい他の秋色を模索している。
・今までの秋色はもうつまらない。
と、お悩みの方も多いいはずです。
では、ブーケット パフュームが2019年 秋にご提案したい「ピンクと茶色」秋色について深くご説明をしたいと思います。
まずはピンク、茶系の色合わせをしたフラワーアレンジメントをもう一度ご覧いただきたいと思います。
ピンクはグレイッシュカラーのピンクのバラと
コーラルピンクをくすませた渋みのあるピンクを使いました。
そして、ストロングカラーの紫式部
紅葉した葉にはディープカラーの黄色、茶色、赤を使っています。
全体的に彩度(鮮やかさ)を落とした色合いばかりなのでまとまり良くなっています。
どれも秋のドラマチックさを出すのにピッタリのカラーです。
もしも、カンガルーポーのようなからし色の黄色や
ハナナスのようなオレンジを入れ、色鮮やかな色使いにすると「豊かな実りの秋」、「初秋」などのイメージになります。
晩秋はまさに枯葉の色。
路面いっぱいの枯葉の絨毯をイメージすると想像も広がるでしょう。
2~3色の深みのある色を晩秋のイメージになります。
従って、色の数でどの時期の秋なのか、そこにストーリーを作ることが出来るのです。
10月なら収穫祭などをイメージして、秋の賑やかさを出した3~5色のデザイン。
11月は晩秋らしく2色位のシックで落ち着いた色がおススメになります。
ブーケット パフュームおすすめの秋の花はジニア
そして、ブーケット パフュームがこの秋にイチオシする花は「ジニア」です。
近年とても人気のある花で、世界中の有名なフローリストがこのジニアを使っています。
市場での出回り時期は春から秋になりますが
彩度、明度の低いピンクは秋にピッタリの花になります。
1輪の花の中で微妙に花びらごとに色が違ったり、花の表と裏とても印象の違いを楽しめる素晴らしい花です。
そして、少しずつ色が褪せてきて、より彩度と明度が下がるその映りゆく色を楽しこともできます。。
では、先ほどの色の話の復習を交えて
ジニアを入れたフラワーアレンジメントを作る時の事をお話したいと思います。
秋の始まりのイメージでしたら、彩度の高い赤や、オレンジをあわせて賑やかな感じに。
瑠璃玉アザミなどの深い青とも相性が良く、上級者の色合わせに見えます。
(但し、色の分量には気を付けて下さい。瑠璃玉はインパクトが強いのでポイント的に少量位が良いと思います。)
グリンは、鮮やかな彩度の高いグリンも、彩度の低いシックなグリンもどちらも合いますが
賑やかな秋、初秋をイメージするなら彩度の高いグリンで、更に葉の厚みがあるものの方が秋らしい重厚な雰囲気を出すことが出来ます。
(補足)スマイラックスのような葉の薄い物は光を通してしまい、軽い印象に。しかし、ルスカスの様に厚みがあると印象ががらりと変わり重量感が出ますので、合わせるグリーンにも工夫をすると良いでしょう。
秋の終わりは写真のように茶系とシックなピンクと合わました。
他にも黒やエンジの様ないろと合わせるともっと深みが出てお勧めです。
グリンは、カーキー色や紅葉した葉。
もし、紅葉した葉が無ければ写真の様な染色した葉などを使うと良いです。
そして、アレンジを閉める意味で先ほどと同じようにルスカスなどの深いグリンが入ると良いです。
ジニアをフラワーアレンジメントに使う時のコツと注意点
ここでジニアを使ったアレンジで皆さんにお伝えしたいのが
イメージの方向性です。
高級感のあるデザインなのか、それともナチュラル感のあるデザインなのかです。
ジニアはガーデニングとしても人気のある花ですが、けっしてバラの様な高価な鉢植えではありません。
また、花の形も可愛らしいため意識しないでデザインをすると「カジュアル」「可愛い」という方向に行ってしまい、アレンジが完成した時には「イメージと違ってしまった」「悪くはないけと何か足りない」といった中途半端なアレンジになってしまいます。
もし、「高級感のあるアレンジ」、「大人っぽいアレンジ」、「オシャレなアレンジ」を目指すなら
①花器選び
②花の量
③色の数
に注意をすると良いです。
まずは①花器選びは天然素材と良く合いますが、ナチュラルカラーの物より、トーンの落ち着いて木製や、ペイントがされたもの。
陶器も同じようにトーンの落ち着いた色の方が洗礼されたおしゃれな印象になります。
②花の量は、ボリュームがある方が良いです。アレンジの大きさを一回り小さくしてもボリュームがあったほうが見た時の印象が違います。大小の花や、葉、リボン(ラフィアとも相性が良いです)などでギュット詰めたアレンジにすると良いでしょう。
③色の数はとても重要です。一般的に色が多いいほどカジュアル感が増し、色が少ないほど洗礼された大人っぽさが出ると言われています。(使う色のトーンにもよる)
色は少なくしてグラデーションにして使うなどとすれば、華やかさも出てとても素敵なアレンジメントが出来ます。
以上の様に、この秋はジニアを上手に使って今までにない秋のフラワーアレンジメントに挑戦してみては如何でしょうか。
そして花や植物を通して、深まりゆくドラマチックな秋を楽しむ事をお勧めいたします。
ブーケットパフュームでは只今、体験レッスンを開催しています。
是非、ご不明点などお気軽にお問い合わせいただければと思います。
体験レッスンはこちら体験Lesson
また、この様なフラワーアレンジメントの作り方のコツや、花の管理、扱い方。
そしてブーケットパフュームがときめいた「トキメキ花」などをこのブログでご紹介しています。
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