こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。

GW。前から行きたいと思っていた東京青山にある「根津美術館」に行ってきました。
この時期、美術館では「光琳派-国宝「燕子花図」と尾形光琳のフォロワーたち」と題し、「燕子花図」が展示されていました。
今回は、いつものブログとは様子を変えつつ、今が旬のカキツバタにちなんだお話と
最後に菖蒲をつかったアレンジメントをご紹介したいと思います。

さて、表参道駅から徒歩10分程。表参道とは逆の方に歩いていくと、竹に囲まれた建物が見えてきます。
周りは洋風のお洒落なお店が立ち並ぶ中、ひときわ目立つこの和の建物に惹かれ、長年行きたいと思っていた美術館でした。

到着してまず、真っ先に向かったのは、都会とは思えない緑に囲まれたお庭です。
美術館の周りを行きかう車の騒音は完全に遮断され、小さな小川から流れる川のせせらぎが聞こえ
別世界に来たようなお庭でした。

そして、小川の先には大きな池があり、この日のもう一つのお目当てである「カキツバタ」の花を見る事が出来ました。

中でも私が、印象的だったのは、池の水面に映る木々や、カキツバタの花です。
鏡のような水面が、太陽の光で輝き、風で揺らぎ、実際の花や葉と違う美しさがありました。

お庭をじっくり見て、沢山写真を撮り、お土産コーナーでポストカードや、カキツバタの柄の懐紙を買いました。
実は、ポストカードや紙ナプキン、懐紙などが大好きでつい集めてしまいます。
(とは言え、使いきれないので最近は買わないようにしてました)
そんなお買い物を楽しんだたとは、一番の目的「燕子花図」へ。
そこで、衝撃だったのは
普段のアレンジメントレッスンでは「奥行」が大切とお話しています。
奥行を出す事で立体感が感じられ、花の豊かさを感じる事が出来るからです。
しかし、光琳の燕子花立体感を出さずに描いてました。
もっと、正確に言うと、絵は色で立体感を出しますが、光琳の燕子花図は背景の金色、葉の緑、花の青ととてもシンプルな色使いで描かれていました。
しかし、しっかり花びらや葉のラインでしっかり立体感を感じる事が出来
沢山の色を使わないからこそ、金色と青、緑の色のコントラストが強調され、光琳が見せたかった李氏はこのカキツバタの鮮やかな色なのか・・・はたまたどんな意図があったのか・・・
ん・・・ただ、こうやって考える事が絵画や音楽の楽しさですよね。
さて、尾形光琳の作品と、光琳の弟子たちの作品。
そして、華やかな屏風や掛け軸の絵以外にも、私がとても気に入った絵がありました。
それは、墨絵です。
筆を自在に操り、墨の濃淡で陰影を出し
花に共通して感じたのは「引き算の美学」です。
また、描かれた動物や、人の表情がとても愛らしく印象的でした。
日本がは、なかなか奥深いです。
さて、尾形光琳の作品展は5/10㈰迄だそうです。
チケットは前売り券を早めにご購入する事をお勧めします。

最後に、カキツバタではありませんが、菖蒲の花を使ったアレンジメントをご紹介します。
初夏の花、菖蒲と、ナデシコ、ラクスパー、キキョウラン(葉)に、ダリア、トルコキキョウなどを使ったアレンジメントです。
菖蒲の真っ直ぐなラインが爽快なアレンジメントです。
菖蒲は、やはり長く使うと、花の魅力を感じますね。
それでは、本日も最後までありがとうございました。






