こんにちは。
横浜 東京 湘南 大きなフラワーアレンジメント教室
ブーケット パフューム 相沢 知美です。
本日は
【フラワーレッスン 横浜】花を写真に撮る撮影会をフラワーレッスン後にする訳とは。
と言うタイトルでお届けします。
昨日の天皇陛下 即位を祝うパレードを拝見しとても美しく、そして雅子様が流された涙にとても感動をしました。
テレビでは「涙のその思い」とコーナーがあり、残念ながらその理由の真相はわかりませんが
でも、表情がとても穏やか、晴れ晴れとしていた事。
そして最近の災害が続いた事にも今回の式典で触れられていたことから、勝手で恐縮ではありますが雅子様の想いを想像し
平和を願った日でもありました。
さて、私は3年前に一眼レフカメラを買いました。
そして、私がカメラを始めたきっかけは花をもっと綺麗に撮影したいと思ったからです。
その時は単純にブログに綺麗な写真を撮って、多くの方にブーケット パフュームの花を見てもらいたい。
きっかけはあくまでも仕事の為。
そして綺麗な花の写真が多く出回っている今の世の中では必須だと感じたからです。
そこで私は写真教室を探しました。
しかし「写真教室」と、一言で言っても何を教えてくれる教室かによって教室の個性に違いがあるのです。
街を歩きながら風景を撮ることを教えてくれる教室。
お菓子やお料理の撮影を専門に教えてくれる教室もあります。
花の名所に行って季節の花を撮影する技術を教えてくれる教室。
また、人物、いわゆる「ポートレート」の撮影を教えてくれる教室などなど。
本当に様々です。
私はその中でより自分の撮りたい写真を考え、「花」という被写体に合った撮影技術が学べそうな教室を探しました。
そして、見つけたのがLiving Photo の今道しげみ先生です。
先生のお教室は「リビング」という教室名がまさに代名詞なだけあり
暮らしの中の花や雑貨、お料理など日常の素敵な一瞬をリビングと言う室内で、しかも手軽でありながら素晴らしい写真を撮影する技術をレッスンしてくださいます。
ただ、少し迷ったのが、我が家からの距離でした。
もう少し近くて通いやすい所の教室が無いかと思いましたが、しげみ先生より素晴らしい写真に私はすっかり魅了されてしまい
「折角習うなら自分が一番だと思う先生に習いたい。」
そんな思いで片道1時間半かけLiving Photoの今道 しげみ先生の教室に通い出しました。
6ヶ月のレッスンで私は写真の撮影技術を少しずつ理解し、先生のご指導のお蔭で自分の写真が変わっていく事を実感しする事が出来ました。
そして今まで写真が楽しいなんて思ったことはありませんでしたが、その時の私はもう楽しくて、楽しくて。
写真を撮り始めると一日中カメラを握っていられる。そんな風に思う様になりました。
※こちらの写真は最後の課題のレツスンで自宅で撮影し、先生に見て頂いた写真です。(写真のスタイリング等はしげみ先生とは関係ありません)
レッスンに通う前は自分がこんなダークシックな撮影が出来るようになるとは思ってもいませんでした。
6か月間のレツスンで今道しげみ先生にカメラの楽しさを教えてもらった事をきっかけに、私はある事を思い出し、そして写真を通して感じた事がありました。
今日はこの3つの事についてブログでお話したいと思います。
人生を変えた花の写真
それはまず、写真が私の人生を変えてくれたこと。
私はOLから生花店に転職をしました。
今では「未経験者可」なんて従業員の募集チラシを目にしますが、当時は「経験者のみ」というお店がほとんどでした。
当時の私の様なフラワーアレンジメント教室には長く通っていても、花の業務としての実績が無い未経験者を雇ってくれる生花店は無い時代でした。
不安に感じた私に対してこの時私が通っていたフラワーアレンジメント教室の先生で、この私の大きな決断に背中を押してくださった先生から
「あなたの花の写真を持っていきなさい」というアドバイスを頂きました。
私はフラワーアレンジメントのレッスンで作ったアレンジメントの写真と履歴書を手に面接を受け、念願の生花店に勤める事が出来たのです。
その後もホテルの生花店に転職する時も写真を持っていき自分をアピールする事が出来ました。
どんな時も写真によって自分道が開けた。
そんな実感と共に写真の重要性をとても感じていたのでした。
私は自分の経験から、生徒さんにも写真を撮る事を薦めています。
それは、何処でどんな風に役立つかわからない。
今、自分が想定しない未来があるかもしれない。
自分に来たチャンスを掴みたい時、写真があるだけで大きく変わる。
そんな私の実体験から、レッスンで作ったアレンジメントを写真に残す事をお勧めしています。
花の命を写真に残す
次に、私が花の写真を撮る理由は「この時の一瞬を残すため」です。
綺麗な生花を眺める事が出来るのは、だいたい7日前後でしょう。
決して永遠ではありません。
そしてそれは、生花だけではなく、プリザーブドフラワー、造花、ドライフラワーも同じで、埃で汚れてしまったり
中にはレッスンで作ったアレンジメントをプレゼントする事もあると思います。
更に生花、造花、プリザーブドフラワー、ドライフラワーとどんな花であってもアレンジが出来た瞬間が一番美しくあります。
そんな花の一瞬を写真として永遠に残しす。
時にはその写真を振り返り、花に触れた時の悦びや花の美しさに感動したその時の思いが蘇ってきます。
そんな楽しくも、幸せなひと時は私達だけではなく、花にとってもきっと嬉しいはずです。
これは、花は人に見てもらい、感動してもらったり
楽しんでもらえたりするのが一番の喜びだと思うからです。
花の儚い命を写真として永遠に残し、楽しむ事が出来る
それがレツスンで花の写真を撮影する魅力です。
花の世界を切り取る
そして、最後に私が写真を撮影する理由は
違う花の表情を見る為です。
人もそうですが、着るもの、髪型、お化粧で印象がガラッと変わるように
花もその印象をガラリと変えて違う一面を見る事が出来ます。
それは、撮影のシチュエーションだったり、撮影する時のアングルだったりします。
花を机の上でアレンジしている時と、その花にとって最高の舞台を用意してあげて撮影してあげた時とでは全く別の表情、世界観を見せてくれるのです。
更に、角度によって見える花の表情。
レンズによつて切り取られた花には世界観が広がりストーリーを感じる事ができます。
フォーカスされた花の魅力。
クローズアップアップした時に見える新たな花の魅力にいつも私はワクワクしするのです。
私もまだ写真は人に教えられるほどの技術はありません。
まだまだ勉強中で、先日も名古屋のStudio Photogenique のKojoma Chikaさんに横浜で半年間のレッスンを受講させていただきました。
※こちらはちかさんのレツスンで受講生が用意した被写体で撮影しました。
そんな未熟な技術ではありますが、レッスンの作品は私が撮影して生徒さんに差し上げる事も多く、大変ご好評いただいてます。
勿論、ご自分で撮影する方も多いいです。
写真が好きな方は
「50枚も撮影しました」と楽しんでくださっていたり
写真にチャレンジしたい方は
「今度一眼レフを持ってきます」と次回のフラワー撮影を楽しみにして下さっている方もいます。
過去の作品も時々苦笑しながら見直す事もあります。
それでも私にとってもこの撮影した写真は宝。
皆さまも、是非、資料としての花の撮影だけではなく
花の魅力にクローズアップし、花との一期一会の出会いを楽しむ撮影も同時に楽しんでみては如何でしょうか。