こんにちは。
横浜市 泉区。1mを越す大きい花のフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢 知美です。
1月も10日が過ぎました。
2020年最初のレッスンをスタートさせたフラワー教室も多いいのではないかと思います。
お花の教室では季節感というのは非常に大切だと思います。
何故なら
12か月ある1年の中で数カ月しか無い花に出会うと特別な気分になります。
今回はそんな季節の花の中で
スイートピーの花の知識と花の管理方法。
そして、フラワー講師の皆様がレッスンで役に立つ
スイートピーを春らしくフンワリと
上手に使う花のあしらい方をお話ししたいと思います。
スイートピーの名前の由来
英名では「Sweet pea」。
Sweet は良い香。 peaは豆を意味しています。
ヨーロバーでは麝香の香を寝室に
このスイートピーの甘い香りはオスの麝香鹿(ジャコウジカ)から分泌される麝香(別名ムスク)に似ていると言われてます。
ヨーロッパでは寝室にスイートピーを飾り
香とを楽しみながら寝ると良いとされてきました。
出回り時期
12月~4月頃まで出回ります。
日持ちがとても良い花で、クリスマスやお正月などに向けて長く飾れたり
お値段がお手頃でボリュームも出る為
ブーケレッスンの他、卒業式や発表会への花束を注文を受けた際は
スイートピーを入れただけで華やかでボリュームのある花束をご用意するできます。
花の管理
花持ちは良く、水揚げも良いのですが、それも普段からの手入れがあっての事です。
スイートピーは切り口が黒くなりやすいためマメに切り戻しが必要です。
そして、花瓶の水は少な目で良いと思います。
また、蒸れに非常に弱く、花が密集していたり
水揚げの際、長い時間紙で巻いた状態にしていると花びらが蒸れてしまいます。
水揚げの際は、水が上がったら巻いてある紙を外し
口の広い花瓶に入れて花と花が密集しないように四方に広げるようにフンワリと活けましょう。
このようにお手入れをしっかりしてあげればつぼみまで開き長く楽しむことが出来ます。
スイートピーを春らしくフンワリ仕上げる。
スイートピーの魅力は、香り、そしてフリフリと柔らかい花びらです。
このヒラヒラとした花びらはまるで蝶が飛んでいるような
そんな軽やかさがあります。
そして、もう一つ
私が注目するのは、スイートピーの先端。
スイートピーの茎は、とても真っ直ぐで直線的なのですが
先端はマメ科のツタ性の植物らしく、緩やかな曲線を描いてます。
これにより、スイートピーに自然な動きが生まれ
更にスイートピーが優しい印象に見えるのだと思います。
スイートピーを使う時は、花が埋もれない様に花と花の間隔を取り
スイートピーは少し高めに使ってあげると花や先端などスイートピーの魅力が引き立ちます。
そして、スイートピーを使う時の注意は
向きを見ることです。
このスイートピーは右に使った方が綺麗か
または、左なのか正面なのか
わかりずらい時には花を左右に傾けて綺麗に見えるのは何方か見比べながら
花の表情を生かして使うとより華やかで
そしてしなやかな動きのあるアレンジメントやブーケが出来ます。
また、ブーケスタイルの花束を作るポイントは
一番外側にスイートピーが来るように
花でブーケを囲むように作る事です。
この時、花の向きが外側になるように入れると花瓶に飾った時、とても華やかです。
染めたスイートピーを使う時
スイートピーを色水を吸わせて人工的に着色されたスイートピーです。
単色から、黄色とピンクなど2色のグラデーションが出来るように吸わせたものもあります。
これらのスイートピーを扱う時は切り口から色がにじみ出てくることがあります。
その為、花瓶から花を上げたとき、色水の水滴から汚してしまうことがありますのでご注意ください。
7.まとめ
スイートピーの香をかぐと、春の訪れ感じ心が弾みます。
生徒さんもレッスンで用意されたスイートピーを見ると、きっとそんな思いになると思います。
この心が弾む思いのままレッスンを終えられたら嬉しいですよね。
そして、素敵な作品に仕上がるように指導していく事も講師として勤めでもあります。
それには、スイートピーの魅力
そして、その魅力を引き出す花のあしらい方を理解し
そしてそれをお伝えすれは゛
きっと生徒さんが喜んでくれるレッスンがご提供出来ると思います。