スイートピーやアネモネなどアレンジに使う時、ついつい茎を折ってしまう・・
という失敗。ありませんか?
私も、お花に慣れていない方のレッスンの時は、茎の柔らかい花を多く使わないようにするなど
「挿しやすさ」も考えます。
少しずつ、慣れて上手に扱える良いになりますが本日は春の柔らかい花によくある
茎を折らずにオアシスに挿す方法についてお話をして見たいと思います。
こんにちは。
横浜市泉区 大きな花のフラワーアレンジメント教室
ブーケット パフュームの相沢 知美です。
春の花で柔らかい茎というと、スイートピー、アネモネ、ラナンキュラス。
そして、柔らかくはありませんが、茎を折ってしまいがちなのがチューリップです。
これには大きな要因が2つあるように思います。
そこで本日は
【フラワーアレンジメント 活け方】スイートピー、アネモネをオアシスに生ける時の挿し方
と言うタイトルでお届けします。
切り口を斜めに切る。
◆柔らかい茎の物を挿す時枝が細い場合は斜めに切ってください。
すると、力が切り口の先端に集中し、オアシスに挿しやすくなります。
・・・スイートピー、ラナンキュラス、パンジー
◆茎が太いく水っぽい場合は真っ直ぐに切ってください。
水分の多いい花は斜めに切るとオアシスに当たった先端からつぶれてしまい
挿しにくくなる
繊維がつぶれ水が吸えないなどの原因になります。
従って、真っ直ぐに切って挿します。
・・・アネモネ、アマリリス、カラー
オアシスに挿す時の茎を持つ位置
花を挿す時に手で持つところにどうしても力が入ってしまいます。
そのため、茎の上を持つと、手で持ったところからオアシスに当たる切り口までの間にも力が伝わり
茎への負担も大きくなります。
(茎が太い場合は大丈夫です)
そのため、切り口の上を持って挿してあげるようにしてください。
◆チューリップの時
頭が下がっている、頭が大きいなどのチューリップを挿す時は、頭を支えたくなり、どうしても頭の下を持って挿してしまいがちです。
このような場合は両手を使い、利き手は頭の下を持ち支え、反対の手で切り口を持って挿してあげてください。
花を生ける時の手の感覚のコツ
指3本で軽く持ち、握るような力を入れず、オアシスに挿す方(下に向けて)に力を入れてください。
他にも
オアシスには硬い、柔らかいの2段階あり、メーカーによっては硬い、柔らかい、中間と3段階に分かれています。
柔らかい茎を使う場合は、オアシスも一番柔らかいものがお勧めです。
大きなアレンジを作る場合で花も長く使う時は中間の硬さ位あるとオアシスが崩れるなどの心配もなくお勧めです。
それでは、柔らかい花を扱う時のコツ
手に集中して、力加減などを他の花とは変えて優しい気持ちで花を活けてみて下さい。
本日のお話は動画解説もご用意しています。