こんにちは。
横浜市泉区 大きなフラワーアレンジメントに特化した花教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
本日は
5月のおすすめは人気の姫リョウブ。フラワーアレンジメントに上手に使うには
についてお話をします。
姫リョウブの魅力
まず、姫リョウブとはどんな花なのかご紹介したいと思います。
姫リョウブは赤身のある枝が特徴で、葉も物によってはうっすら赤身がかかっています。
しかし、とても柔らかい葉で、新緑の青々としたした葉。という印象よりは新芽の葉のような柔らかさを感じる葉です。
枝はとてもしなやかに優雅な曲線のある枝をしています。
とても動きを感じる葉でありながら、とても静かな印象がします。
また、とても涼しげな印象も姫リョウブが人気の理由でもあります。
初夏の5月は暑く夏日となる日もありますが、この緩やかな動きから空気感を感じることが出来とても涼しげな気持ちになれます。
姫リョウブの花持ち、出回り時期、水あげ方法など
◆花持ち
花持ちは良いです。
◆出回り時期
気候などによって変わりますが4月末~5月末位です。ただし、出始めは穂が小さめになります。
◆水あげ方法
枝が太い物は枝に縦に割入れを入れます。
可能であれば十字になるように2本入れ、それほど太くなければ1本。また、細い枝は見え切をして下さしい。
葉の先まで水が吸いあがるように、ゆったれ新聞で包んでから行ってください。
リョウブと姫リョウブの違い
市場でもリョウブ(令法)の名前がついてますが、こちらは一般的に姫リョウブと言われ別名「コバノズイナ」「アメリカズイナ」と言います。
白い穂がリョウブに似ている事からリョウブと言われるようになりました。
更に、本リョウブに比べて枝が柔らかく葉も細かいのが特徴です。
また、本リョウブはリョウブ科。姫リョウブはユキノシタ科です。
フラワーアレンジメントに使う時
姫リョウブの魅力は何と言っても柔らかい枝先の流れとふんわりとした白い穂です。
そのため、枝の動きを活かして伸びやかにアレンジに使うとその美しい枝がとても引き立ちます。
また、枝を長めに使い花にかぶるようにすると繊細な印象が生れます。
白い穂だけではく、若葉のような若々しい葉の色もアレンジメントを明るくソフトな印象にするため葉も活かして使ってみてはいかがでしょうか。
気温が暑くなり始める5月の初夏の気候に涼しげな印象の姫リョウブはとても喜ばれる花になります。
使用する花器も籠や天然素材、または陶器の光沢感などを使うと一層清涼感を味わうことが出来ます。
是非、姫リョウブを使い5月の爽やかな空気に合うアレンジメントをお作りになって見て下さい。
まとめ
今の時期、花屋さんでは姫リョウブを良く見かけます。
そのぐらい5月の枝物としてとても人気の花になります。
他にはドウダンツツジや姫ウツギや青々とした実と葉のヒイラギなどこの時期は涼しげな枝物が沢山出回ります。
それぞれ葉の質感、色合い。
枝の動きも違いますのでイメージに合わせてお使いなるとバラエティー豊かな初夏のフラワーアレンジメントを楽しめますね。
そしてこれらの枝物の中で、繊細さやアレンジメントへの使いやすさは1番だと思います。
また、フラワーアレンジメント以外、花束にも非常に使いやすいのも姫リョウブの魅力の一つです。