こんにちは。
横浜市泉区。1mを越す大きいアレンジを基礎から学べるフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフューム 相沢 知美です。
本日は
【花 スモークツリー】出回り時期、水あげなど基礎知識と、スモークツリーの幻想的なフラワーアレンジメント
したいと思います。
スモークツリー 切り花の出回り時期と日持ち、水あげ方法
切り花の出回り時期
スモークツリーは残念な事に出回り時期は非常時短く5月中旬~7月です。
ただし、最盛期は6月になります。
日持ちと花を長く楽しむための方法
スモークツリーの柔らかくしっとりしているのは5日位が目安になります。
花を長く楽しむコツはスモークツリーは乾燥に弱いため、エアコンの風が当たるような乾燥している場所に置かない。
また、直射日光が当たる場所も花の水分が失われるので気を付ける事をお勧めします。
もし、花材として2.3日ほどストックしないといけない場合は新聞紙でゆったりと上まで包んでおくと乾燥から防ぐことが出来ます。
また、新聞紙で包む事で折れやすい枝を保護する事も出来ます。
◆関連動画~スモークツリーのご紹介
水あげ方法
水あげは良いです。
枝を半分に割るように切り、中の白い綿のような繊維を落とし水につけます。
◆関連記事~スモークツリーの花の管理、楽しみ方
スモークツリーの種類
スモークツリーには爽やかな白っぽい物(ホワイトファー)から、ナチュラルな色、そして赤っぽい色(ヤングレディー、レッドファー、ルビーファー)とあります。
それぞれと印象が変わるので爽やかに作りたいのか、落ち着いた印象に作りたいのか。
合わせる花と一緒に考えて選ぶのが良いです。
こちらの写真のアレンジメントでは森の池のほとりでリズミカルな水滴の音が聞こえる風景を想像して活けました。
その為、清涼感を出したかったのでホワイトファーのスモークツリーを使いました。
また、淡い紫色のカラーやギガンジウムが引き立ったと思います。
◆関連記事~スモークツリーの種類と色毎の上手な使い方
スモークツリーのアレンジメント
スモークツリーのアレンジはそのボリュームと花の大きさから大きなアレンジメントと相性の良い花です。
枝を短く切ってアレンジメントの足元に使ったり、長めに切り幻想的でダイナミックなアレンジメントを楽しむことが出来ます。
小さなアレンジメントにスモークツリーを使う時は細かく切り分けて使うことも出来ます。
その場合、スモークツリーのモコモコとした所の枝はとても細く折れやすいため、力を入れすぎず優しく扱う必要があります。
こちらのアレンジメントでは、上にアリウムでリズミカルな印象にしたかった為、スモークツリーはあえて下だけに入れました。
そしてアリウムの個性的な形とスモークツーのフンワリとした花で幻想的な印象に作りあげました。
また、大きくボリューム感のあるスモークツリーをそのまま活けたため非常にダイナミックなインパクトを楽しんでいただけると思います。
フラワーアレンジメント以外の楽しみ。リース、ドライフラワー
スモークツリーのリースは初夏におすすめ人気リース
この幻想的でフンワリ柔らかと印象と、そのままドライフラワーとし長く楽しむ事が出来るため、リースが大変人気です。
スモークツリーだけで作っても涼しげで柔らかな印象の素敵なリースが完成します。
ドライフラワーにも最適
スモークツリーはドライになりやすい植物です。
リースや、スワッグにして楽しむにはとても向いた花です。
しかし、ドライフラワーなると枝が非常に折れやすくくなります。
その為リースやスワッグにして楽しむときは作ってから乾燥させることがお勧めになります。
また、ドライになると色が落ちますのてドライフラワーにする際は色の濃い物、または白っぽい物の方が綺麗に色が残ると思います。
◆関連動画~スモークツリーのフラワーアレンジメント
まとめ
スモークツリーは初夏からと短い間しか楽しむ事が出来せん。
きっと、スモークツリーに一度触れるとそのフワフワとした幻想的な魅力に惹きつけられこの花のファンになってしまうと思います。
そして、毎年5月にスモークツーが出始めると1年に1度は使いたくなると思います。
それと同時に夏の始まりを感じ、これから夏の様々な花々に出会えることが楽しみになってきます。
多くの人に愛されるスモークツリー。
色を変えて様々な表情のスモークツリーを使ったアレンジメントを是非とも楽しんでみて下さい。