こんにちは。
横浜市泉区 1000㎜²の大きな花に特化したフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
本日は
「夏~秋におすすめの花。カンガルーポーは大きなアレンジメントにどうぞ。」
というタイトルでお話をしたいと思います。
カンガルーポーという花はどんな花
カンガルーポーはオーストラリア南西部原産の花です。
カンガルーの前足(足をポーと言うそうです)に似ている事から名づけられました。
その為、とてもユニークな形をしています。
さらに、短い毛で覆われ、私も初めて見た時はとても面白い植物だなと驚き、その見た目の楽しさからとても好きな花になりました。
また、最初にしっかり水揚げをしてあげるととても花持ちが良い花ではあります。
しかし、水切れをすると他の花のように花が下に下がってしまうのでその時はもう一度水あげをしてあげれば簡単に元気になります。
花言葉は「不思議」「驚き」「可能性」「こっちへ来て」「好意」だそうです。
見た目からも納得の花言葉です。
カンガルーポーのアレンジメント
◆大きなフラワーアレンジメントと、アクセント使い
カンガルーポーの魅力は長いステムとその個性のある花です。
従って、大きなフラワーアレンジメントを活ける時は高さを出したり、幅を出したりなど大きさを出すのにとても便利な花になります。
また、個性的な花の形は見る物にワクワクとした楽しい気持ちを与える事が出来るので、アクセントとして使う事とても印象に残るフラワーアレンジメントになります。
◆カンガルーポーの質感を使ってアレンジする
そして、私はフラワーアレンジメントを活ける時に花同士の質感と言うものを大切にしています。
このカンガルーポーは最初からドライフラワーのような乾いた印象があるので、同じような乾いた印象のあるグラスや、ヒマワリ、秋色アジサイ等と合わせるととてもとても統一感が生れます。
更に、夏のカラカラに乾いた空気感や、オータム色のくすんだ色はカンガルーポーの質感や色合いとよく合う為季節感を演出する事が出来る花です。
◆フラワーアレンジメントに使う時のコツ
カンガルーポーは小さな花です。
その為、使い方を間違ってしまう他の花に沈んでしまい、その魅力を発揮する事が出来なくなる花です。
アレンジメントに使う時は他の花に埋もれないように長めに使う事。
そして、思いっきり長く飛ばしてみるとダイナミックさ、花の生き生きとした印象も出ます。
是非、個性を生かしたアレンジメントに挑戦してみて下さい。
その他の楽しみ方
カンガルーポーは逆さまに吊るしておくとドライフラワーになります。
色も綺麗にそのまま残るたるドライになった後も色鮮やかな花になります。
リースに使ったり、スワッグにしても。
また、そのまま花瓶に活けて良いですね。
その際は、花を合わせるように花瓶もカンガルーポーの質感に合わせガラスのクリアーな印象より、重量感のある陶器の花瓶や、手作り感のある焼き物などの花瓶ととよく合います。
まとめ
熱くなると暑さに強い花、日持ちする花がとても重宝になり私も夏には積極的に使いたい花の一つです。
そんな意味でもこれからの季節カンガルーポーはおすすめの花になります。
そして、秋、冬とこれから長く楽しむ事が出来ます。
シャクヤクやダリアのような華やかな花ではありませんが、鮮やかな色からシックな色といったバリエーションと
見ているだけでも楽しい気分になる花はとてもインパクトがあります。
是非、皆様もカンガルーポーを見かけたら手に取っていただき楽しんでみて下さい。
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