こんにちは。
横浜市泉区 大きな花に特化した造形フラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
本日は
【フラワーアレンジメント 魅力】自由なアレンジメント。フリースタイルの魅力花講師が語ります
というタイトルでお届けします。
どうぞ最後までお付き合いください。
花屋へ転職。花の世界へはじめの一歩
このブログを既に何度も訪れて下さっている方はご存知だと思いますが
私が大きな花と出会ったのはホテルの中の生花店で勤めていた時でした。
そもそも私は母の後姿を見て自分も好きな事を仕事にしたいと思っていました。
そう思い安定した仕事を願っていた父を説得してOLから転職しました。
最初は女性の憧れ、ブライダルフラワーを手掛ける事を夢を見て
いつかホテルの生花店に勤めたい
そう願い修業を重ね、少しずつその夢に近づく事が出来ました。
自由なフラワーデザインの大きな花との出会い
そこで私は今迄経験をしたことが自由なフラワーアレンジメントに出会う事になりました。
最初は受付の花でした。
それまで、ギフトフラワーでラウンド、ファンと言ったフラワーアレンジメントの基本となるデザインを主にアレンジしていました。
しかし、初めて「形にこだわらず自由にアレンジして良い」という今の私の原点となるフリースタイルのフラワーデザインを活けるようになりました。
ただ、一つ求められるのは
花を見た人が不安にならないような安定感のあるフラワーアレンジメントであること。
そして出来るだけ花持ちが良いアレンジメントで花を活ける事だけ。
その形にとらわれることなく自由にアレンジしてよいというオリジナルの花を活ける楽しさの虜になりました。
それは10代の時から人と同じはつまらない。
決して得意だったわけではないけど考えて何かを作るのが好きだった(例えば、手芸が好きだったのでクッションにフリンジをつけたりデザインを考えたりするのが好きだった)
そんな私の性格に自由なフラワーアレンジメントがマッチしたのだと思います。
花の可能性との出会い
そして、ホテル内のレストランの活け込み、パーティー会場の花と更にアレンジメントは大きくなりました。
それらの花はこのテーブルの上に置く。
人が通った時花が体に当たってはいけない。
または料理に花が触れてはいけないなどと言った制限があったので花のデザインもある程度決まったスタイルになる事が多いい花でした。
しかし、そんな限られた条件の中でも花を矯めてみたり、葉を丸めたり、折ったりと造形的なアレンジメントを活け、それは花と遊ぶような感覚でとても楽しく感じました。
何より、アイデア次第でその花、葉、枝、蔓もの、全ての植物の可能性が無限にある事に気付き楽しくてたまりませんでした。
非日常的な花の中に花の生き生きとした姿が見える
次に私が出会った大きな花はロビーの花でしたが、この大きな花には今までにない衝撃を受けました。
何故なら、今まで以上に花は自由になり、私の想像力を掻き立てる存在となったからでした。
花の活け方一つで印象が変わる。
花や葉などの植物の使い方も更に広がりました。
自由と言う枠のないフラワーアレンジメントは、その空間を自由に使う事が出来る事。
花を長く使いたければ長いまま使う。
花を短く切って花をまとめてアレンジして強弱のあるデザインに下って良い。
自分がその花から感じたインスピレーションや、ときめいた所をそのまま生かしてアレンジメントに映し出せる。
まとまった花の「どんな場所でも飾りやすい」とは違う視線で活けた自由なフラワーアレンジメントは非日常的で
花が生き生きと見えるそんなフラワーアレンジメントと感じました。
何より大切なのは、楽しく花に向き合う事
「私、センスないし」
「アイデアが湧かない」
「どんな風にデザインを考えたら良いのかわからない」
そんな方にはまずは真似する事をおすすめします。
見本の花を見ながらフラワーアレンジメントを活けると次第に引き出しが増えてきます。
そして、自分が良いと思った事を自信をもって表現し、そして何より楽しんで下さい。
楽しいと思うと、自然と今迄見過ごしていた花の姿やフラワーアレンジメントの知識が貴方のアンテナに引っ掛かります。
「好きこそものの上手なれ」ですね。
こちらの生徒さん達も最初は私の見本を見てアレンジメントをしていました。
しかし、こちらの作品では花をアレンジする前に自分たちでデッサン画を描き、デザインしたフラワーアレンジメントです。
花とグリンを左右に分けた事で左右にメリハリがある素敵なデザインになりました。
百合のダイナミックな使い方はまさに自由を感じ花の生命力がみなぎっています。
自由なデザインのフラースタイルのアレンジメントの魅力はこの型にはならない
心の解放感と、そしてまだ見ぬ新しい花との出会い
そんな2つの魅力があります。