【切花 アマランサス(紐ケイトウ)】垂れ下がる秋の花、ケイトウ。上手な使い方とアレンジメントの作り方、花合わせ/フラワーアレンジメント教室 横浜

大きいフラワーレッスン

こんにちは。

横浜市泉区。1mを越す大きいアレンジを基礎から学べるフラワーアレンジメント教室

ブーケットパフューム 相沢 知美です。

 

本日は

【切花 アマランサス(紐ケイトウ)】垂れ下がる秋の花、ケイトウ。上手な使い方とアレンジメントの作り方、花合わせ

と言うタイトルでお届けします。

 

糸ケイトウとはどんな花か

 

原産地

インド、熱帯アメリカ、アフリカ原産

 

ヒユ科アマランサス属

アマランサスと言えば健康食品です。ギリシャ語では古代インカの時代から食用されてました。

また、鶏冠ケイトウ、ウモウケイトウ、久留米ケイトウはヒユ科セロシア属の為、近いけど少し違う植物になります。

 

花の魅力

花穂が長く垂れ下がった姿

 

花言葉

粘り強さ、粘り強い精神、心配ご無用、不死、不滅

 

属名の「Amaranthus」(ヒユ)はラテン語で「色が褪せない」という意味から「不死鳥」「心配ご無用」。種小名の「caudatus」は「尻尾状の」といういみです。

 

出回り時期

8月~10月中旬まで

 

水あげ方法と管理

切り口を水の中で切る水切りで大丈夫です。

水あげは良く、特に水揚げで注意する事はありませんが、葉が黄色くなりやすいので水あげの時に葉を落としてしまいます。

 

全ての葉を取るとアレンジメントに使う時寂しく感じるので、1本の枝の3/4位はとっても大丈夫です。

おおよそ、葉を3枚~5枚残せば十分です。

先に葉を処理する事で、花がいつまで美しい状態で楽しむ事が出来ます。

 

アレンジメントの使い方のコツ

花にかぶせて使うととても雰囲気が出ます。

但し、見せた花に邪魔にならないように何処に花をかぶせるかも気を配りましょう。

 

器から垂れ下がるようにすると花が溢れ出る様子や、哀愁感など花にストーリーを作る事が出来ます。

その場合は花を挿す高さと紐ケイトウの長さでバランスを取りましょう。

 

このケイトウはケイトウの太さ、長さ、そして茎の太さもとても差があります。

特に大きな紐ケイトウを使う時はオアシスに対しての太さも考ると良いです。

 

オアシスが小さいときは茎も細いものを使う。

又は茎が太い時はオアシスの高さも高くセットする等、オアシスが崩れないように注意してください。

赤いフラワーアレンジメント

 

花合わせ・色合わせのコツ

大きな紐ケイトウは迫力を感じます。

その為、大きな紐ケイトウを使う時は大輪のユリやダリヤなどの花と合わせるとどちらも引き立ちます。

 

グリンの紐ケイトウはどんな色とも合います。

秋らしい装いを作りたい時は紫と合わせてみては如何でしょうか。

まだ暑い残暑の頃は白い小花を入れて。秋の足音を感じる花になりました。

 

赤の紐ケイトウは同系色の赤と合わせては。

深い赤、黒っぽい赤(又は黒)、朱赤、マンダリンなど赤でグラデーションを作るとダイナミックな紐ケイトウで情熱的な花で秋らしさを楽しんでみては如何でしょうか。

 

アレンジメント作品例

小さな紐ケイトウは花がエレガントに。

 

大きな紐ケイトウは迫力を感じます。

 

動画投稿


 

おわりに

垂れ下がる姿が魅力的でフラワーアレンジメントを情緒豊かな作品にしてくれます。

又、大きな紐ケイトウは華やかさとインパクトもあり、ダイナミックな感動感じる事が出来ます。

 

そんな紐ケイトウは花屋さんやフラワー教室でも人気の花。

私も秋のフラワーレッスンで一押しの花です。

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ブーケットパフュームの相沢知美です。
元フローリストとして花に携わり25年以上。
ロビーに生けた大きい花の感動を忘れる事が出来ず、横浜市泉区の自宅リビングで花教室を開講。
基本を学び、大きい花を自由に生ける事が出来るようになるレッスンをしています。
教室以外にも、音楽に合わせ即興で花を生けたり、企業様向けの花講師をしたり、大きい生け込み装花をするなど様々な形で花の感動、魅力をお伝えしています。

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