【フラワーアレンジメント コツ】花を引算するコツ。花がまとまらない原因はフラワーアレンジメントの作り方にある/フラワーアレンジメント教室 横浜

アレンジメントの作り方

花を引算するフラワーアレンジメントのコツを教えます

こんにちは。

横浜市泉区。1mを越す大きい花のフラワーアレンジメント教室

ブーケットパフュームの相沢 知美です。

 

フラワーアレンジメントは花を華やかなパーティーで飾る花としてヨーロッパで生れました。

そんな、華やかなアレンジメントにどんどんフラワーアレンジメントファンが増え、今日の様に私たちに馴染み深い花になってきました。

 

そのため、フラワーアレンジメントをアレンジする時

「花を沢山使い華やかにしたい」

「残ってしまっては花がもったいない」

 

と思い、つい花を多く使い過ぎてしまう事があります。

実は、私もホテルの生花店で修業していた時代に注意され、アレンジした花を抜かれてしまう事が多々ありました。

 

そのため、フラワーアレンジメントをアレンジする時の上手な作り方のコツ

「花を入れすぎない」

「花を引算する」という事です。

 

そこで本日は 

【フラワーアレンジメント コツ】花を引算するコツ。花がまとまらない原因はフラワーアレンジメントの作り方にある/フラワーアレンジメント教室 横浜

と言うタイトルでお届けします。

 

 

華道(生け花)は引算。フラワーアレンジメントは足し算。

その前に、華道(生け花)とフラワーアレンジメントの違いをご紹介したいと思います。

 

よく、「華道」(生け花)と「フラワーアレンジメント」の生け方の違いは何ですか?と尋ねられる事があります。

その答えは沢山あるのですが、その中に1つに

「華道(生け花)は引算の花。フラワーアレンジメントは足し算の花」と言うのがあります。

 

これは、華道(生け花)は仏教の広がりと共に花の命を重んじた花

フラワーアレンジメントはお祝のために飾ったり、贈ったりする花として発展してきたことが関係しており

 

華道(生け花)は少ない花で生ける「引算の花」と言えます。

皆さんも何かドラマなどで、ご覧になった事はありませんか?

 

枝ものや花の脇枝を切り落とし、花を整理して剣山に挿すシーン。

生け花は、花や葉っぱを切り落とし整理して、その花の美しい所を引き出す生け方をする。

そのようなイメージとお考えいただければ華道(生け花)は「花を減らして美しさを出す花」になります。

 

それに対し、フラワーアレンジメントは器いっぱいに花を生け、花の華やかさで人々に感動を与える花。

従って「フラワーアレンジメントは花を足して華やかさを出す花」になります。

 

その為フラワーアレンジメントを失敗したなと感じる時は

 

気付いたら花を入れすぎてしまっていた

花がごちゃごちゃして込み合ってしまった

途中まで色が綺麗にまとまっていたのに途中からまとまりが無くなった。

 

と、出来上がった花を見て後悔をする事になるのです。

 

美しいフラワーアレンジメントを作るには、フラワーアレンジメントとしてみては華やかでも、花の美しさを殺してしまってはただのお祝の花。

人に感動を与える花にはなりません。

 

【フラワーアレンジメント 上達のコツ】華道 生け花と、フラワーアレンジメントの文化、歴史から学ぶ上達のコツ/フラワーアレンジメント教室 横浜
横浜市泉区大きな花のフラワーアレンジメント教室ブーケットパフュームです。華道、生け花、フラワーアレンジメントと花の生け方はありますが、それぞれのアレンジの違いを紹介。又、違い、文化がわかるとフラワーアレンジメントの上達のコツがわかります。

 

フラワーアレンジメントは花を足す「足し算の花」と言われてします。しかし、花を足しすぎては花の美しさも感じられなくなります。

 

 

後で思うのは「途中まで綺麗だったのに・・」との後悔

しかし、そんな花を足しすぎてしまった花をもう一度思い出すと、フラワーアレンジメントの作り方のコツが隠れてします。

それは

「途中まで綺麗だったのに」

「途中まで色合いが良かったのに」

 

と、どこか途中までは良く、途中からは良くなかった。

その途中からフラワーアレンジメントのまとまり感が崩れてしまったという事です。

 

という事は「途中までは上手に作る事が出来ていた」という事になりますね。

 

では、その途中からのアレンジメントの作り方を変えていけば

「素敵なフラワーアレンジメントが出来た」

「色合いが綺麗なフラワーアレンジメントが出来た」

「形の良いフラワーアレンジメントが出来た」

という事になりますね。

 

途中までは綺麗だった花が途中からまとまりが無くなった。それは花を足しすぎた証拠です。

 

 

花の引算するフラワーアレンジメントの作り方のコツ

では、花を引算するフラワーアレンジメントの作り方のコツをご説明します。

 

花を剪定して使う

剪定とは、スプレーカーネーションや、枝ものなど。1本の枝から数本の枝がわかれている花にします。

花の脇枝を整理し、1本の枝をスッキリさせる花の生け方です。

 

花の種類、色を抑える

どうしても綺麗な花を見ると、あれもこれもと使いたくなりますが、そんな時は次回のお楽しみにして頂き、花の種類、色を絞ってアレンジしましょう。

花の種類でしたら

大輪のメインとなる花・・・バラ、ガーベラ、ユリなど

中輪の花・・・トルコキキョウ、ケイトウ、りんどうなど

オアシス、空間を埋める花・・・ソリダコ、スターチス、ワックスフラワーなど

小花で華やかさを出す花・・・スイートピー、カスミソウ、ワレモコウなど

 

この4つの大きさの花を1種類、合計4種類の花でフラワーアレンジメントを作る。

勿論、シンプルなフラワーアレンジメントにする時は2.3種類になりますが

多くても5種類くらいで作る事がまとめるの良いフラワーアレンジメントを作るコツになります。

 

ブーケットパフュームの大きいフラワーアレンジメントのような場合は、アレンジする空間が大きいため、5~6種類の花を入れています。

このように、フラワーアレンジメントの大きさで、花の種類の数は決めていきましょう。

 

更に、大きいフラワーアレンジメント、小さいフラワーアレンジメントでも1種類を1.2本ずつ使うより、1種類を3本から5本使った方がまとまり良く、華やかなフラワーアレンジメントをつくるコツになります。

 

花の色も多く入れない

花の色も、沢山使うとまとまりが無いように見えてしまいます。

その為、フラワーアレンジメントの花の色は3~4種類くらいでまとめよう花の色も引算するのがまとまりのよいフラワーアレンジメントを作るコツです。

 

例えば、赤いバラを使いたい時は

赤、ピンク、黄色、(黄色)

赤、ブルー、白、(オレンジ)

 

と言ったように沢山の色を使うより、使う色を絞ってアレンジする引算のフラワーアレンジメントの作り方がおすすめです。

 

花は選定し、使う事で生きてきます。そして、フラワーアレンジメントに使う花の種類、色を絞って使う、「花の引算」をしてアレンジすると、花の美しさにスポットが浴びます。

 

まとめ。フラワーアレンジメントも引算して花を生けましょう

ファッションの世界でも、「引算」をする事で洗礼されたお洒落が出来るように

お料理の世界でも「引算」をして素材のおいしさを引き出す

なんて話を聞いた事があります。

 

それと同じでフラワーアレンジメントも引算をする事で見せたい花を絞って花をアレンジする事が出来

フラワーアレンジメントにまとまりが出て、綺麗なフラワーアレンジメントを作る事が出来ます。

 

本日は花を剪定して使う

花の種類、色を減らす引算の作り方のコツをお伝えしてきました。

 

この花も使いたかった。と諦めた花は、次回、その花を綺麗にアレンジしてあげましょう。

それでは、皆様のフラワーアレンジメントにお役立ちとなりますように。

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1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
元フローリストとして花に携わり25年以上。
ロビーに生けた大きい花の感動を忘れる事が出来ず、横浜市泉区の自宅リビングで花教室を開講。
基本を学び、大きい花を自由に生ける事が出来るようになるレッスンをしています。
教室以外にも、音楽に合わせ即興で花を生けたり、企業様向けの花講師をしたり、大きい生け込み装花をするなど様々な形で花の感動、魅力をお伝えしています。

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