【お花 春】雪柳の花言葉、水あげ方法 出回り時期、花の選び方など。春の枝物、雪柳の基礎知識/フラワーアレンジメント教室 横浜

花の水あげ・管理

 

白い春の花。雪柳で枝ものアレンジメントを楽しみましょう

こんにちは。

横浜市泉区。1mを越す大きい花のフラワーアレンジメント教室

ブーケットパフュームの相沢 知美です。

 

 

春の白い小花が可愛い「雪柳」ですが

4月になると庭に咲いてい雪柳を目にする事が多くあります。

しかし、それより早く切り花として花屋さんで手にする事が出来き、春の花に気持が弾みます。

 

そんな春の花として人気の枝もの雪柳の出回り時期、そして水あげ方法花言葉といった花の基礎知識から

 

花歴20年のブーケットパフュームが雪柳を触れてきてわかった

雪柳の上手な選び方

フラワーアレンジメントに使う時のコツなどを解説して、皆さに春の花を楽しんで頂きたいと思います。

 

それでは本日は 

【お花 春】雪柳の花言葉、水あげ方法 出回り時期、花の選び方など。春の枝もの雪柳の基礎知識/フラワーアレンジメント教室 横浜

と言うタイトルでお届けします。

 

 

花言葉、水あげ方法、出回り時期など雪柳の基礎知識

 

雪柳の花言葉

「愛嬌」「愛らしさ」

雪柳の白く小さな花からイメージ通りの花言葉ですね。

雪柳の水あげ方法

雪柳は水が下がりやすい花です。しかし、花をしっかり水揚げしてあげる事で長く楽しむ事が出来ます。

では、雪柳の正しい水あげ方法をご紹介します。

 

雪柳の枝は、とても繊維質で硬く、一般的な枝ものの水あげ方法である切り口をはさみで縦に割る。と言う方法ではしっかり水揚げする事は出来ません。

 

その為、雪柳の水あげ方法は切り口をハンマーなど硬いもので叩き

細かく繊維を裂く事が大切です。

 

ハンマーで叩き、繊維を裂き切り口を多くする事がポイントです。
ハンマーなど硬い物が無い時は、おって断面を増やし、更に、切り口を十字にするなど工夫してみましょう。

 

出回り時期

雪柳の開花時期は4月ごろですが、切り花としての出回り時期は1月中旬~3月末までになります。

2月頃になると切り花としては全盛期を迎え、何処の花屋さんでも手に入る身近な春の枝ものです。

 

雪柳の選び方のコツ

雪柳は枝ぶりにとても差がある枝ものです。

脇枝(横から出ている枝の事)が短い物、長い物

更に、脇枝が多いい物、少ない物とあります。

 

雪柳を選ぶ時のコツ

・枝ぶりの良い雪柳を選ぶ

・蕾がたくさんついている雪柳を選ぶ

・花が生き生きとした雪柳を選ぶ

(元気のない雪柳は花が下を向いて花びらもシワシワです。)

 

雪柳を長く楽しむコツ

雪柳は乾燥に弱い花なので、冬の暖房による乾燥は避け、更にお水を沢山上げましょう。

雪柳はちょっとした管理をしてあげればとっても長く楽しむ事が出来ます。

決して難しい花ではありませんので、是非試してみて下さい。

 

雪柳は基本、とても長持ちする花です。
しかし、しっかり水あげをしてあげて、乾燥を防げは難しい花ではありません。

 

 

 

折って、間引いて。雪柳をフラワーアレンジに使う時のコツ

では、雪柳をフラワーアレンジメントに使う時

とっても気を付けていただきたい事を2つお話ししたいと思います。

 

間引いて花と枝振りを見せる。雪柳の使い方

それは、「脇枝を間引く」事です。

(脇枝とは、横から出ている細い枝の事)

「花のボリュームが下がってしまう・・・」

「花がもったいない・・・」

 

なんて声が聞こえてきそうですが

雪柳の魅力は、小さな白い花と、枝咲がスッと細く伸び躍動感を感じる所です。

 

そんな魅力をより感じ、雪柳を110%楽しむには枝をスッキリさせ

見せたい花、見せたい枝が引き立つようにしてあげます。

従って、雪柳が整理されていないと、雪柳の魅力を感じる事が出来ず「逆にもったいない」事になります。

 

そして、外した脇枝が長かったらアレンジメントに使い

もし、長さが足りなかったら小さな花瓶に入れてあげると

その外した脇枝もとっても可愛く愛でる事が出来ます。

 

ただし、無理に脇枝を整理する事はありません。

整理して枝が寂しく感じる様だったら、そのままでも良いですので、ご自身で、枝に向き合って何方が綺麗か、アレンジする所に合うか。

そんな視点で脇枝の整理をしてみて下さい。

 

見せたい枝を中心に、その周り枝を切り落とすと、枝の動き、花の可愛らしさが引き立ちます。
雪柳の枝ぶりを1本1本確認しながら雪柳を楽しみましょう。

枝はハサミではなく、折ってオアシスに挿す

雪柳は枝が繊維質で硬いため、お水を沢山吸えるようにしてあげる事が大切です。

オアシス、花瓶に雪柳をアレンジする時は、必ず手で折って使いましょう。

 

ハサミで切るより、切り口の断面がとても大きくなり、お水をたくさん吸う事が出来

雪柳の長もちさせるコツになります。

 

雪柳を使ったフラワーアレンジメント紹介

雪柳アレンジメントの上で束ねたデザインです。

このアレンジメントでも脇枝は整理しています。

本来なら、もっと整理した方がデザインが強調されスッキリするのですが

雪柳の華やかさが失われるため、あえて残しました。

 

そして、落とした脇枝は、アレンジメントの下に使って上と、下に雪柳をアレンジする事で上下全体の繋がりも作りました。

 

- YouTube
YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。

終りに。春を感じる雪柳の枝ものアレンジメントを

雪柳の小さな白い花は、とてもフンワリとしてカスミソウと同じようにフラワーアレンジメントを華やかに、そして優しい印象にしてくれます。

 

但し、先ほどもお伝えしたように、その可愛らしさも水揚げがしっかりできていない

枝ぶりが整理されていないと、感じる事は出来ません。

 

その為、本日ご紹介した雪柳の使い方のコツを是非実践していただき、綺麗な春の花を咲かせてみて下さい。

 

他の春の枝ものはこちらをどうぞ

【花 ロウバイ】冬の黄色い花の枝もの。ロウバイの出回り時期、花もち、フラワーアレンジメントに使う時の注意、使い方/フラワーアレンジメント教室 横浜
横浜市泉区大きな花のフラワーアレンジメント教室ブーケットパフュームです。ロウバイ(蝋梅)という黄色い花が咲く冬の枝ものをご紹介します。花の魅力、特長、出回り時期、花もち、フラワーアレンジメントにアレンジする時の注意、ロウバイと合う花などを紹介。

 

レッスンの募集情報を配信

 

続きはこちら

1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
元フローリストとして花に携わり25年以上。
ロビーに生けた大きい花の感動を忘れる事が出来ず、横浜市泉区の自宅リビングで花教室を開講。
基本を学び、大きい花を自由に生ける事が出来るようになるレッスンをしています。
教室以外にも、音楽に合わせ即興で花を生けたり、企業様向けの花講師をしたり、大きい生け込み装花をするなど様々な形で花の感動、魅力をお伝えしています。

続きはこちらをフォローする
花の水あげ・管理春夏秋冬の花
1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室 横浜・神奈川|ブーケットパフューム