チューリップの楽しい季節がやってきました。
こんにちは。
横浜市泉区。1mを越す大きい花のフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢 知美です。
オランダ王位球根生産者協会の品種登録サイトでは6519品種ある(2018年3月現在)チューリップ。
毎年世界中で品種改良され、その数は更に増え続けています。
そんな多くの種類のチューリップの中で
先日花市場で見つけた、とってもお洒落な咲き方の
紫色のチューリップに出会いましたので
そのチューリップの変わった咲き方をする花の魅力や
紫色のチューリップの花言葉
そして紫色のチューリップを使った春らしいフラワーアレンジメントと
アレジする時のコツなどをお話ししたいと思い
本日は
【お花 チューリップ】クラウン咲きの紫色のチューリップ、クラウンオブネグリタの花紹介
と言うタイトルでご紹介したいと思います。
クラウンオブネグリタとはどんなチューリップ
《花の特長》
花びらにとても特徴があり
花びらの縁は内側に巻き込まれた様なフリンジになっています。
その様子はとっても華やかな咲き方をしています。
《花の色》
クラウンオブネグリタの色は黒っぽい濃い紫色をしています。
花の付け根から、先端まで綺麗に染まった花の色はとってもシックで大人の色合いです。
《花の大きさ》
他のチューリップに比べ、花は小ぶりで、6㎝程です。
茎は30㎝から50㎝と長いものもありますので、花束、大きいフラワーアレンジメントにと使いやすく
更に、花瓶に生けてもとても華やかに飾れる事が出来ます。
《花の香》
チューリップの花は香りがほとんどしません。
最近は良い香りがするチューリップも作られているようですが、残念ながらこのクラウンオブネグリタは香りはしません。
《チューリップの出回り時期》
切花のチューリップは園芸種より先に出回り
12月から3月迄楽しむ事が出来ます。
《紫色のチューリップの花言葉》
色によって花言葉違い、紫色のチューリップの花言葉は
「不滅の愛」だそうです。
1月31日は「愛妻の日」だそうですが、そんな日にもらったら嬉しい花ですね。
咲き方に違いがあるチューリップ。クラウン咲きをご紹介
チューリップには様々な咲き方がありますが
このクラウンオブネグリタは「クラウン咲き」という咲き方をしています。
クラウン咲きの特長は
クラウンオブネグリタと言うだけあってチューリップが開くと花は王冠(クラウン)の様な形になります。
クラウン咲きは新しい咲き方のチューリップで
他にもピンク色の「クラウンオブダイナスティ」
という淡い色のチューリップもあります。
クラウンオブネグリタとはまた違った印象でエレガント印象の素敵なチューリップです。
クラウンオブネグリタを使った大きいフラワーアレンジメント
1月の大きい花のフラワーレッスンではこの「クラウンオブネグリタ」というチューリップを使いレッスンしました。
こちらの大きいフラワーアレンジメントはレッスンの見本となるフラワーアレンジメントです。
チューリップをフラワーアレンジメントに使う時のコツ
チューリップのアレンジメントは花の向きが光の方に向かって曲がってしまい
アレンジした時には色んな方向に向いてしまったチューリップによって
暴れた印象のフラワーアレンジメントになる事があります。
そんな時には曲がった茎を生かしアレンジする事で動きのあるチューリップのフラワーアレンジメントを作る事が出来ます。
そんなチューリップの曲がった茎は一見フラワーアレンジメントに使うのは難しく感じるかもしれません。
しかし、1本1本違う花の個性に向き合い
このチューリップをどうアレンジしたら綺麗に活ける事が出来るか
真剣に花と向き合う時間はとっても楽しい事です。
更に、綺麗にアレンジ出来た花を見ると、とっても嬉しく愛おしい気持ちになります。
まとめ。春はチューリップを楽しみましょう。
12月から出まわるチューリップですが、特に年が明けた1月~2月は全盛期として沢山のチューリップを目にする事が出来ます。
本日ご紹介したクラウンオブネグリタはまだ新しい品種で初めて見た・・という方も多いいのではないかと思います。
そんなちょっと珍しいチューリップだからこそ、もし花屋さんなどで出会う事がありましたら手にして頂くと
新しいチューリップの世界を楽しむ事が出来ます。
そんな新しい出会いが、フラワーアレンジメントの楽しさであり
私も20年以上花に携わり、飽きずにいつも楽しむ事が出来ている理由だと思っています。
そんな新しい花との出会いも、皆さんに楽しんで頂きたいと思い
ブーケットパフュームの大きい花のフラワーレッスンでは
花市場で仕入れた珍しい色、品種の花をご用意しています。
どんな花との出会が待っているのか。
春の花との出会いがとても楽しみです。