こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
コデマリはとっても優秀な枝もの。
春のフラワーアレンジメント作りこの枝ものは欠かせない程です。
何故なら、
季節のお花の為、春を感じるアレンジメントを作る事が出来ます。
更に、同じ花るの花であるチューリップやラナンキュラスとの組み合わせればより春らしくなります。
そして、1本に枝分かれし広がるような枝振りをしています。
その為、小さく切り分ければ、小さな花と葉がアレンジメントの空間を埋め、オアシスを隠すグリンの代わりにもなります。
更に、長いまま使えば大きく花を生ける事が出来ます。
コデマリは枝が曲線に曲がっているためアレンジメントを柔らかくしてくれます。
この曲線がまた春の軽やかな雰囲気と良く合うのです。
そして、小さな白い花はどんな花との相性も良いです。
コデマリの花は白いので、パステルカラーと合わせればより優しい印象を作る事ができ
ビビットな色と組み合わせればコントラストで明るい印象になります。
また、黄色と紫。赤と青といった反対色の花で組み合わせた時に、私は白い花を良く使います。
何故なら、白はどんな色とも合う為色と色を繋ぐ役割をしてくれるからです。
また、小さい花。というのがとてもポイントになっています。
花は、大中小の様々な大きさの花でまとめるととてもバランスが良くなり、華やかさも出ます。
春の大きい花(メインになる花)と言えば
チューリップ、ラナンキュラス、ガーベラ、アネモネ
中くらいの花には
ストック、スナップドラゴン(キンギョソウ)、スイートピーがあります。
しかし、中くらいよりもっと小さい花と言うと
カスミソウ、スターチスがありますが、これらの花は春のお花ではなく、一年中ある花になり
春のお花で小さい花と言えば
このコデマリとミモザになります。
今回、ご紹介しているフラワーアレンジメントは大きいフラレッスンで受講生様が生けて下さった花ですが、コデマリを3カ所、横から挿し、上で1つに束ねて鳥かごのように見立てたデザインになっています。
長い枝はアーチにし、切り落とした脇枝はアレンジメントの中に埋めたり、横に長く伸ばして使っています。
デザインも可愛いととっても好評のコデマリの使い方です。
皆様のアレンジメント作りの参考になれば嬉しいです。