こんにちは。
横浜市泉区 大きい花のフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢 知美です。
赤い花。グロリオサリリーをご紹介します。
グロリオサリリーという赤い花は個性的で、とても格好いいスタイリッシュな花です。
略して「グロリオサ」と言うこともあります。
くちばしのように尖った蕾の花が開きだすと次第に花弁は赤く染まっていきます。
そして赤と黄色のまるで炎のような花が咲きます。
風車のように咲いた花弁は、少しづつ反り返り、真後ろにまで反り返ります。
花の姿も他の花にはない魅力的な花ですが、咲き方もとても面白い花です。
そこで本日は と言うタイトルで
グロリオサリリーの名前の由来、原作地
季節ごとの花合わせ
アレンジメントの使い方、花の選び方などをご紹介します。
グロリオサリリーの原産地、名前の由来、花の色
グロリオサリリーは熱帯アジア、アフリカ原産の花で、球根で育つ花です。
細い花びらの淵はウェーブしており、まるでその姿は勢いよく燃える炎の様です。
グロリオサとはラテン語で「栄光」という意味で、英語の「グローリー」とほぼ同じ意味を持ちます。
そんなことからGlory Lily(栄光のユリ)、Flame Lily(炎のユリ)と呼ばれています。
和名では「キツネユリ(狐百合)」、「ユリぐめ(百合車)」と言われています。
色は原種の赤の他に白、ピンク、黄色、オレンジなどの色が品種改良で作られました。
情熱的な赤いグロリオサリリーは全く違う印象をしむことが出来ます。
出回り時期と、グロリオサリリーの季節ごとの花合わせ
一年を通して出回る花ですが、開花時期は夏の為、暑い夏に花を持たせたい時
秋の茶系、オレンジ系のシックな花と合わせたい時
冬のクリスマス、お正月には赤い花を使い華やかにしたい時におすすめの花材です。
季節ごとのおすすめの花合わせは
《夏》ヒマワリ、ジンジャー、ピンクッションなどダイナミックな大輪の花と合わせてみたり
《秋》ダリアがとても綺麗なので、艶感のある大人っぽいダリアと合わせ
(赤紫色のダリアとグロリオサリリー)
《冬》クリスマスならバラやカラーと言った洋花、お正月ならストレチア、洋菊などオリエンタルな花との相性が良いです。
(洋菊 フエゴ)
グロリオサリリーのアレンジの使い方、花の選び方
グロリオサリリーをフラワーアレンジメントに使う時はグロリオサリリーの魅力をまずは考えてみましょう。
グロリオサリリーの最大の魅力は他の花にない個性的な花の姿です。
そんな花の存在感をアピールするような上手な使い方とは
それには
他の花より高くアレンジする。
又は、飛び出すくらいグロリオサリリーを長く使うと良いです。
また、私がグロリオサリリーの花を花市場から仕入れる時必ずチェックする
良いグロリオサリリーの見極め方は
・葉っぱや、花びらが傷んでいないか。
・茎がしっかりしているか
と、この2つです。
花付きがよく、茎が細いグロリオサリリーは、花の重みでしなりやすい花です。
しかし、茎がしっかりしている花を選ぶことで茎がしなることなく、思い通り花を配置することが出来ます。
グロリオサリリーのアレンジメントの使い方と合わせて、花の選び方も覚えてると作りたいアレンジメントを思い通りに作ることが出来ますので、是非ご参考下さい。
まとめ。真っ赤に燃えるグロリオサリリーの花は栄光の花。
グロリオサリリーの花の花言葉や、名前の由来、そしてアレンジメントの上手な使い方、花の選び方、花合わせをご紹介してきました。
花の基礎知識を知ると、花に対して益々興味が湧き、愛おしい存在になります。
このグロリオサリリーも、名前に「栄光の花」という意味があるのはピッタリですよね。
そして、炎のような花。と思っていたのが、どんな炎か・・なんてイメージも広がり、それをアレンジメントに表現をしてみたら楽しそうだな。と感じました。
ブーケットパフュームのブログを通して
「こんな花を使ってフラワーアレンジメントをしてみたいな」
と、アレンジメントへの興味も少しでも持って下さったら嬉しいと思い、今回はグロリオサリリーの花をご紹介させて頂きましました。
まだまだご紹介したい魅力的なお花は沢山あります。
これからも皆様にお花の魅力をお伝えしたいと思いますので、またこちにのブログでお会いできたら光栄です。