こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
バラの季節到来
5月はバラが美しい季節。
いたる所(お庭、公園、庭園)でも咲き誇ったバラを見る事が出来ますね。
そこで4月のレッスンは様々な種類のバラを花材に使いレッスンをしました。
その中でも「変わり咲き」と言われれるバラを使い1mを越す大きいフラワーレッスンをしました。
そこで本日は
【バラ フラワーアレンジメン】変わり咲きのピンク色のバラで基本のデザインをレッスン
と言うタイトルで
皆様にバラのご紹介と、アレンジメント作品のご紹介
そしてアレンジメントのポイントなどをお話ししたいと思います。
Y-ラロックとはどんなバラ
変わり咲きのこのバラは、皆さんがよくご存じのバラの咲き方とは違い
花びらの中心が見える程開き、細かい花びらが四方に向かって重なり広がります。
バラの名前は「Y-ラロック」と言い
写真のように開いた状態で市場に出回ります。
きっと皆様の心境としては「すぐに花が終わってしまいそう」と心配に思われるかもしれませんね。
しかし、この変わり咲きのY-ラロックと言うバラは、満開に開いた状態で2週間楽しむ事が出来ている(今も残ったバラを飾ってます)のでご安心ください。
そして、このバラは静岡県にある「八木バラ園」というバラ農家さんで生産されています。
この八木バラ園さんは沢山あるバラ農家さんの中でもとても有名な農家さんです。
そんな農家さんでもY-ラロックはとても栽培が難しいようで、きっとこんなに素晴らしいバラを育てるには沢山の愛情を注がれた証拠だと思います。
また、そんなバラ農家さんが育てたバラを花材に使えるのはとても嬉しく光栄な事です。
基本のデザイン。クレッセントをレッスン
今回のレッスンではフラワーアレンジメントの基本のデザインである「クレッセント」を生けて頂きました。
このクレッセントというデザインは月の形をしたアレンジメントです。
また、クレッセントは下に向けたり、上に向けたり、横に向けたり
月の形を様々な向きにする事が出来るフラワーデザインです。
両サイドの花を下に下げて生ける事で花に表情が出来
ブーケットパフュームのレッスンカリキュラムの中でもとても人気のフラワーデザインです。
今回のレッスンでは、この「クレッセント」に小花を長く使い、大きく飛ばしてアレンジして頂きました。
小花を長く飛ばす事でアレンジメントに軽さや、花の生き生きとした姿を感じる事が出来ます。
また、小花を飛ばさないとアレンジメントの形がくっきり出て、フォーマルな印象になり
そんなアレンジメントもまた素敵です。
フラワーレッスンのポイント
今回、花を生けて頂いた生徒さんにはクレッセントのデザインを学ぶ事と
更に「印象的な花の生け方」を学ぶ事が課題としてございました。
アレンジメントでは花を挿す位置でアレンジメントの華やかさや
バラの存在感が変わってきます。
様々な花の配置を学ぶ事でその違いを知る事で
その時の花材や、花を飾る場所、自分の好み(=スタイル)に合わせてアレンジメントの印象、バラの存在感を使い分ける事でアレンジメントの幅を広げる事が出来ます。
花の違いを理解し自由に生ける
私の1mを越す大きいフラワーレッスンではカリキュラムが終わった後は
自分で自由に花を生けて頂きます。
その時、「どんな花を生けたいか」がとても大切になります。
従って今回のような課題に取り組む事で皆様が自由に花を生ける事が出来る様になり
皆様が花を生け、花で表現する事が今以上に楽しくなると思っています。
おわりに。
本日はY-ラロックという変わり咲きのバラをご紹介しながら
アレンジメントの作品と花の生け方を理解する事の大切さをお話しさせて頂きました。
今月は他にも様々な品種のバラを使用して大きいフラワーレッスンをしています。
また順番でご紹介して生きたと思います。
さて、バラの写真を見ただけバラの香りが記憶から思い出され、とても豊かな気持ちになれるのは私だけでしょうか。
こちらのブログからは本物のバラの香りはお届け出来ませんが
是非皆様の記憶を呼び起こし、バラの香りで心をいっぱいにしてみてください。
それでは、さいごまでお付き合い下さり有難うございました。