【チューリップ 花瓶】バランスが悪い、まとまりがない。チューリップを花瓶に投げ入れ生け方とは/大きいフラワーアレンジメント教室 横浜

花瓶の生け方

こんにちは。

横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室

ブーケットパフュームの相沢知美です。

 

この時期、花屋さんに入ると沢山の春の花が並んでいます。

その中でも、可愛らしいく春を感じる花と言ったらチューリップではないでしょうか。

 

様々な色、一重咲きから豪華な八重咲きのチューリップからお気に入りの花を見つけて飾ってみましょう。

 

と言うのも、鉢植え(地植え)のチューリップの最盛期はこれからですが

切花のチューリップの最盛期は3月迄。

その後はまた可愛い春の花、そして初夏の花が出回ります。

 

そこで本日は

【チューリップ 花瓶】バランスが悪い、まとまりがない。チューリップを花瓶に投げ入れ生け方とは

と言うタイトルで皆様のチューリップを楽しむお手伝いが出来たらとお届けします。

 

さて、チューリップを花瓶に生ける時に必ず気を付けて頂きたいのが

チューリップの葉っぱの処理です。

 

基本、どんな花を生ける時でも葉っぱは水につけないように取り除いて花瓶に生けます。

これは、花瓶に葉っぱが入る事で葉が傷み、そこから水が汚れやすくなるからです。

 

何故、花瓶の水が汚れると良くないのか

それは、バクテリアが発生し、花の茎を傷め、花持ちを悪くしてしまうからです。

 

従って、花瓶の水の中に入る下の方の葉っぱを取り除き、生ける事で花が長持ちするようになるという事です。

 

更に、チューリップは、葉っぱが大きく、花瓶の中が窮屈になります。

これも茎が蒸れてカビの発生などに関わり、とても良くありません。

 

従って、チューリップを花瓶に生ける時は、水の中に葉っぱが入らないように取る事が重要になります。

 

では、チューリップを花瓶に上手に生けるコツは何でしょう。

皆さんがチューリップを花瓶に生ける上で難しいと感じるのは、花のバランスではないかと思います。

 

何故なら、チューリップの茎は日が経つと茎が伸び、上を向いたり、下を向いたり

横を向いたりと様々な向きに茎を曲げ、それらを1つの花瓶の中に生けようと思った時に、花がバラバラの向きをしてまとまりのない花瓶だと感じるのです。

 

そして、続けて思うでしょう。

「花瓶にチューリップを生けるのは難しい」

「私には花瓶にチューリップを生ける事は出来ない・・・センスが無いんだわ」と。

 

いいえ、そんな事はありません。

むしろ、チューリップの花瓶の生け方を知らなければ、上手に生ける事が出来ないのは当然です。

 

では、チューリップの花瓶生け方とは何でしょうか

①チューリップの長さ

真っ直ぐチューリップは長く、曲がっているものは短く切って生けると

花瓶の曲がりが小さくなり、動きが小さくなります。

 

②1輪は正面を向くように生ける

花は上向きも、下向きも、横に向いた顔もそれぞれ魅力があります。

しかし、全ての花が花の側面しか見えないと花の華やかさを感じる事は出来ません。

やはり花の華やかさを感じて、嬉しい気持ち、楽しい気持、元気な気持ち、優雅な気持ちを感じる事が出来ると思います。

 

従って、1輪は正面が見えるように生け、他のチューリップは横や上下に向けて花瓶に生けるようにするだけで、花の輝きが変わります。

 

以上の様に、花瓶の水を清潔に保ち、花持ちを良くする事

そして、花瓶にチューリップをまとまり良く、華やかに生ける事で満足いく花瓶の花を生ける事が出来ます。

 

そして、もう1つ皆様にお伝えしたい事があります。

それは、もし、このブログを読んでやってみよう!と思って生けて下さっても、納得のいく花を生けれなかったとしたらもう一度花瓶からチューリップを出して1からチューリップを生け直してみて下さい。

 

花には個性があります。

どうしてもこのブログだけではお話ししきれない花それぞれの個性があります。

その為、練習と思い1輪1輪花に向き合い、色々と試しながら花瓶に生けてみて下さい。

 

どんなに沢山の花の生け方をご覧になったとしても、この花と向き合う気持ちがない限り綺麗に生ける事は難しいです。

 

そして、100%納得いかなくても、上手に生けれたところを成功経験として

そして、もし失敗したなと思う所があったらそれも必要な経験として、今生けた花を充分楽しみ

そして花を愛でてあげて下さい。

 

そんな楽しむ気持ちも花瓶が上達するコツでもあります。

 

さて、私も明後日から3月のレッスンがスタートします。

明日はその為の仕入れに市場に行きます。

今月はラナンキュラスの品種であるラックスシリーズと、モロッコシリーズを楽しみたいと思います。

さあ、今月もワクワクの始まり!

皆様にもまた素敵な作品をご紹介したいと思います。

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1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
元フローリストとして花に携わり25年以上。
ロビーに生けた大きい花の感動を忘れる事が出来ず、横浜市泉区の自宅リビングで花教室を開講。
基本を学び、大きい花を自由に生ける事が出来るようになるレッスンをしています。
教室以外にも、音楽に合わせ即興で花を生けたり、企業様向けの花講師をしたり、大きい生け込み装花をするなど様々な形で花の感動、魅力をお伝えしています。

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