こんにちは。
横浜市泉区。1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフューム 相沢 知美です。
今日は、手軽に出来る春の枝物を使った
【フラワーアレンジメント ユキヤナギ】春の枝もの。ユキヤナギを使った鳥かご風のアレンジメント
をご紹介します。
このユキヤナギは、枝に強い動きがあります。
その動きを使って鳥かごを見立ててみたいと思います。
春の花材の準備します
では、まず用意する物を紹介します。
ユキヤナギ、春のお花(チューリップ、スイートピー、ストックなど。どんな花でも良いです)、グリーン、そして花器とオアシス
鳥の羽があれば28番のワイヤーもご一緒にご用意ください。
ワイヤーの色は羽の色に合わせて選ぶとでしょう。
そして、ここでポイントなのが花器とオアシスです。
ポイント1.オアシスの高さは高くカットする
ユキヤナギの枝をアーチ状になるように挿していきますが、この時、オアシスが低いと枝が抜けてしまう可能性があります。
従って、ユキヤナギを3.4㎝くらい深く挿せるようにオアシスを高くカットします。
ポイント2.少し大きめのオアシスの方が綺麗なアーチになります。
花器が小さいと、アーチ型のような円形ではなく、三角形のような直線的なラインになってしまいます。
したかって、直径15㎝以上の正方形のオアシスとそれが入る花器をご用意ください。
ラウンドのデザインで花を活ける
最初に器の淵に沿ってグリーンで1周挿していきます。
次に、サイド、そしてトップとメインの後、全体的なアウトラインに花を入れていきます。
ここまではごく一般的なラウンドの活け方になります。
雪柳の枝の形を生かしデザインを作る
アレンジが完成したら、ユキヤナギを活けています。
ユキヤナギの正面を見つけて、右にそりかえっているものを左に使います。
左に反り返っているものは右に使います。
オアシオアシスと花器の間から枝を入れオアシスの側面に斜めに3.4㎝位深く挿します。
これを左右と前後と合わて4本は入れてください。
後ろに入る枝はどちらの向きでも構いません。
この時、枝ものが4本ないと不安定になってしまい、大きく揺れ動いてしまいます。
従って、このように4本はいれてお互い支えあうようにします。
枝の本数に余裕があるときにはもっと増やしても良いでしょう
そして、アレンジメントの一番頂点の位置で柳が重なり合うようにして、その交差しているところをワイヤーで止める、またはリポンやラフィアで結び、足を長く垂らしても素敵ですね。
ここでポイント
1.ユキヤナギはハサミではなく、折って更に、手前に引くようにすると枝が裂けて水を吸う断面が多くなります。
2.枝が真っすぐなものは少し引っ張るようにして曲げてあげます。もしまっすくで硬いところは茶色の#22番位位の太いワイヤーで部分的に枝に巻いて枝を曲げます。
最後に、羽根の付け根にワイヤーをかけ、羽根をオアシスに挿してあげると春らしいアレンジメントが完成です。
ユキヤナギの枝物で春のアレンジメント作り
5月にはイースターがあります。
イースターのイベントレッスンを考えている花教室にはピッタリのテーマであり
ギフトフラワーとしてお客様にご提供しても喜んでくれそうですね。
その時はユキヤナギの時期は終わっているので、アイビーやスチールグラスなどのようなグリンで作っても素敵なフラワーアレンジメントが出来ると思います。
ブーケット パフュームでは、このような造形的なデザインを取り入れて大きなアレンジメントのレッスンをしています。
花や植物の特長を引き出してあげるともっとアレンジメントの幅も広がり
他にはないデザインのアレンジメントを作ることが出来ます。
是非、ご一緒に植物のもう一つの魅力を探ってみませんか?
こちらの花材は動画でご説明しています。
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