こんにちは。
横浜市泉区。
1mを越す大きいアレンジを基礎から学べるフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢 知美です。
昨日はある方から軽井沢のお土産を頂きました。
近々私に合うという事でご用意して下さったのでしょう。
日帰り旅行の限られた時間の中で、ほんの1分でも5分でも私に時間を使ってくださったことが嬉しくなりました。
秋の造形アレンジメントのレッスン作品をご紹介
9月の大きい花のフラワーレッスンは秋の花々を使い、花の色の豊かさを感じながら葉っぱで造形的なフラワーアレンジメントをレッスンしました。
レッスンでは花のアレンジの仕方は勿論
フラワーアレンジメントの基本の形であるファンというデザインを作りながら
葉っぱの使い方で全く違ったデザインに仕上げてみました。
ブーケットパフュームの大きい花のフラワーレッスンは、基本、応用、応用を繰り返しながら様々な花とデザインに触れフラワーアレンジメントのスキルアップを目指すレッスンをしています。
そこで本日は
【アレンジメント教室 横浜】ダリア、スプレー菊の秋の花と、葉を折った使い方のアレンジレッスン
と言うタイトルで
ファンスタイルを応用した生徒さんにのアレンジメントと
レッスンのポイントなどをご紹介したいと思います。
葉っぱの使い方で基本の形にデザイン性を
レッスンの目的は花の可能性を体感する事
今回の作品の特徴は、葉っぱの使い方1つでとてもデザイン性が高くなることを学んで頂けることでした。
今までもブーケットパフュームのフラワーレツスンでは葉っぱの使い方、枝物の使い方などを学んで頂きながら様々なフラワーアレンジメントに触れて頂きました。
その中で葉っぱや枝もの、花の使い方で躍動感と、生き生きとした植物の姿を表現するアレンジメントの作り方を学ぶことがブーケットパフュームの特徴でもあります。
今回は更にデザイン性が高いフラワーアレンジメントを作って頂き
フラワーアレンジメントの可能性を体感していただく事が目的となったレッスンでした。
花材のご紹介
・バラ(オール4キュート)
・ジニア/オレンジ
・秋色あじさい
・スプレーマム/黄色
・シンフォリカルポス/白い実物
・久留米ケイトウ
・アマランサス(別名:紐ケイトウ)/赤・黄色
・ルテウス(別名:アメリカテマリシモツケ)/葉
・ドラセナ(コンパクター)/茶色の葉
・レッドフォックス/赤い穂
・ニューサイラン/細長い葉
・ダリア(エタニティー・トーチ)/白×紫
・バラ(万華鏡)
・ケイトウ(マーチピンク)
・スプレーカーネーション(モカスイート)
・コニカル/オレンジ実物
・セダム
・秋色あじさい
・タカノハススキ
・コンプラマスチョコ/小さい葉
・ドラセナ
・ニューサイラン/長細い葉
レッスンポイントは空間を作る事
今回のレッスンの最大の特徴は花の上にアレンジされた葉っぱです。
葉っぱは直角に折り、互い違いになるように配置し、格子に見えるようにアレンジをします。
綺麗な格子を作るためには、2つの空間がとても大切になりました。
1つは、
花でアレンジしたファンの形を低く作る事です。
それによって上に3枚の葉っぱで格子を作ることが出来ました。
もう1つは、格子となる葉っぱを出来るだけ直角にすることです。
オアシスに対して90度になるように真っ直ぐに挿し
葉を折るポイントを90度に曲げてます。
これにより葉っぱと葉っぱが重なった時、綺麗な四角形を作ることが出来ます。
しかし、葉っぱも自然な物。
全てが真っ直ぐな葉っは。というわけではありません。
花材として使用したニューサイランはねじれている葉っぱもあるため、そんな葉っぱの微妙な力加減もポイントになりました。
◆関連記事~9月のアレンジメント作品
◆関連記事~2020年9月のレッスンアレンジ
おわりに
今回のレッスンでもとても素敵にアレンジをして下さり、本当に楽しいレッスンとなりました。
様々な作品に触れる中で「この花の扱い方が難しい」「この花の配置を悩んだ」と言った壁にぶつかる事があります。
しかし、ちょっとした花の扱い方、力の入れ方などで問題が解決されることがあります。
そんな時、一瞬で変わる花の姿が私はとても好きです。
「この花を入れたらとても季節感が出た」「華やかになった」
「こんな風に花を使ったらいい感じになった」
そんな風に花が心に感動を与えてくれる一瞬です。
(お持ち帰りの花をアレンジ)
更に、講師としての私は、そんな感動を感じた時の生徒さんの表情の変化や、声のトーンの変化を見る(聞く)事が出来るととても嬉しいです。
「そうそう、その感動を伝えたい」と思うのです。
生徒さんからは私の手は「魔法の手」だそうです。
でもね。それは特別な事でも、私が特殊なわけでもないのです。
何故なら私も昔、花を習っていた時の先生や、見習い時の先輩方の手は私にとって「魔法の手」だったのです。
だから様々な花とデザインに触れる事で貴方の手も「魔法の手」になるのです。
それでは、今月もご参加下さった皆様。ありがとうございました。
10月は更に深い秋を感じて頂ける花でご用意してお持ちしています。
(小さくアレンジしたお持ち帰りの花)