こんにちは。
横浜市泉区 大きな花に特化した造形フラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
本日は
【9月 フラワーアレンジメント】ススキとダリア、コスモス他。秋の花満載/フラワーアレンジメント教室 横浜
と言うタイトルでお届けします。
白いダリアで爽やかなフラワーアレンジメントを
本日は9月の大きなフラワーアレンジメントレッスンがありました。
ススキ、ダリア、コスモスといった秋の花を贅沢に使い
秋の花をたっぷりと満喫する事が出来るフラワーアレンジメントです。
秋の花と言えば、ダリア、ケイトウ、コスモスはとても人気です。
そしてススキ、ワレモコウなどの花も秋には触れたい花ですね。
そして深い色の花が出回るこの季節に、白いダリアとコスモスを使いました。
白い花を使う事でフラワーアレンジメントに爽やかさを演出したのです。
今回のレッスンではそんな「爽やかな秋空」をテーマにレッスンをしてみました。
それでは、大きなフラワーアレンジメントレッスンの花をご紹介します。
花の特長は、秋の野草の花でアレンジメント。
今回のフラワーアレンジメントの特長は、花材として選んだ花です。
秋の花にはコスモスや、ワレモコウ、ススキと言った野草風の秋の花が沢山あります。
どの花も細い茎は繊細で、丁寧に扱う事が大切です。
花に優しく触れる事で優しい気持ち、ゆったりとした気持ちが感じる事が出来ます。
秋風に揺れるような花は見ているだけでその景色が思い浮かびます。
その景色には花の背景に秋空が広がり、花達も爽やかな秋の風、青空を感じ楽しんでいるかのような
そんな秋の景色が頭の中で広がります。
秋にしか味わう事が出来ない旬の花である、コスモス、ワレモコウ、ススキ。
季節の花を手するだけで広がる季節感にワクワク感を感じ、花の世界に浸る事が出来ます。
フラワーアレンジメントで季節の花を使う事は、そんなワクワクや、花から季節の美しさを感じる為です。
どんな風に活けたら花が生き生きとして見えるか。
フンワリと、秋の風が抜けるようなフラワーアレンジメントを体験していただきたい
野草風の花で秋を思いっきり楽しんで頂きたい
そんな想いで秋の野草風の花達を選んでみました。
レッスンポイントは
-花を思い通りの場所に活けるコツ
秋の野草をアレンジするという事で、入れたい場所に花を入れるコツを学んでいただきました。
実は、茎が細い花、動きのある花などは挿す時、花が揺れてしまい花を思い通りに挿せない事があります。
特にコスモスは難しかったと思います。
レッスンでも、小花は皆さんとても時間をかけ、1本1本を丁寧にアレンジしていました。
しかし、そんな茎が細い花、動きのある花でも思い通りの位置に挿せるコツを掴めば花を思い通りにアレンジする事が出来ます。
秋の野草以外では、レースフラワーなどもとても入れたいポイントに挿しにくい花です。
様々な花で使える技を実際にコスモスやサルビアなどの秋の花で学んでいただきました。
-ケイトウの花の配置
ケイトウはオレンジが2本、黄色が1本づつありました。
このような花の本数で色が2色以上ある時はどんな風に花を配置したら良いか迷います。
下から順番に「黄色、オレンジ、オレンジ」が良いのが
「オレンジ、黄色、オレンジ」が良いのか
それとも「オレンジ、オレンジ、黄色」が良いのか、色んな花の配置のパターンが考えられます。
色による花の配置だけではなく、花の大きさも関わるのがアレンジメントのポイントです。
ケイトウの配置について、花を実際にアレンジメントに当てながらその理論を実体験で理解し
美しいアレンジメントの裏付けを確信する事が出来たと思います。
他にも、沢山の事をアレンジしていただきながら学んで頂きました。
花が同じでも、フラワーデザインが変わればそこに新たな学びはあります。
フラワーデザインが同じでも、花が変わればそこに新たな気づきがあります。
花もデザインも同じでも、花の大きさが変わればその時はまた臨機応変に作る事が大切です。
その時、その時で花の魅力を引き出す事を考え、柔軟に花と向き合う事が何よりも大切だという事になります。
講師からの感想
お2人の生徒さんが作ったフラワーアレンジメント。どちらも今後のフラワーアレンジメントにも是非取り入れたい
参考になるポイントがあります。
私の感想と共にお二人の作品の素晴らしい所を皆様にもご紹介させていただきます。
皆様のフラワーアレンジメントにも是非ご参考になさって下さい。
-作品その1。視線の誘導で華やかなフラワーアレンジメントになりました。
花を散らして大きく秋の壮大な景色を思わせるフラワーアレンジメントでとても感動的なフラワーアレンジメントですね。
赤いワレモコウを左右に入れたことで視線が中心の白い花だけではなく、左右のワレモコウにまで行きます。
これはワレモコウの華やかさにつられ自然と視線が誘導された事による効果だと思います。
花を実際より大きく、そして華やかに見せる事が出来とても素晴らしいです。
ケイトウの配置もバランスが良く、秋の華やかな花に酔いしれてしまいます。
-作品その2。物語を感じるフラワーアレンジメントです。
ススキの配置がとても風情を感じる素敵なアレンジメントです。
ダリアの位置や、コスモスの位置、更にワレモコウとイメージを膨らましてアレンジしたことが良く伝わる作品で
作り手の表現したい花を感じる事がアレンジメントになっています。
レザーファンに使い方も非常にきれいで手前に沢山使いアレンジメントが華やかになっています。
更に白いダリアの白さがより際立ってますね。
花1つ1つに物語を感じる、そんなフラワーアレンジメント。とても素晴らしく出来上がっています。
使用した花の種類
本日の大きなフラワーアレンジメントで使用した花材をご紹介します。
沢山の花の種類と、華やかな枝ものとグリンを使う事が出来ました。
花が豊富な秋ならではですね。
・唐胡麻(とうごま)
(ピンク色の美しい枝と、楓の様な葉の形が可愛い枝です)
・ダリア
(白く爽やかで、幾重にも重なる花びらがとても華やかなダリアです)
・ケイトウ
(とても大きなケイトウです。茶系のオレンジと淡い黄色がビロードの様に美しいケイトウです)
・コスモス
(白い花のダリアに合わせて、コスモスも白にしました)
・秋色アジサイ
(爽やかなグリンに紫色のシックな色のアジサイはおすすめです)
・ワレモコウ
(赤茶色の小さな実が沢山ついた華やかな秋の野草です)
・サルビア
(淡いパープルが秋色アジサイと良く合います。)
・ススキ
(秋らしさがとても出る花です。野草の花に良く合います。)
・グレビア
(表が緑色、裏が茶色いリバーシブルで使える大き葉です。秋におすすめです。)
まとめ~新しい秋のフラワーアレンジメントに学びと発見が沢山
今回は動きの強い野草の花や、枝の太いピンク色の枝が魅力の枝物など、新しい花材に触れて頂きしまた。
お二人とも、花を手にし、何処にどんな風に花を活けようか
花を実際にアレンジに当てながら、イメージを膨らませ花を1本1本丁寧に活けていたことが印象的なレッスンでした。
そのイメージが大きく出ているのがススキの使い方ではないでしょうか。
お二人の個性もはっきりと出て、それぞれが持ち味となってフラワーアレンジメントに出ていますね。
ススキの使い方だけでもこんなに違いがある。
フラワーアレンジメントのデザインとは無限にあり
沢山の可能性が詰まっている大きなフラワーアレンジメントは本当に楽しいです。
時折、お互い花を見比べて頂きました。
それは違いを楽しむ事から新たな発見があります。
比べる事は不要ですが、他の作品を見る事で自分のフラワーアレンジメントが広がる事もあります。
そんな想いでお互いの作品を見ていただけたら沢山の学びがあると思います。
私も素敵なお二人の作品に秋を満喫する事が出来とても楽しいレッスンとなりました。
来月もまた、お二人からどんな花が生れるのかを楽しみにしたいと思います。
本日はレッスン、お疲れ様でした。
最後にこちらの写真はお持ち帰り用に作った小さなフラワーアレンジメントです。
ご自宅でも秋のフラワーアレンジメントを満喫してくださいね。
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