こんにちは。
横浜市泉区 大きな花に特化した造形フラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
本日は
「フラワーアレンジメント テクニック・花の配置、入れ方でプロっぽく見える技/フラワーアレンジメント教室」
というタイトルでお届けしたいと思います。
フラワーアレンジメントの基礎からのステップアップ
フラワーアレンジメントを活ける時。
この花を何処に活けようか迷う事が良くあります。
花の配置はフラワーアレンジメントの印象を変える事が出来る重要なアレンジメントテクニックです。
フラワーアレンジメントの基礎を学ぶ初心者の時はラウンドやトライアングルなどと言った形の中に花を収めるフラワーデザインを学びます。
それは、花の長さの感覚を身につけるにはとても重要なカリキュラムです。
例えばラウンドの一番上の花がどのくらいの長さだと横とのバランと良いか・・
前方はどのくらい出ていると綺麗な半円形になるか。
そんな「形を作るためのバランスの良い長さ」の感覚を養う事が出来ます。
その為、花も均等に散らす活け方をする事でアレンジメントのデザインが作りやすくなります。
この様に散らした花の活け方も非常に大事なプロセスになりますが
折角綺麗な花があるのですから少し花の配置、入れ方を変えてプロの技の様なフラワーアレンジメントを作る事が出来たら楽しいです。
それでは、どのような花の配置、入れ方をすると基礎のフラワーアレンジメントからステップアップが出来るのか
お話しをしていきたいと思います。
メインの花の配置、入れ方でプロの様な印象的な花に
まず、最初におすすめする花の配置、入れ方は花をマス(まとまった大きな印象にの花)に使う事です。
一番使いやすいのはメインの花になります。
薔薇、ダリア、芍薬、向日葵など、そのフラワーアレンジメントの中で一番大きな花です。
そのメインの花を中心に2輪~3輪まとめて入れてみる。
たったこれだけの事で花にインパクトが生まれ印象的なフラワーアレンジメントになります。
アレンジのポイントは少し花びらが重なるくらいにするとより凹凸を作る事が出来ます。
しかし、アレンジメントと花のボリュームによっては、間にグリンや小花が入るくらいでも良いでしょう。
どちの場合でも低い花と高い花と高さに凹凸をつける事が大切なポイントです。
この時、一番中心の花が高い方がより好ましいです。
花同士を同じ高さにしてしまうと、フラット印象になってしまうので凹凸をつける事は大切です。
お洒落で一瞬で目を惹くようなフラワーアレンジメントにはインパクトがあり、華やかさがあります。
そんなプロの様なフラワーアレンジメントを作るにはメインの花をまとめて使う。
更に凹凸をつけるという技で一歩近づく事が出来ます。
小花は2:1か3:2で使う
次に、もう1つプロの様なフラワーアレンジメントを作るコツをお伝えします。
それは、花を2:1~3:2に分けて使うです。
同じ花が3本ある時は例えば右に2本、左に1本。
5本ある時は3本、2本と言った様に花を分けてまとめて使う技です。
先程のメインの花もこのように分けて使って見るのも良いですし
他には小花をこの割合に分けて長く伸ばしアレンジするとあまり目立たない小花もとても印象的になります。
例えば、茎に大きな動きがある躍動感ある小花。
花の先端にしなやかな優しい動きがある小花。
それらの花は1本1本散らして使いより、長めに伸ばし2:1又は3:2に分けてアレンジをするとワンランク上のフラワーアレンジメントを作る事が出来ます。
まとめ
このように花の配置、入れ方を少し変えだけで花の印象は変わりプロが作ったようなオシャレなフラワーアレンジメントにすることが出来ます。
更に、様々な花の使い方が出来るようになるとフラワーアレンジメントのバリエーションが増え、益々楽しくなりますね。
花をコンモリとアレンジメントを作りたい時もあります。
例えば、なるべくコンパクトに作って人に差し上げたい時や、狭い場所に飾りたい時。
綺麗な小花を引き立たせるようにフンワリと柔らかアレンジメントにしたい時。
または、花を大きく、華やかに見せたい時。
このように花の配置、入れ方を変えてフラワーアレンジメントを活ける事は花の印象を変える事が出来るだけではなく
花をもっと楽しむ事が出来る可能性が広がる事に繋がります。
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