お正月に春の洋花を飾り、和やかな新年を
こんにちは。
横浜市泉区。1mを越す大きいアレンジを基礎から学べるフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフューム 相沢 知美です。
大掃除をして、一年間の汚れをスッキリさせると、なんだか家の中の空気まで綺麗になった気分になります。
そんな綺麗さっぱりしたお部屋で花に向き合いながら丁寧に花を生け
新しい年を迎える事が出来たら、良い一年のスタートを迎える事が出来そうですね。
本日はチューリップ、スイートピー、フリージアなど、春の洋花3種類で花合わせして、お正月に飾ってみませんか。
花の柔らかい印象、花の大きさのバランス、花の季節感と何処を見ても良く合うこの3つの花の組合せです。
ただし、気になるのはどのくらい長もちするか。
折角だから長く楽しみたい。
お正月中、春の花を飾って楽しみたい。という声にお応えして
それぞれの花の花もちを良くするコツをご紹介したいと思い
本日は
【お正月 花】チューリップ、フリージア、スイートピーの花もちと、お正月中長持ちさせるコツ/フラワーアレンジメント教室 横浜
というタイトルでお話を致します。
おすすめのお正月の洋花。チューリップ、スイートピー、フリージアの春の花
お花には和花と、洋花の2つに分ける事が出来ます。
和花は菊や、松、千両などがあり
洋花には薔薇、チューリップ、スイートピーと言った花があります。
和花は落ち着いた印象がありますが、洋花はカジュアルで、明るい印象があります。
どちらもそれぞれに魅力がありますが、新春を迎えるお正月に飾る花として、花も春の洋花を選んでみては如何でしょうか。
お花屋さんで良く目にするチューリップ、スイートピー、フリージアは手にしやすいお花です。
それぞれの花の魅力を少しだけお話をしたいと思います。
チューリップ
可愛らしいパステル色の他に、シックなパープルや、落ち着いた赤なども、沢山の色があり、気分に合わせて選ぶ事が出ます。
スイートピー
色を吸わせたスイートピーが最近は人気で、チューリップに合わせて選ぶと今までにない色合わせを楽しむ事ができます。
フリージア
一重の花が一般的ですが、最近は八重咲も出回ってます。また、花もちが良く、香りが良いのが魅力です。
ただし、折角お正月の為にご用意したお花でも花が悪くなってくると
花は長持ちしないから・・・と諦めてしまうと思います。
そこで、チューリップやスイートピー、フリージアがどのくらい花持ちするのか
そして、それぞれの花を長もちさせるコツなど、それぞれの花の知識を身に付けて、一日でも長く花を楽しんでみましょう。
春の花を長持ちさせるコツとは。お正月中花もちを良くする3つの方法
では、チューリップ、スイートピー、フリージアの花は平均でどの位花もちするのでしょうか。
目安を知って、花を長持ちさせてみましょう。
チューリップの花は葉っぱの土を落とすのが花もち良くするコツ
《花もち》
チューリップの花持ちはおよそ5日程です。
《花を長もちさせるコツ》
花を長もちさせるコツは、お水につかる葉っぱは取る事。
その時、根元から切る事も大切で、葉と茎の間に土がついている事に気付く事が出来ます。
実は、茎に土がついたまま花瓶に花を挿すと、水が汚れ、バクテリアが発生し、花もちが悪くなります。
その為必ず、葉っぱは茎の根元から切り取り、茎に土がついていたらお水で流してください。
スイートピーは蕾が付いているものを選ぶのが花もちのコツ
《花もち》
スイートピーつぼみの花もちは、蕾もあり、花も沢山ついているものなら7~10日程楽しむ事が出来ます。
《花を長もちさせるコツ》
スイートピーを選ぶ時は必ず先端に蕾が付いているものを探しましょう。つぼみは平たくなっており、他の花より花自体が小さくなっています。
そんな蕾が1輪~2輪ついているものを選ぶと長持ちします。
更に。蒸れに弱いので、花との間隔を開け、通気性を良くする事も大切です。
フリージアは花びらを傷つけないようにするのが花もつのコツ
《花もち》
フリージアは7日程楽しむ事が出来ます。
《花を長もちさせるコツ》
花びらが傷つきやすく、折れてしまうと、花の華やかさ、可愛らしさも欠けてしまいます。
その為、お水を変える時など、テーブルに花を置く時はそっと丁寧に置いてあげて下さい。
お正月の花を飾る時のポイント
本日はお正月の花として、春の洋花をご紹介してきましたが
洋花と、和花の組合せもとても良く合います。
チューリップ、スイートピー、フリージアにグリンの代わりに松を一緒に生けると、一瞬でお正月らしい花になります。
更に、水引があると、華やかさが出来ます。
水引きは、赤、白、などが一般的ですが、ピンク、オレンジ、ゴールド、シルバーと様々な色があります。
花屋さんでお花の色に合わせて選んで、一緒に買う事が出来るので、聞いてみると良いですね。
使い方は、輪にした水引を松につけるととても映えます。
他には、花瓶に巻いて、正面で蝶々結びをするだけでも可愛くなりますね。
水引の使い方は自由です。色々試して楽しむと、お正月が益々楽しみになるのではないでしょうか。
お正月の花の花持ちと長持ちさせるコツのまとめ
これまでチューリップ、スイートピー、フリージアと言ったお正月に飾って頂ける春の花の花持ちと、長く楽しむ為の長もちさせるコツをご紹介してきました。
一般的な、水を変え、切り戻しをする事はわかっていても、それぞれの花の特徴から花を長もちさせるコツがあるという事もこちらのブログで知って頂けたら嬉しいです。
また、今の時期、まだまだ沢山の花があり、その中から好きな花を選ぶ事が花を飾る事の楽しさでもあります。
そんな花選びのご参考に、こちらの記事をご紹介します。
こちらの記事では菊、千両、葉ボタンと言った和花と
カラーやガーベラと言った洋花を中心としたお正月の花をご紹介しています。
それでは、何かとせわしない年末ですが、お花に触れると心に余裕が生まれます。
是非、お正月に花を飾り、素敵な年をお迎えください。