こんにちは。
横浜市泉区 大きな花に特化した造形フラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
本日は
【リンドウ 花】秋に人気の青い花。リンドウでアレンジメント作り/フラワーアレンジメント教室 横浜
と言うタイトルでお届けします。
リンドウは秋を代表する花です。
白、ピンク色、ブルーの花があり、フラワーアレンジメントのカラーに合わせて選ぶ事が出来ます。
また、1本の長い枝に沢山の花が咲き、フラワーアレンジメントに使いやすい花です。
何故かと言うと、長いままのリンドウはボリュームがあり、大きなフラワーアレンジメントに使えばアレンジメントの「芯」として使えます。
芯になる花はアレンジメントの中心もなる大切な花です。
この芯になる花は茎がしっかり太く、存在感がある事が望ましいです。
また、花の節毎に切り分ける事で小さなフラワーアレンジメントに使いアレンジメントにボリュームを出す事も出来ます。
秋の花バラや、ダリアの花の間に細かく切り分けたリンドウを散らすととても効果的に使う事が出来ます。
そんな秋のフラワーアレンジメントにおすすめのリンドウの花ですが、時期や、花の咲き方で印象がとても変わります。
本日は、時期ごとに違うリンドウの花の特長と
アレンジメントにあったリンドウの選び方についてお話をしたいと思います。
リンドウの旬は9月から
そもそもリンドウの開花時期は9月~11月です。
しかし、花屋に出回るのは8月から出まわり、初秋の花として楽しむ事が出来ます。
ですが、8月のリンドウのその多くは花に膨らみがなく、花先がとがっています。
そして、リンドウは丈夫で長持ちする花ですが、夏は蒸れて花や葉が茶色くなりがちです。
しかし、リンドウの本格的な時期になる9月は、花はぷっくら膨らみ、枝事態にもボリュームが出てきます。
ぷっくら花が膨らんだリンドウはとても可愛らしく
更に、花が咲くと花の中が見えて、可愛らしい印象になります。
花が咲く品種と咲かない品種があるリンドウ
リンドウには花が開く品種と、開かない品種があります。
そのため、開かない品種はスレンダーな印象があり、大きなフラワーアレンジメントの「芯」の花として長く使うのにおすすめです。
花が開く品種は芯に使うにはボッテリ重たい印象になりがちです。
そのため、花が開く品種は花の節毎に切り分け、小分けにして使うことでボリュームを出す事が出来ます。
また、小分けにした開いたリンドウは短くし小花のような使い方をする事で
ぷっくら膨らんだ花から、花の黄色い雄蕊が見えてとても可愛いです。
リンドウ以外も、トルコキキョウなどぷっくら膨らんだ花は、花の中の雄蕊が見えると非常に可愛らしい印象になります。
そんな花の可愛い所、綺麗な所を見つけ、その魅力を活かしてあげると花は何倍も輝く事が出来ます。
ハロウィンやブーケにもリンドウはおすすめの花材です
開いた白いリンドウはブライダルブーケにもとてもお勧めです。
秋の純白で清楚なウェディングドレスを着た花嫁様のブーケに使いたい花でもあります。
最後にご紹介する花は
ハロウィンの小さなテーブルフラワーとしてリンドウを使ったフラワーアレンジメントです。
小分けにしたリンドウが可愛らしく楽しい気分になるフラワーアレンジメントに出来上がった作品です。
まとめ
リンドウは長きにわたり私たちに愛されてきた花です。
中にはスプレー咲きや、白に水色が混じった清楚で可愛らしい印象の花など、秋の花を賑やかにします。
秋のシックな色とも合う花であり
花が咲いているか、咲いてないかで印象も変わるリンドウです。
それぞれの特長を生かして、フラワーアレンジメントに使い分けて見てください。
そして手にしたリンドウにどんな花と合わせようか・・
そんな想像を巡らせながら、秋のフラワーアレンジメントを是非お楽しみください。