カスミソウの下処理をしましょう
こんにちは。
横浜市泉区 大きい花のフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームを主宰しています。相沢 知美です。
フラワーアレンジメントや花束を作る時
花が長もち出するように技術を身に付ける事がプロとして大切です。
花を綺麗にアレンジ出来る
綺麗に束ねる事と同じように身につけたい技術です。
そこで本日は と言うタイトルで
【お花 カスミソウ】アレンジメント、花束を作る前の葉っぱの処理。下準備で花が長持ちするプロの技とは
というタイトルで
フラワーアレンジメントや花束を作る時、花が生き生きと見えるプロの技をお伝えします。
カスミソウは綺麗でも、枯れて見える
お花には花から枯れてしまうものと
葉っぱから枯れてしまうものがあります。
実は、カスミソウや他にもヒマワリと言ったお花は、お花は元気なのに葉っぱが先に枯れてしまいます。
その様子は、葉っぱが乾燥し、丸まったようになります。
特に大きい葉っぱから枯れていきます。
そして、葉っぱは枯れていても、不思議な事にお花はとっても綺麗なんです。
何故、カスミソウの葉っぱの処理が大切か
枯れてしまった葉っぱが付いたカスミソウは、どんなに花は綺麗でも枯れた葉っぱがあるだけで花全体が枯れて見えます。
そこで、皆様にカスミソウをフラワーアレンジメントや花束に使う時に、準備として必ずやってほしいのは、葉っぱの下処理です。
カスミソウには大きい葉っぱと、小さい葉っぱがついています。
大きい葉っぱが枯れるととても目立つので、大きい葉っぱだけ使う前に取り除きます。
この葉っぱの下準備をするだけで、カスミソウが生き生きとして見え
一緒に合わせたお花も生き生きと見えるます。
節で折れないようにするカスミソウの葉っぱの処理法
カスミソウの葉っぱの取り方は、葉っぱを下に引きながらそっと取ります。
葉っぱはカスミソウの節についています。
花は、この節の所で折れる事がとても多いいです。
例えば、カーネーション、トルコキキョウなど折れやすいと思った事はありませんか?
これらの花が折れるのが節の所になります。
従って、カスミソウの茎を折らないように葉っぱをとる方法は
葉っぱをひねって取ったり
無理な力を加えたりせずに
葉っぱを下に引くように取る事です。
花の見た目の印象も良くしましょう
花を長もちさせるコツは
・花をしっかり水あげする
・花を乾燥させない
・花の切り口を斜めに切って水を沢山吸えるようにする
などあります。
勿論、どれも必ずやって欲しい事になりますが、花は元気でも印象が「枯れそう・・・」となってはとても残念です。
その為、見た目の印象からも、花を生き生きとさせる事もプロの技として大切だと思います。
まとめ。カスミソウの葉っぱは水あげの時に処理します
カスミソウの葉っぱの下処理についてお話をしてきました。
先日もカスミソウを使い、ブーケットパフュームの大きいフラワーアレンジメントを生けるレッスンをしました。
花市場から仕入れた時、花を水あげする前に、葉っぱを取り除き
その後、新聞に包み、水の中で切り戻しをしました。
一晩そのまましっかり水を吸わせ、レッスンの始まる前に新聞紙をとりましたが、葉っぱの下処理がされたカスミソウは花のフンワリ感が引き立ち、とっても綺麗です。
細い茎も強調され、その先に大きく広がる花がカスミソウの魅力でもあります。
レッスンでは花歴20年以上の知識を様々な角度からお伝えいたします。
皆さまのフラワーアレンジメントにお役に立ちましたら幸いです。