葉っぱの使い方をマスターしましょう
こんにちは。
横浜市泉区 大きい花のフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームを主宰しています。相沢 知美です。
フラワーアレンジメントでは花だけではなく、葉っぱも重要な花材として使います。
しかし、葉っぱはただ入れれば良いだけではなく、葉っぱを効果的にアレンジする事で
フラワーアレンジメントに奥行き感と、表情を作り出す事が出来ます。
そこで本日は
【フラワーアレンジメント 葉っぱの使い方】立体的に葉っぱを使う方法でフラワーアレンジメントが上達
と言うタイトルで
ブーケットパフュームの1mを越すフラワーレッスンで生徒さんに実際にお伝えしている
フラワーアレンジメントに奥行きと表情が生まれる葉っぱの使い方を解説したいと思います。
葉っぱには2つのタイプがあります。
葉っぱには、平面的な葉っぱと立体的な葉っぱ
この2つのタイプがあります。
平面的な葉っぱとは
クッカバラ、カラテア、ゲイラックス、タマシダなどがあります。
大きい葉っぱで言うと、ハラン、アレカヤシ、モンステラなど
1枚の葉っぱが平べったく広がった葉っぱの事です。
(1枚づつ葉っぱを切ったドラセナも平面的な葉っぱです)
そして、立体的な葉っぱとは
ダスティーミラー、ゴットセティアナ、ルスカスなど。中心の茎から複数の葉っぱが四方に広がっている葉っぱです。
平面的な葉っぱの特徴とは
平面的な葉っぱは、立体的な葉っぱと違い、葉に動きが無く、表情が乏しくなりがちです。
それに比べて立体的な葉っぱは、葉っぱが正面、横、斜めと四方に向き広がり表情が豊かです。
このような事から、平面的な葉っぱの上手な使い方とは
立体感を出して使う事と言えます。
葉っぱに動きから表情が生まれ、立体感出る事になります。
動きを出す葉っぱの使い方とは
では、平べったい葉っぱに動きを出すにはどのように使うと良いのでしょうか。
それは、正面を向く葉っぱ、横を向く葉っぱ、斜めに向く葉っぱと葉っぱを様々な向きでアレンジする事で動きが出ます。
そして、この動きが立体感となります。
但し、注意したいのは
葉っぱの向きを変えてアレンジすると、まるで嵐が去った後の様な荒れた印象になってしまいます。
そこでゴットセやルスカスのように立体的な葉っぱを作るように意識します。
そうすると、とまり感や、流れなどが出来、葉っぱが暴れた印象が無くなります。
では、大きいフラワーレッスンでカラテアやアレカヤシを使ったアレンジメントを実際にご覧いただきたいと思います。
もう一枚の葉っぱの表面は上に向いています。
上達には試行錯誤が必要
冒頭でもお話をしまたが、葉っぱはアレンジメントの中でとてもアクセントになる花材です。
葉っぱがある事で花がより自然に生き生きとして見る事が出来
様々な形、色の葉っぱを使う事でアレンジメントの印象が変わるほどです。
その為、奥行き感と、立体感を出す葉っぱの使い方は是非、覚えて欲しい技術になります。
もう一度まとめると
平面的な葉っぱは様々な向きでアレンジする。
アレンジメントの中で、立体的な葉っぱを再現する。
葉っぱが暴れた印象になっていないか、アレンジメント全体を眺める。
葉っぱの使い方を参考にこの3つを意識してみて下さい。