こんにちは。
横浜市泉区 1000㎜²の大きな花に特化したフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
本日は
「グリンのフラワーアレンジメントは葉を沢山使った「鳳凰の舞」というタイトルです」
という事で、こちらのアレンジメントをご紹介しながら、葉の使い方についてお話をしてみたいと思います。
その前に、アレンジメントに使分けている花材からご紹介ましょう。
・《白》ギガンジウム
・《実》蓮の実
・《青》瑠璃玉アザミ
・《青》アガパンサス
・《青》デルフィニウム
・《黄》アマランサス
・《葉》アレカヤシ
・《葉》ナナカマド
・《枝》雲竜柳
夏の花や枝もが沢山使われた季節をかじる事が出来る花達を集めてみました。
この花の中で、このフラワーアレンジメントのデザインを作り出しているのは、アレカヤシと言う葉です。
アレカヤシは大きい物だと葉の部分だけでも70㎝以上ありますが、小さい物は40㎝とあります。
小さい物は花束を作り時に、夏らしい印象にしたい時や
大きく見せたい時などに花の後ろや横に使われます。
そして、大きなアレカヤシはロビーのエントランスや、パーティー会場の花。
他には、開店のお祝用の花としてこれもやはり大きく見せる為と
そして花の後ろに葉を入れる事で前の花が引き立たせる為です。
フラワーアレンジメントで花の
後ろに葉を入れる事を私は「壁を作る」と言ってます。
従ってフラワーアレンジメントのデザインの一部として葉を見せるという使い方ではなく
利便性などの理由で使われる事が多いい葉です。
しかし、アレカヤシの葉は見ての通り柔らかい曲線を描き後ろに垂れ下がってます。
更に、葉の1本1本の間の隙間からは風を感じるような涼しげな印象もあります。
まるでリゾート地の木陰でゆったりしている優雅な気分を感じるのは私だけでしょうか。
そんなアレカヤシの葉をいつもと見方を変え、違う使い方をしてみました。
このアレカヤシを見ていると、まるで大きな鳥が羽を上に持ち上げて腕を振っているように見えます。
そんなイメージからこのフラワーアレンジメントのタイトルを「鳳凰の舞」と名付けました。
「鳳凰」とは中国に昔から伝わる架空の鳥です。
オリエンタルな水色の器にアレンジをして、よりオリエンタルな装いにしました。
いつも花の後ろで隠れていたアレカヤシが、こんなに素晴らしい姿を見せてくれるとは。
魅力を発見できた時はとても嬉しくなりました。
新たな発見
新たな驚き
それがフラワーアレンジメントの楽しさであり
ブーケットパフュームが皆様にお伝えしい事です。
本日は、皆様にアレカヤシの使い方をお話ししました。
ちょっとした葉の使い方でこんなにも印象を変える事が出来ます。
皆様も新たな葉の使い方を見つけてみて下さい。