こんにちは。
横浜市泉区 大きな花に特化した造形フラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
本日は
【秋のアレンジメント デザイン】秋に提案しい花の画像とデザインを作る方法
と言うタイトルでお届けします。
秋のフラワーアレンジメントのデザインが思いつかない
フラワーアレンジメント
フラワー教室のレッスンや、ギフトフラワー、花の活け込みなどフラワーアレンジメントで伝えたい事は
花を通した自然の美しさです。
それは花だけにとどまらず、葉や枝物、実ものといった植物全般から湧き出る個性あふれる美しさ。
そんな花の美しさも、「季節」と結び付くと更なる輝きとなり
感動も大きくなります。
私のフラワーアレンジメントの一番の目標でもある「人に感動を与える花」
季節が変わる度に課題になるのは
秋に咲く花を使いどう見せるか
今までにはない感動を自分自身追及していくのです。
今年の秋のフラワーアレンジメントはどんな花にしよう。
どんな花なら、見てくれる人が新鮮に感じてくれて
今迄とは違う感動をしてくれるだろうかと。
そんな新しい花もポン!と頭に思い浮かぶ時もありますが
行き詰まり思い浮かばない時もあるのではないでしょう。
そこで本日は、フラワーデザインが思い浮かばない時の作り方をお伝えします。
秋のフラワーアレンジメントで貴方が伝えたい事はどんな事ですか?
秋と言う言葉から連想してみましょう。
例えば、私なら「収穫、紅葉、穏やかな陽気、朝晩の冷たい空気、虫の声・・・」など今、頭に思い浮かびました。
その中から、「朝晩の冷たい空気」「虫の声」を選んでみます。
日中は半袖で過ごせますが、朝晩は冷えて薄手の物を羽織りたくなります。
セミの鳴き声が弱くなり、変わりに鈴虫の声え聞こえてきます。
我が家も鈴虫が囲むように鳴り響いています。
ここからは私とご一緒にイメージをしてみてください。
「朝晩のヒンヤリとした空気」からどんなイメージが出るかもう少し想像力を膨らませて見ましょう。
イメージの色は?
流れる空気は?
植物の様子は?を考えたいと思います。
色は朝日や、夕日をイメージしてオレンジや黄色も良いでね。
しかし暖色は暖かさを感じる色です。
ヒンヤリと冷たい印象にはなりません。
冷たい印象を出すには寒色です。
青、紫色の花が寒色なります。
流れる空気には「静」と「動」があります。
暖かさは活発で動きのある印象。いわゆる「動」です。
冷たさは止まった静かな時間。
「静」ではないでしょうか。
植物の様子はこれから陽が出るにしたがって活動的になる1日の始まり、又は活動的に成長した1日が終わった。
植物にとって休息のひと時。
そんな秋の自然の美しさをイメージに表現しましょう。
フラワーアレンジメントは積み木の様です。
イメージや色、花の印象の積み重なりで出来る1つの表現です。
今、頭の中で広がるイメージを組み合わせてみましょう。
花材は秋の花と紅葉した葉、実ものを積極的に選んで
では、秋の朝晩のヒンヤリと涼しく。
ゆっくりとした時間が流れる一時を実際にどんな花で表現してみましょうか。
深い緑と紅葉を使うと秋らしいトーンになりますね。
青いリンドウ、トラの尾などの深い青で「静」と「冷たい空気」を表現したいと思います。
メインの花は、白、くすんだ黄色&オレンジなど如何でしょうか。
白の大輪の八重咲きトルコキキョウの透き通って新鮮な朝の空気のような印象になります。
シックな黄色&オレンジでしたら夕日が沈んで行く秋の空の様です。
グリンのサンキライや実物も使いたいですね。
秋を感じる旬の花や、紅葉した葉、実ものを積極に使い季節感を強調したいです。
デザインのポイントは秋のアレンジメントの動きを決める
ここで秋のフラワーアレンジメントのデザインを考える時のポイントをお話ししたいと思います。
デザインを考える時は、植物の動きを一緒にイメージしましょう。
上に向かってグングンと伸びているのか。
風になぎ倒されて傾いているのか
花壇から溢れ出て沢山の花や葉が横に伸びているのか。
植物と植物が絡まり合いその隙間から花が顔を出しているのか。
様々な植物の動きをきっと想像する事が出来ると思います。
植物の動きも合わせて考える事で全体的にシックリと行くフラワーアレンジメントになります。
秋のフラワーアレンジメント画像紹介
こちらの花材は
・紅葉した葉(プリザーブドフラワー加工)
・ケイトウ
・ネリネ
・秋色アジサイ
心の中に秋の景色を広げてみましょう
ここまでお話ししてきた中で「イメージ」という言葉が沢山出てきたように、イメージから表現したい花を膨らませていく事は大切です。
もし、イメージが膨らまない時は景色を見たり、絵を見たり、雑誌をめくってみたり
ちょっと違う視点からイメージを作るのも一つの方法だと思います。
そして、デザインを考える力はいかに引き出しがあるか
今迄沢山の花や景色を見てきたかも影響しています。
自分の興味がある分野から沢山の刺激をもらう事も役立つ時があるはずです。
まずは好奇心を持って様々な花や花以外の事に触れてみては如何でしょうか。
まとめ
フラワーアレンジメントは自由にデザインする事が出来ます。
いつも同じデザインより花に合わせてデザインを変える事は新たな感動と発見を見つける事が出来ます。
是非、色、花の印象を重ね
植物の動きを作り(活かして)
秋のフラワーアレンジメントを作ってみて下さい。
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