こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
大きいアレンジメントレッスンでガーベラと大きい葉を組み合わせて生けて頂きました。
大きい葉は「オクラレルカ」という長細い葉が束になった葉です。
青々とした葉の色と、シャープなラインが魅力の葉です。
そして、柔らかい質感を生かして、弧を描く事も出来ます。
ご紹介する大きいアレンジメントではオクラレルカを前に2本、後ろに2本
合計4本を使い、奥行きが出るように生けました。
そして、このオクラレルカの葉と葉の間からガーベラがのぞき込むようなとても楽しいアレンジメントが完成しました。
ガーベラをアレンジメントに使う時は、茎がクネクネと動きがある方が動きが表現出来てとても楽しいです。
そして花の向きは正面、上、横と色んな方向を向いている方がガーベラに表情が出来、生き生きとした印象を感じます。
何故なら、全て同じ向きをしていると華やかさは出ますが、無表情な印象を感じてしまうからです。
生花のガーベラを使うならやはり花の表情は感じたいですよね。
その為には流れを作り、アレンジメントの中に自然なまとまり感と華やかさを出す事も大切です。
さて、今回ご紹介したガーベラの大きいアレンジメントは3月に生けて下った作品でした。
3月と言えばイースターという事で、玉子の飾りをアレンジメントの中に使われました。
オクラレルカのみずみずしい葉と合わさって、まるで水鳥が卵を産んだかのようで、このアレンジメントから春の物語を感じます。
絵画を見る時、その人なりに解釈する事が鑑賞の楽しさでもあると聞いた事があります。
このガーベラのアレンジメントも皆様が感じた物語を広げて頂けたら嬉しいです。