こんにちは。
横浜市泉区。
1mを越す大きいアレンジを基礎から学べるフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢 知美です。
枝物アレンジメント、初心者向け生け方解説
秋から冬にかけ、様々な枝物が旬を迎えます。
例えば、冬は紅葉した枝物が花屋さんなどに多く出回ります。
冬は柳や、ドライフラワーになったミツマタなどが多く出回ります。
枝物をフラワーアレンジメントに使う事で、ダイナミックさや
枝先の小さな動きを生かして躍動感のあるフラワーアレンジメントを作る事が出来
1mを越す大きいフラワーでも花材として多く使用します。
そこで、本日は枝物を生ける初心者の方に手軽に枝物を生ける方法として
3本の枝物を使った時の生け方のコツをお伝えしたいと思い
と言うタイトルでお届けします。
この枝物の生け方のコツで、フラワーアレンジメントに奥行きが生まれ
少ない花でも、ダイナミックさと、花の躍動感を伝えることが出来ます。
枝物を生ける時の配置と長さとは
枝物のライブレッスンをした時のアレンジメントで解説します
こちらのフラワーアレンジメントは、インスタライブをした際に知人に花を生けてもらい
私が普段の花レッスンの時の様に指導している模様をライブ中継した時の写真です。
本日はその時に生けてくださった枝物のアレンジメントを使い解説していきます。
今回、奥行きと、躍動感を感じる枝物アレンジメントでは枝物を「何処に配置するか」と、「長さ」が重要なカギになります。
3本の枝物で生ける時の配置
まず、今回は枝物を3本ご用意しました。
たった3本でも十分に枝の存在感を感じるアレンジメントを作る事が出来ます。
しかし、もう少し増やしたい時は5本ご用意ください。
そして、フラワーアレンジメントでは奥行きはとても大切です。
横や縦に花を広げるだけではなく、アレンジメントに奥行きを出すことで立体感のあるフラワーアレンジメントを作る事が出来ます。
その為、今回の様に、少ない枝物を生ける時には枝物と花が一体感を出すためにも奥行き感を出す必要があります。
その方法は枝物を前後にずらしに縦に並べるように配置をする事です。
この写真のアレンジメントでは、奥に真っ直ぐな枝物
1つ手前に左に伸ばした枝物
一番手前に右に伸ばした枝物を配置しています。
枝物アレンジメントを生ける時の枝の長さ
枝物の長さは、アレンジメントのダイナミックさ
躍動感に直接かかわる重要なポイントです。
まず、真ん中の枝物を一番初めに長さを決めます。
花器の高さとのバランスを見て、枝物の長さを決めましょう。
枝物が短すぎても、長すぎてもバランスはとても悪くなります。
もし迷ったら、花器から離れて離れてみる事で全体像が見えます。
次に、1つ手前に配置する枝物は1番目の枝物より短くて良いです。
今回のアレンジメントは長めですが、もっと極端に短くすると他の2本の枝物の動きを強調させることが出来ます。
最後に一番手前に配置した枝物の長さは1番目の枝物と同じか、更にもっと長くしても良いです。
ただし、枝物をこのように大きく傾けて生けるのがポイントです。
今回は矯める事が出来た枝物でしたので、矯める事で、横に伸びるような枝物の動きを表現してみました。
枝物を手で曲げて癖をつける事で、真っ直ぐな枝物に曲線を作ったり、広がりを出す事です。
まとめ。3本の枝物を上手に生ける方法とは
流れのある枝物アレンジメントを作りたい時
少量の枝物でアレンジメントを生けたい時
ダイナミックで躍動感を感じるアレンジメントを生けたい時
などにおすすめの枝物の配置、長さについてご紹介をしました。
但し、皆さんに最後にお話ししたいのは、必ずしもこのようにアレンジをしないといけないわけでもありません。
他にも、枝物の生け方は様々なあります。
例えばこちらの枝物を使ったアレンジメントは片方に枝物をまとめています。
こちらのアレンジメントでは3本横に広がるように生けています。
本日ご紹介した枝物の生け方は1つの例として真似して生けて頂けた嬉しいです。
そして、様々な枝物の生け方をして枝物魅力を感じてみてください。
それでは最後までありがとうございました。