こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
春は花が咲く枝物が沢山出てきます。
ブーケットパフュームの大きいフラワーアレンジメントレッスンでも一番枝物を使ったレッスンをする時期です。
特に2月はコデマリを使ってレッスんしました。
どの作品も本当に素敵なコデマリのアレンジメンでしたが、本日は自由にデザインを選び生けて頂いた2つの作品をご紹介しながら
コデマリの使い方、アレンジメントの作り方のポイントをご紹介したいと思い
【コデマリ アレンジメント 作り方】春の枝物。コデマリを使った大きいアレンジメントの作り方
というタイトルでお届けします。
コデマリとはどんな枝物か
コデマリの切花は2月~3月に最盛期を迎えます。
枝一杯に葉が生い茂り、白い小さな花が咲く春の花木(花が咲く枝物)です。
コデマリアレンジメントの魅力
コデマリは春におすすめの枝物です。
その理由は
1.小さく切り分けてアレンジメントの中に生けるとモコモコ感が可愛い。
更に、花と花の間を埋めるように生けると、生い茂った葉がオアシス(吸収性スポンジ)を隠してくれます。
その為花だけではなく、葉も上手に使ってみましょう。
2.枝を長く使い大きく生ける事が出来る。
コデマリは枝に大きな動きがあります。器の淵に長く生け垂れ下がるようにしても
横、上に向かって長く使って枝ぶりを表現したコデマリのアレンジメントはとても柔らかい印象となりおすすめです。
コデマリの大きいアレンジメント
それでは、1mを越す大きいアレンジメントレッスン受講生様の作品を2つご紹介します。
2つアレンジメントは同じ日にお二人の方がそれぞれ生けて下さった作品です。
1つは横に広がるように、1つは上に伸びるように
それぞれ形が違っていて見ていてとても楽しいです。
コデマリアレンジメントの花材
では、コデマリアレンジメントに使用した花材をご紹介します。
・コデマリ
・ラナンキュラス(大輪のオレンジと赤)/シャルロット
・ラナンキュラス
・ミモザ(黄色い花の枝物)
・アマリリス(赤い大輪の花)
コデマリの使い方、アレンジメントの作り方
長持ちさせるコツ
コデマリは小さな蕾まで咲き、長く楽しむ事が出来る花です。
しかし、弱点は、水が下がりやすいという事です。
水が下がるとは、花に十分水が行き届かず、元気が無くなる事です。
その為、しっかり水分が補給できることが大事です。
コデマリは折って切る
そこで、コデマりをアレンジメントに使う時は、切り口を折って、繊維を裂くようにして
出来るだけ断面を多くします。
細かくコデマリを切って使う時も、枝を長くそのまま使う時は、必ず花ハサミで切るのではなく、折って使いましょう。
コデマリは深く挿す
そして、もう1つ。
オアシス(吸収性スポンジ)にコデマリを挿す時は、他の花に比べて深く挿しましょう。
その時のコデマリの長さにもよりまず
短く切って使う時は2㎝ほど
長く使う時は3.4㎝ほど
ここで挿す深さが浅いと元気が無くなるので注意が必要です。
コデマリを生ける時は向きを見る
アレンジメントは花を挿す時、華やかさを出す事が大切です。
皆さんも、物足りなさを感じるアレンジメントより、花の美しさ、華やかさを感じるアレンジメントを作りたいと思いますよね。
それには、コデマリだけではなく、どんな花を生ける時には1本1本花の向きを見て生ける事が大切です。
特にコデマリは向きによっては花が後ろを向いてしまったり
横を向いてしまい、コデマリの可愛い白い花を感じる事が出来なくなります。
1本1本個性がある枝物です。
花を生ける前に丁寧に花の向きを見てあげてから使うようにしましょう。
コデマリのアレンジメント
本日は春に人気のコデマリのアレンジメントの使い方、作り方をご紹介して来ました。
チューリップやラナンキュラス、フリージアなど春のお花から
バラや百合などどんなお花とも相性が良く、合わせる花を選びません。
勿論、アレンジメントの花材だけではなく、花束の花材使う事も出来ます。
皆さんもコデマリに沢山触れて、花の魅力を生かす生け方をしてみて下さい
最後でありがとうございました。