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横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
春の季節の花、スカビオサは柔らかい花びらが重なり集まったフワフワッとした花です。
沢山ある春の花の中でも早い時期から出回り
スカビオサを市場で見ると春の訪れを感じる花です。
そこで本日は
【花 春】スカビオサで作る春のフラワーアレンジメントと花の基本情報
と言うタイトルでお届けします。
スカビオサの基本知識
名前の由来、原産地
別名「松虫草」(マツムシソウ)ともいう花は、日本固有の花で
南ヨーロッパ、アジア、南アフリカ原産の「スカビオサ」(西洋松虫)は外来種を品種改良した花になります。
花本来の開花時期は3月から10月ですが、切花のスカビオサは12月から出回ります。
色は白、淡い紫色、淡いピンク、赤紫色とあります。
花持ちと花の選び方
花持ちは7日前後。しっかり水あげをしてあげれば長持ちします。
花を選ぶ時のポイントは、茎がしっかり固い物がおすすめです。
何故なら、スカビオサの花は細い茎の割に、花がボッテリと大きく
花の重みで花がお辞儀をしてしまいます。
下を向いてしまうと花のフワフワとした可愛い表情を感じる事が出来なくなる為、出来るだけ茎がピンッと真っ直ぐな花がおすすめになります。
花瓶にスカビオサを飾る時
スカビオサの茎が柔らかい場合は、花の長さに対して高さのある花瓶に生け、花を支えるように生けると良いでしょう。
スカビオサッと春の花の大きいアレンジメント
スカビオサと春の花々を合わせたアレンジメントをご紹介します。
このアレンジメントは大きいフラワーアレンジメントレッスン、短期集中レッスンの受講生様が生けた作品になります。
花材紹介
・オリエンタルリリー(ユリ)
・ガーベラ
・スカビオサ
・スターチス
・サクラコマチ(白い小花)
・カンガルーポー(ピンクの長い花)
・ユキヤナギ(枝物)
スカビオサの生け方
スカビオサは先ほどもお話ししたように、花がお辞儀したように茎が曲がりやすい花です。
そのような曲がった花をいつも通りに生けると花のフワフワとした印象を見る事が出来ないばかりか
花に元気がないように見え、アレンジメントに良い印象を感じなくなってしまいます。
そこで、スカビオサを生ける時は、曲がった方とは反対側に傾けてアレンジすると良いでう。
また、花がお水を沢山吸えるように花を長くして楽しむ事が出来ます。
終わりに。
本日は、受講生様から素敵なコメントを頂きました。
それは
「今日、花の向きの調整をしましたか゛、まるで自分を見つめる時間の様でした」
なんだか嬉しい御言葉です。
自分の事ってわからないことだらけで、ましてや忙しい日々を過ごしている時はその様な事を考える時間も心の余裕もありませんよね。
でも、すこし自分の時間ができたら、花に触れながら自分を見直す事で、癒しになったり、リフレッシュするのだと思いました。