こんにちは。
横浜市泉区 1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
先日、大きいフラワーアレンジメントレッスンで受講生様から
「花を生ける順番は何から生けたら良いのですか?」とご質問を頂きました。
ご質問を頂いた受講生様のようにデザイン性、使用する花材も広がると混乱してくるようです。
また、フラワーアレンジメント初心者の方にとってもまず最初につまづくポイントだと思い
本日は
【フラワーアレンジメント 作り方】花を生ける順番とは。基本から上級者までおすすめの作り方
と言うタイトルでお届けします。
フラワーアレンジメント作り方の基本
レッスンではフラワーアレンジメントの作り方の順番としては
①デザインの高さ、横幅を決め
②デザインの枠を作る「アウトライン」を作り
③メインの花を生け
④空間を埋め
⑤長く使うアクセントの花
の順番でお伝えしていますが
アウトラインを作れる事がとても重要
本当の事を言えば、メインの花から生ける事も
高さを最初に決めるのも、特に決まりはありません。
但し、フラワーアレンジメントを始めたばかりの時は、デザインのイメージが出来ない為、最初にデザインの外枠となる「アウトライン」を作り、イメージを視覚化する事で迷いなく花を生けるので
①高さ、横幅を決める花
②アウトラインになる花
の順番で花を生けます。
従って、イメージがしっかり頭に描かれ
そのイメージに合わせて花を何処に配置すると良いか
長さはどのくらいに切ると良いのかになります。
花の使い方を見抜く
更に言えば
花を見た時にこの花の向きは左に使うと良いな
この花の長さ、大きさはここに使うと良いな
と、花の特徴を掴み判断する事が出来れば何処から花を生けても問題はありません。
現に、私の大きいフラワーアレンジメントレッスンに長く通い
最初は基本の作り方で①~⑤の順番で生けていた方も
次第にその順番にとらわれない作り方が出来るようになっています。
フラワーアレンジメん中級、上級者の作り方
また、下のフラワーアレンジメントの様に、長い葉や枝物をアクセントに使う時の作り方はどうでしょうか。
レッスンでは、
【1】①~⑤の手順で下の半円を生ける
【2】長い葉や枝物を生ける
という順番でお話しています。
しかし、これもまた長い葉や枝物から生け、次に下の半円を作るように生けても問題はありません。
沢山のデザイン、花に触れる
まずは基本の生け方に慣れ
イメージを形にする事ができ
そして、メインの花、埋めに使う花、アウトラインに使う花など
花にあった使い方を決める事が出来るようになったら
フラワーアレンジメントの作り方の応用として、順番を変えて生ける事が自然と出来るようになります。
という事は、様々な花で、様々なデザインのフラワーアレンジメントを作り
経験を重ねる事が大切でもあります。
フラワーアレンジメントの作り方の順番。まとめ
まとめると
フラワーアレンジメント初心者の方でしたら基本の通り
①縦横を決める
②アウトラインを作る
③メはなを生ける
④空間を埋める
⑤アクセントを生ける
ですが、フラワーアレンジメントを作る事に慣れてきたら基本の順番にこだわらず
①高さ、横幅、メイン・・・この中の順番は自由
②アウトライン、空間を埋める・・・この中の順番は自由
③長く使うアクセント
こんな風に基本の作り方から「花に合わせて作る」生け方を目指してみて下さい。
大切なのはアウトライを作りイメージを視覚化する事
同時に花の特徴に合わせ生ける事をが出来るようになれば順番に関係なく作る事が自然と出来るようになります。
それでは本日もありがとうございました。