こんにちは。
横浜市泉区 大きな花に特化した造形フラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢知美です。
茎が柔らかい花はオアシスに挿す時、茎が折れた、切り口が負曲がってしまい「使いにくい」と感じる事があります。そんな花はワイヤーや、セロテープなどを使いオアシスにアレンジする事で花がしっかり挿す事が出来ます。しかも、しっかりオアシスに刺さっている事で花もしっかり水を吸え、花持ちも良くなります。
そこで本日は
【フラワーアレンジメント 挿し方】茎が折れる花。オアシスの挿し方。アネモネ、カラー、チューリップ/フラワーアレンジメント教室 横浜
と言うタイトルでお届けします。
アネモネは指3本でアレンジ
アネモネ、カラー、チューリップなど茎が細くオアシスに花を挿時についつい枝を折ってしまう事があると思います。
折角の花が折れてしまっては、花のデザインが崩れてしまったり
花が少なくなり、寂しいアレンジになってしまったりします。
花の扱い方になれないうちは、1度はある事です。
「私にはフラワーアレンジメントは向いてないんだ」とあきらめないで
今から私がお伝えします、茎が細く、柔らかい
特に、茎が空洞になっているような花の上手な挿し方をマスターして色々な花を使い
フラワーアレンジメントを楽しんださい。
では、まずに、何故、茎を折ってしまうのか。
それは、力の入れ方です。
このような花は、指で押しただけでも簡単につぶれてしまう花です。
従って、1点に力が加わってしまうと、その場所を痛めてしまい、そして折れてしまいます。
まずは、折れないように、指で持つときは親指、人差し指、中指と3本で優しく持ちましょう。
そして、ここからが肝心事です。
茎の切り口は真直ぐにします。
通常、花を挿すときは切り口は斜めに切ります。
しかし茎が柔らかいという事は、切り口がオアシスに当たるとつぶれてしまい、更にオアシスに挿しにくくなってしまいます。
この事に気づかず更にもっと力を入れて最終的に折ってしまう事もあります。
茎が柔らかい花は真直ぐに切りましょう。
茎を指3本で持ち下に向かって力を入れる
なかなか入らないと思うと茎に対して指を閉じる様に強くつまんでしまい更に力が入ってしまいます。
力の入れ方はあくまで下です。
3本の指で軽く茎を支えるように持ち
そして、下に向かって力を入れるのです。
この時、指に神経を集中させ、茎を潰していないか
茎が少しずつオアシスに入っているか指先で確認するように集中しながら挿していきます。
どうしても入らない時の方法
慣れるまでは最初からこの2つの下準備をすると良いです。
切り口フローラルテープを巻いておく。
3㎝~5㎝程巻くことで切り口が硬くなり、挿しやすくなります。
特に、茎の中が空洞の花にお勧めです。
茎の中に枝やワイヤーを入れる。
これは、ヒヤシンス、カラーなど、茎が太く柔らかい花にお勧めです。
入れる茎は、バラの茎位の太さで硬い枝が良いです
茎が細いアネモネなどはワイヤーの24番を入れるのがお勧めです
入れる長さは5㎝位を目安にして花の長さによって変えましょう
補足
茎が柔らかい花を使う時は使用する吸収性スポンジも柔らかい物がお勧めです。
吸収性スポンジの硬さはメーカーによって違いますがオアシス社の場合は3段階あります。
一番柔らかい物が良いですが、もし、大きなアレンジメントを作る時
枝物を長くして一緒にいれるなどの場合は間をとり中間の硬さがお勧めです。
更に、柔らかい茎の花は、花の頭の重さにも耐える事が難しいです。
この場合は、茎を短めに使えか
ヒヤシンスは特に頭である花の所が重くお辞儀をするように茎が曲がってしまうので茎の中に硬い枝を長く入れて支えてあげると曲がりません。
これから春になるにつれて、チューリップ、ヒヤシンス、アマリリスなどの花をフラワーレツスンで使いたくなる季節です。
是非、レッスンや花を楽しむ人生にご活用ください。