こんにちは。
横浜 東京 神奈川の大きい花のフラワーアレンジメント教室
ブーケット パフュームの相沢 知美です。
前回、花屋に勤めたい方に必要なものは何か。資格は必要か・・
ということについて前回ブログを書きましたが
今回はフラワーアレンジメント教室を開講し
フラワー講師となるのに資格は必要か
また、講師としてどんなスキルが必要かということについてお話をしたいと思い
本日は
【フラワーアレンジメント 資格】フラワー講師に資格は必要?。花歴20年。花のプロがお答えします/フラワーアレンジメント教室 横浜
というタイトルでお話を致します。
花講師に花の資格は必要か
まず花の資格というと
国家資格の「フラワー装飾技能師」
そしてフラワーアレンジメント協会の「NFD」は認知度が高く
他にも花の協会、教室独自の資格があります。
まず、調理師や、理容師などは国が定める資格がないと仕事をしてはいけませんが
フラワー講師になるのに国家資格や
そのほか各協会、教室の資格は必要ありません。
実は、私は資格は取りましたが、今ではそれ以上の事を教えています。
それは、今迄の私のフラワーアレンジメントの経験で教える事が出来ています。
では、そもそも国家資格である「フラワー装飾技能師」と「NFD」はどのくらいの技術があるか目安となりますが
それ以外の資格の規定は教室・協会によって差があります。
そして、フラワーアレンジメントの講師の仕事は
カリキュラムであるデザインを考え
そして、アレンジメントの定義を生徒さんに理論的に説明しないといけません。
これは技術を学ぶ資格以外のスキルとなり
資格を取ったからと言って習得できるものではありません。
フラワー技術以外に花講師なる為に必要なスキル
まずフラワー講師はレッスンのデザインを考えなくてはなりません。
材料の予算
レベルに合わせた難易度
そしてトレンドなどにもアンテナを張り、季節感のある作品が生徒さんには喜ばれ
また次回もやりたいと思ってくれます。
そのため、このデザインはお教室にとっては肝になります。
どの教室の先生も試行錯誤をしながらデザインを考えている事と思います。
そして、レッスンではフラワーアレンジメントの技術を説明しないといけません。
それは感覚的な説明ではなく
わかりやすい言葉と形で説明をしていく必要があります。
例えば私のレッスンでは花を挿す深さをセンチで説明するのと同時に
皆さんにより伝わりやすくするために「指で何本分」と説明したり
アレンジメントの奥行き感を出すために「テイクバック」という技術を使いますが
そのテイクバックについて言葉だけではなく
実際に花と器を使い視覚的にも理解をしていただく工夫をしたり
また、花を活ける時の順番は何故この順番に活けるとよいか理論で説明をします。
(更にブーケット パフュームのレッスンでは大きいホワイトボードと色ペンを使いわけながら図式にしてご説明しています)
このように伝えることによって
アレンジメントのイメージを膨らませてあげる事は
作品の出来栄えにも繋がり
そして、生徒さんが技術を理解し、習得してもらう為の重要なことです。
関連ブログはこちら
http://bouquet-perfume.com/3050/
まとめ
資格を持っている事はその方がフラワーアレンジメントの技術を学び
そして努力を積み重ねてきた証にはなります。
しかしアレンジメントの講師になるためには資格で得た技術だけではなく
それ以外にもデザインを考え
そして技術を伝えるスキルが必要になります。
そのスキルはフラワー講師になってからも常に学ぶ姿勢でいることがとても大切です。