こんにちは。
横浜市泉区。1mを越す大きい花のフラワーアレンジメント教室
ブーケットパフュームの相沢 知美です。
今、アトリエでは春のお花がとてもきれいに咲いています。
ラナンキュラスは変わり咲きの物で、その姿が変わるのを楽しみにしていたのですが
こちらのように中のグリンが成長し、大きく開いてきました。
スプレー咲きのラナンキュラスもつぼみが次から次と咲き、市場から買ってきて2週間近くたちますが、まだまだ綺麗に咲いてます。
そんな自宅兼教室のブーケット パフュームに先日起こし下さった生徒さんの作品をご紹介したいと思います。
このアレンジでは、ストレチアの直線的なラインを見せてメリハリのある作品に仕上げる事が目的でした。
真っ直ぐ伸びるストレチアですが、この日のストレチアは少し強い曲がりがあるものでした。
そんな使いにくいストレチアをどのように使ったらイメージのデザインになるか
今回のレッスンでは大きな課題としてご指導させていただきました。
3本のストレチアよく見比べ
どれをどこに使いか
何処で切るか
どの向きで活けるか
頭を働かせ、このストレチアを活けたときをイメージします。
そうなんですね。
フラワーアレンジメントはかなり頭を使います。
少し先を見て作ることも必要ですし
頭の中で絵面をイメージして
そして、組み立てる感覚があります。
まるでパズルみたい・・と思う時があります。
レッスンでは、その方のスキルに合わせて
活ける順番をお伝えします。
そして、同時にポイントを説明します。
その時は大きいホワイトボードが相棒です。
(こちらは以前レッスンに来てくださった方が撮影してくださいました。)
そして、今回のレッスンでは長い枝ものをご用意しました。
それは、とても自由に形が作れて
上から長い枝がおおい被さるような迫力のある柳です。
全ての花を活けたら最後にこの柳を活けていただきます。
難しい~
なんて声も聞こえますが、その先には完成した時の「自分にもできた」という満足感があります。
特に、このような枝を使う時は正解があるわけではありません。
従って、自分がこの柳を見た瞬間のインスピレーションで感じたままに・・
心のおもむくままに活ければよいのです。
枠にはまらない
そしてダイナミックで
伸びやかな作品を作ることが出来る
そんな表現が出来るの大きなアレンジメントの楽しいところです。
折角の大きなアレンジのレッスンです
思いっきり
ご自分の感性を表現してみて下さい。
さて、レッスン後は撮影会をして
限りある命を写真に残し
被写体としてみる作品を楽しんでもらい
最後はお持ち帰り用に小さく活けなおして・・・
今回は、折角のストレチアなので、短く切ってしまうのももったいなく
1本はアレンジメントの中に
2本は長いまま包んでお持ち帰りになりました。
ストレチアはオレンジ色の所が鰐となり、花は紫色の所です。
この鰐と花が3~5個咲きます。
花瓶に長く活けるととても素敵です。
とても長持ちする花なのできっと毎日がとても楽しくなると思います。
特に、寒い冬は花があると心が温まりますね。
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