こんにちは。
横浜 東京 神奈川の大きなドラマチックフラワーアレンジメント教室
ブーケット パフュームの相沢 知美です。
フラワーアレンジメントには様々なデザインがあり
そりデザインに合わせて適した器を選びます。
何故なら、器はデザインの一部であり
アレンジメントのフォルムにもとても影響するからです。
そこで本日は
アレンジメントの目的、置く場所によって変わる器の選び方について
1.四方見、前方見り場合 (エントランス、パーティー会場)
2.奥行きの狭い場所の時 (カウンター、テーブルなど)
3.狭い場所に置く場合 (受付、パウダールーム)
この3つシチュエーションに合わせてお話をしたいと思います。
四方見、前方見の場合
四方見とは、前、横、後から花を見せる場合。360度展開の花の場合です。
この場合は花を沢山使い活けます。
従って、オアシスも大きくないと挿せません。
そのための、器の口が円形の物がオススメになります。
また、前方見は180度の展開のアレンジメントです。
【向いている器】
①コンポート型
②寸胴(バケツ)型
奥行きの狭いカウンターやテーブルの花
奥行きがない場所に置く場合は細長い器を使うと良いです。
【例えば】
カウンターのように立った位置から見る場合は花も高さがあった方が華やかな印象になります。
幅の狭いテーブルの花の場合は横に広がり、高さも低いアレンジメントがおすすめです。
360度の展開、180度展開でどちらでも使えます
しかしし、360度の展開の器の場合は器の幅も少し広いほうが良いです。
【注意】
但し、高さのある器の場合、アレンジメントの重心が高くなります
もしくはトップに重たい花や枝ものが来た場合は安定感が悪くなります。
この場合どちらも転倒の危険が出てきます。
その様な場合は器の底に石や粘土など重たいものを入れて重心を下げると良いです。
狭い場所に花を飾る場合
お料理が並んでいるテーブル。小さな出窓など、スペースが限られている場所でも、ちょこっと花を飾りたい時があります。
そのような場合。
【向いている花器】
足の長く、スマートな形の器
【注意点】
・転倒しやすいため、人がその花に触れる危険がある場合は安定感のある器がお勧めです。
・お水があまり入らない物はこまめに保水をして花の管理をしましょう。
終わりに
花器を選ぶときは花の雰囲気に合わせて色や、材質なども選ぶことでと、貴方が伝えたい花の魅力が見ている人に届きます。
何故ならそれは器でアレンジメントの雰囲気が決まるからです。
例えば、透明感のある花を使った時はその柔らかさを楽しんでもらうのには
透明なガラスの器などを選ぶと様でしょう。
また、楽しい雰囲気ならグリン、オレンジ
クールな印象ならシルバーや黒など
器の色で同じ花を使っていても見る者には新鮮に感じ楽しんでいただけます。
本日お伝えしたアレンジメントのデザイン、置き場所に合わせた器選の際にご参考になさってください。