大きな存在感と、光沢、そして丸いフォルムが人気のモンステラ。
しかし、向きがある、葉の重さで抜けやすいとフラワーアレンジメントの難点もあります。
本日はその難点を克服し、上手にそしてダイナミックな葉の使いかたもご紹介したいと思います。
こんにちは。
横浜市泉区。1mを越す大きいフラワーアレンジメント教室
ブーケット パフュームの相沢 知美です。
女性に人気の葉。モンステラは白い花と合わせればリュスクな印象のアレンジメントに。
華やかな暖色の南国風の花と合わせリゾート風のアレンジメントと合わせる花で印象が変わる便利な葉です。
モンステラの葉の向きを見る
花にも向きがあるように、葉にも向きがありますので、その見極め方
をご紹介したいと思います。
①茎からの葉の曲がり見る
茎に対して、葉が左右にほぼ均等でしたアレンジの正面、または一番見せたいところに使うと良いです。
茎から右に傾いているものは右に、左傾いているものは左が良いでしょう。
②左右のバランスを見る
そして、さらに葉が真ん中の脈から左右のバランスを見たとき、広い方を下にした方が見たときの印象は安定感があります。
左が広いときは左を下に、右に広いときは右を下にといった具合です。
抜け落ちない葉っぱの挿し方
手のひらより、一回り大きなものから、その倍以上の大きさと様々です。
特に大きなモンステラの場合は、抜け落ちる場合が多いいです。
その原因は
①葉が重たいめ
②オアシスに挿す深さが浅いため
と、あります。
特に②は葉がオアシスに当たる、かぶるなど邪魔をして茎の長さは充分あってもつい浅くなってしまいます。
しかし、浅いとその分葉も垂れ下がり更に葉に重みが増し抜け落ちやすくなってしまいます。
葉がオアシスにあたり多少かぶってしまっても深く挿した方がお勧めです。
オアシスに挿す位置
器の淵に沿って挿すには、オアシスの側面に挿すとオアシスの表面を潰さずに花を挿す場所を残すことが出来ます。
立体的に葉をアレンジする方法
モンステラの葉は多少の動きはありますが、。ユーカリや、ハラン、アレカヤシなどのような大きな動きはありません。
そのため、アレンジに活ける時は意識して立体感を出す必要ががります。
例えば、こちらはモンステラを器の淵に使った後は、高さを出し、更にその高さを高低差を出しながら手前、奥と奥行き感も出しています。
後は、モンステラの間に色の違うグリンを入れて爽やかなグリーンアレンジの様に見せたり、小花を入れて華やかさを出すのも良いでしょう。
そして、大きな花を活けるだけでダイナミックなアレンジの完成です。
モンステラの葉っぱの使い方。まとめ
モンステラは乾燥などからも丈夫で、室内のエアコンが聞いたような乾燥した芭蕉でもとても長もちします。
レストランの活け込み、マンションのエントランスなど大きなアレンジメントにとても重宝します。
その為にも、葉の向き、挿し方をマスターして上手にアレンジに取り入れてください。
本日のブログはYouTubeでも解説しています。